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べらぼう|ネタバレとあらすじ全話まとめ!2025年大河ドラマー蔦屋重三郎の挑戦

2025年のNHK大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』。

江戸時代中期、文化が大いに花開いた時代を舞台に、出版業界の革新者・蔦屋重三郎(蔦重)の波乱万丈な人生を描いた本作は、豪華なキャストとドラマティックなストーリーで注目を集めています。

この記事では、『べらぼう』のあらすじ(ネタバレ)を全話まとめていきます。

 

⇒10月19日(日)放送のべらぼうは「第40話

⇒ べらぼう第40話の詳しいネタバレをみる

 

もくじ

『べらぼう』のネタバレとあらすじ全話まとめ

「べらぼう」 あらすじ早見表
1話 2話 3話 4話 5話 6話
7話 8話 9話 10話 11話 12話
13話 14話 15話 16話 17話 18話
19話 20話 21話 22話 23話 24話
25話 26話 27話 28話 29話 30話
31話 32話 33話 34話 35話 36話
37話 38話 39話 40話 41話 42話
43話 44話 45話 46話 47話 最終回

 

べらぼう|第1話「ありがた山の寒がらす」

江戸を襲った大火「明和の大火」。炎が吉原にも迫る中、蔦屋重三郎は幼なじみの花魁・花の井を追って九郎助稲荷へ向かいます。そこには禿(かむろ)のさくらとあやめが稲荷像を守ろうと必死になっていました。重三郎は機転を利かせ像をお歯黒どぶに沈め、花の井たちとともに避難を開始します。途中、親を失った一人の少年を見つけた重三郎は、彼を助け「唐丸」と名付け連れていくことに。

火災から1年半後、復興した吉原で重三郎と唐丸は新たな生活を送りますが、飢えに苦しむ女郎たちの姿が影を落とします。そんな中、重三郎の運命はある知らせによって再び動き始めるのです…。

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べらぼう|第2話「吉原細見『嗚呼御江戸』」

吉原復興に情熱を注ぐ蔦屋重三郎は、新たな策を考えていました。目をつけたのは「吉原細見」の序文。「ここを工夫して、吉原に繰り出したくなる気持ちを盛り上げたい」と意気込みます。

その矢先、長谷川平蔵が花魁・花の井との初対面のために吉原を訪問。平蔵の大盤振る舞いが宴席を盛り上げる一方、重三郎は吉原細見を変えるために動き始めます。重三郎の計画に必要なのは、あの平賀源内の力ですが…。

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べらぼう|第3話「千客万来『一目千本』」

吉原復興を目指す蔦屋重三郎は、新たな挑戦に乗り出します。発行されたばかりの「吉原細見」は評判が良かったものの、重三郎が関わっていると知った駿河屋市右衛門の怒りを買い、厳しく叱責されます。それでも吉原の未来を思う重三郎は、女郎たちの絵姿を花に見立てた豪華な入銀本の制作を計画。

花魁・花の井も協力を申し出、長谷川平蔵の援助を得て準備を進めます。華やかな本作りに挑む重三郎の熱意が、吉原に活気を取り戻す鍵となるのか…。

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べらぼう|第4話「『雛形若菜』の甘い罠」

田安家存続の危機が迫る中、賢丸は兄・田安治察の死を受け、家を守るための決断を迫られていました。治察が亡くなったことで、賢丸に白河松平家への養子話が再び持ち上がります。しかし、田安家を守る覚悟を固めた賢丸は、この話を断る道を選び、動きます。

一方、蔦屋重三郎は、吉原の復興を目指し、新たな計画を立てていました。その計画とは、吉原の花魁たちをモデルにした錦絵を制作し、「一目千本」に続く新たな名物にすること。重三郎は親父たちの協力を得て制作に乗り出しますが、資金調達や花魁たちとの摩擦という壁が立ちはだかり…。

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べらぼう|第5話「蔦に唐丸因果の蔓」

蔦屋重三郎(重三郎)は、吉原の案内書「吉原細見」の更新に取り組みながら、理想の本作りに励んでいました。そんな中、吉原で名高い書物問屋「鱗形屋」から仕事の依頼が舞い込みます。内容は、鱗形屋の「改」として摺り物を制作し、市中に売り出さないか?というもの。しかし、自らの作品が鱗形屋の名義になることに抵抗を感じ、重三郎は決断を迫られます。

その頃、平賀源内が疲れ果てた姿で重三郎の店を訪ねてきました。秩父で鉄の精錬に挑んでいたものの失敗続きで資金難に陥り、相棒の平秩東作が人質に取られる事態に。源内は鉄から炭の商売に切り替える計画を持ち込み…。

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べらぼう|第6話「鱗剥がれた『節用集』」

蔦屋重三郎は鱗形屋の抱えとなり、店を立て直すための本作りを任されます。しかし、明和の大火で資材を失った鱗形屋は現在も経営が厳しく、番頭の藤八からも窮状を知らされることに。次郎兵衛や花の井との会話を通じ、「面白い青本を作れば売れるはずだ」とひらめいた重三郎は、翌朝早く鱗形屋を訪れ、今の青本が「古くさい」と感じる点を指摘。江戸っ子が楽しめる新しい内容を提案し、主人の孫兵衛も賛成します。

しかし、鱗形屋にはどこか不審な影も…。店の奥では怪しい印刷が行われている様子があり、重三郎はその秘密に気づき始めます。果たして、重三郎が掴む真相とは…?

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べらぼう|第7話「好機到来『籬の花』」

蔦屋重三郎(重三郎)は、吉原細見を新たに制作するという大きな挑戦に動き出しました。江戸市中の出版業界で中心的な役割を果たす地本問屋「鶴屋」を訪れ、倍売れる吉原細見を作ると宣言。しかし、地本問屋の仲間に入るためには、宣言を形にする必要があります。吉原の親父たちは、もし重三郎が成功すれば、自前の地本問屋を持てると期待を寄せますが…。

一方で、出版費用を抑え、一冊の価格を半額にしつつ、内容をより充実させるという難題に直面する重三郎。次郎兵衛や蕎麦屋の半次郎と協力し、江戸の男たちが求める細見のニーズを探る中、大見世だけでなく庶民が利用できる女郎の情報も求められていることを知ります。次第に具体的な形が見えてきますが、そこにはさらなる試練が待ち受けていました…。

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べらぼう|第8話「逆襲の『金々先生』」

鱗形屋の偽板事件が収束する中、蔦屋重三郎(重三郎)は新たな戦略に乗り出します。それは吉原細見「籬の花」を用いた大胆な宣伝。西村屋の「新吉原細見」に対抗し、呼び売り隊を率いて太鼓を鳴らしながら「籬の花」を半値で提供、大名跡を襲名した瀬川の記事も掲載されていると売り込みます。その結果、「籬の花」は瞬く間に話題となり、吉原の賑わいを取り戻しました。

一方で、瀬川を目当てに訪れる客が増えたことで、遊女たちの負担も大きくなります。瀬川も体を酷使する中、重三郎からもらった赤本を手に取り、懐かしい思い出に浸っていました…。

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べらぼう|第9話「玉菊燈籠恋の地獄」

吉原と地本問屋が決裂し、蔦屋重三郎(重三郎)は大きな危機感を抱きます。吉原細見が江戸市中で売れなくなれば、遊郭全体の存続に影響が出るかもしれないからです。吉原の親父たちに相談しても、「客を呼ぶ新しい方法を考えろ」と突き放され、重三郎は模索を続けます。

そんな中、重三郎は駿河屋で花魁・瀬川と鳥山検校が親しげに話している場面を目にします。さらに、鳥山が千両を積んで瀬川を身請けしようとしていると知り、焦りを隠せません。瀬川を失えば、吉原の象徴ともいえる存在が消え、大きな打撃になる恐れがあるのです。

身請け話が進む中、吉原の厳しい掟も浮き彫りとなり…。

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べらぼう|第10話「『青楼美人』の見る夢は」

年の暮れ、瀬川の最後の花魁道中が決まりました。吉原の親たちは、この道中に合わせ、花魁たちの錦絵本を作るよう重三郎に依頼します。「金はいくらかかってもかまわない」という意気込みの中、重三郎は瀬川との別れが近いことに複雑な思いを抱きつつ、何か感謝の形を残そうと考えます。

しかし、江戸では重三郎が作った吉原細見『籠の花』が市場から消え、吉原と地本問屋の対立が悪評として広まっていました。「このままでは客が離れる」と不安を感じる重三郎に、須原屋は「まだ修復の道はある」と助言。そんな中、重三郎は吉原の未来を変える新たな挑戦を決意します…。

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べらぼう|第11話「富本、仁義の馬面」

吉原の復興を目指す蔦屋重三郎は、新しい『吉原細見』を携えて親父たちに協力を求めます。しかし、若木屋の与八は重三郎の細見を拒否し、鱗形屋との取引を選択。与八に続いて席を立つ親父たちを目にし、重三郎は窮地に立たされます。さらに、錦絵本『青楼美人合姿鏡』が売れず、重三郎は親父たちから責められます。苦し紛れに在庫を見せ、借金の帳消しを懇願するも拒否される始末。

それでも諦めない重三郎に、吉原で祭りを開催し町を盛り上げるという使命が下されました。果たして重三郎は、吉原復興の糸口を掴むことができるのか…。

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べらぼう|第12話「俄なる『明月余情』」

吉原の夏祭りが迫る中、蔦屋重三郎は祭りを成功させるための準備に動き始めます。前年の祭りが盛り上がらなかった反省から、吉原の親父たちは重三郎に相談を持ちかけますが、そこに若木屋から廻状が。内容は、8月の一か月間「俄」という即興の祭りを開催し、錦絵「青楼俄狂言尽」を売り出すというもの。親父たちは若木屋の出し抜けた行動に憤りを隠せません。

一方、重三郎は秋田藩の平沢常富と出会い、対立がむしろ祭りを盛り上げるきっかけになるとの助言を受けます。この言葉に背中を押された重三郎は、吉原全体を巻き込む一大イベントを企画しようと決意して…。

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べらぼう|第13話「お江戸揺るがす座頭金」

松葉屋の女将・いねが平賀源内を訪ね、小田新之助とうつせみの行方を問い詰めますが、源内は何も知らないと答えます。納得しないいねは、「身代金の代わり」としてエレキテルを持ち去り、源内に波紋を残します。

一方、蔦屋重三郎(重三郎)のもとには、鱗形屋が偽板で「節用集」を売り奉行所に捕まったという報せが届きます。鱗形屋の裏事情を探る中で、高利貸し「座頭金」の存在が浮上。盲人組織が幕府公認で江戸の経済に暗い影を落としていました。番頭・徳兵衛は座頭金の取り立てに追い詰められ、偽板を作っていたことが発覚して…。

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べらぼう|第14話「蔦重瀬川夫婦道中」

幕府による当手入れが始まり、瀬川と蔦屋重三郎(重三郎)の運命が動き出します。疑われた瀬川は鳥山とともに連行され、重三郎も事情を聞こうと詰め寄った末に捕らえられてしまいました。大番屋で重三郎は、瀬川が吉原に心づけをしていたことが問題視されていると知ります。

その心づけを頼んだのは重三郎自身。瀬川を守ろうと罪を引き受けた重三郎は解放されますが、吉原への影響は避けられない状況に。奉行所の動きや親父たちの奔走の中、二人の絆も試されることに…。

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べらぼう|第15話「死を呼ぶ手袋」

蔦屋重三郎は吉原五十間道で「耕書堂」を開き、新たな挑戦を模索していました。親しい人を失った悲しみを抱えながらも、地本問屋の朋誠堂・喜三二から「青本を一緒に作らないか」と誘いを受けます。「重三郎との本作りが楽しい」という喜三二の言葉に励まされ、再び動き出す決意を固めます。

さらに、絵師の北尾政演も協力を申し出て、重三郎のプロジェクトに期待を寄せます。「青本、洒落本、読本の作者求む」と掲示を出し、吉原を活気づける本作りに向けて動き出す重三郎。その一方で幕府では大きな事件が起きて…。

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べらぼう|第16話「さらば源内、見立は蓬莱」

松平武元の急死をきっかけに、江戸城内では田沼意次が関与したのではないかという噂が広がり始めました。徳川家基の死と武元の死を結びつける声も上がり、意次は慎重な行動を取ることを決意します。一方、平賀源内は意次から家基の死に関する調査を終えるよう命じられますが、納得できず、渡された礼金を拒んでその場を去りました。

源内はエレキテルの偽物が出回ったことで信用を失い、住む場所を追われて「不吉の家」と呼ばれる屋敷に移り住みます。そんな中、蔦屋重三郎が源内を訪れ、新作執筆を依頼。元気そうだった源内ですが、次第に意気消沈し…。

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べらぼう|第17話「乱れ咲き往来の桜」

芝居『太平記白石』に登場した貸本屋「本重」が江戸で話題となり、そのモデルが耕書堂の重三郎だと知れ渡ります。「細見を急ぎます!」というセリフが町娘たちの間で流行し、重三郎のもとには本人をひと目見ようとする客が押し寄せる事態に。耕書堂は一躍、時の本屋となっていきます。

しかし、市中の地本問屋たちはこの人気を快く思わず、耕書堂と関わる彫師たちに圧力をかけ始めます。出版の妨害を受ける中、彫師・四五六だけは重三郎の味方となり、こっそり仕事を引き受けるのでした。

そんなある日、かつて花魁・うつせみと共に姿を消した旧友・新之助が、突然重三郎の前に現れます。数年ぶりの再会が、新たな展開を呼び寄せて──。

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べらぼう|第18話「歌麿よ、見徳は一炊夢」

蔦屋重三郎は、唐丸の行方を追い続けていました。ある日、「北川豊章」という名前の男が賭場に現れるという噂を聞きつけ、重三郎はその賭場を訪れます。しかし現れたのは、まるで別人のような年配の男。落胆しながら戻ると、今度は戯作者・喜三二が青本の打ち合わせにやってきます。

重三郎は新年用に十作の執筆を依頼しますが、喜三二は「無理」と渋い顔。そこへ提示されたのは、吉原での「居続け」――特別待遇での執筆環境。喜三二はその条件に目を輝かせ、やる気を見せはじめるのでした。

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べらぼう|第19話「鱗の置き土産」

将軍家治の側室・知保の方が、毒をあおって自害を図るという衝撃的な事件が江戸城で起こります。残された手紙には、「京から亡き御台様に瓜二つの中間を迎えたと聞き、私はもはや徳川には不要の者」と、哀切な想いが綴られていました。命は取り留めたものの、大奥は一気に騒然となります。

実はこの騒動の裏には、次期将軍をめぐる微妙な権力の駆け引きが絡んでいました。知保の方が養母として支えてきた種姫の立場が揺らぎ、それに伴って宝蓮院や白河家も、政争の荒波に巻き込まれていきます。そんな中、田沼意次はただの感情的な自害未遂ではないと察知し、大奥の内情を探り始めます。大奥という密室の中で、女たちの静かなる戦いが幕を開けるのです。

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べらぼう|第20話「寝惚けて候」

将軍継承をめぐる話が進む中、田沼意次は家治の意向として、一橋豊千代を次の将軍に据える考えを治済に伝えます。あえて驚いた様子を見せる治済でしたが、内心ではすでに読み済み。御三家・御三卿の中で適任者が他にいないこともあり、話は静かに進展していきます。

さらに意次は、御台所として田安家の種姫を迎えるという縁組案も提示。ところが豊千代にはすでに薩摩の姫との婚約があり、問題は複雑に。意次は「正室でなければ側室として迎える形に」と提案しますが、その動きが思わぬ波紋を呼ぶことになります。

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べらぼう|第21話「蝦夷桜上野屁音(えぞざくらうえののへおと)」

幕府の財政立て直しを狙い、若き三浦が大胆な提案を持ち出します。それは、蝦夷地(今の北海道)を幕府の天領とし、ロシアとの交易や鉱山開発で利益を得るというもの。田沼意次とその息子・意知は驚きつつも、工藤平助の著書『赤蝦夷風説考』をきっかけに、その可能性に興味を抱き始めます。しかし、領地を召し上げるには正当な理由が必要。意知は自ら調査に乗り出し、松前家の元勘定奉行・湊源左衛門と接触し、裏に潜む抜荷の実態を探り始めます。

一方、吉原では蔦屋重三郎が錦絵『雛形若葉』の再挑戦を試みますが、思うような結果は出ず、鶴屋が仕掛けた政演の作品が大ヒット。その裏で、重三郎は「指図」の重要性に気づき、再び勝負に出ることを決意します。政治と出版、それぞれの舞台で新たな動きが加速し始めるのです。

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べらぼう|第22話「小生、酒上不埒(さけのうえのふらち)にて」

筆を折った戯作者・恋川春町の沈黙が続く中、蔦屋重三郎はその様子を案じつつも、なかなか声をかけられずにいました。春町はかつての酒席での失態を悔い、心を閉ざしていたのです。そんな中、耕書堂では唐来三和の与太話に笑いが絶えず、店内は賑やか。けれども、春町の不在が、どこか空白のように重たく感じられるのでした。

一方、吉原では花魁・誰袖が、重三郎に対して驚きの申し出をしてきます。なんと自身で青本を書き始めたというのです。その上、「抜荷の証」についても何かを企んでいる様子。かつて見せていた艶やかさとはまた違う、誰袖のもうひとつの顔が動き出そうとしていました。

そんな折、春町のもとを訪れた歌麿と喜三二が、ある提案を持ちかけられ——。

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⇒ 恋川春町はいつ処罰された?弾圧の理由や蔦屋重三郎との関係を解説

 

べらぼう|第23話「我こそは江戸一の利者なり」

江戸一の利者」と称されるまでになった蔦屋重三郎(蔦重)は、出版の世界で注目を集める存在となっていました。狂歌集『万載狂歌集』の大ヒットにより名声を得た一方で、吉原の本屋としての立場や周囲との関係には、これまでにない変化が訪れようとしていたのです。

そんな中、重三郎は偶然手にした蝦夷地の絵図に不穏な印を見つけ、ある密貿易の影に気づき始めます。さらに、密かに蔦重を蝦夷の取引へ巻き込もうとする思惑が動き始めており、大文字屋や誰袖の周囲でも謎めいた動きが見え始めていました。

一方、吉原の親父たちとの間にも緊張が走ります。出版の舞台を吉原から日本橋へと移す話が持ち上がり、重三郎は揺れ動きます。吉原という“はずれ”の地に育てられた恩と、出版の中心である日本橋での飛躍。その間で葛藤する重三郎の胸中とは――。

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⇒ 土山宗次郎とは何者?花魁の身請けと転落の真相を解説

 

べらぼう|第24話「げにつれなきは日本橋」

日本橋進出を目指す重三郎は、吉原の仲間たちと手を組み、茶問屋・亀屋の若旦那を立てて丸屋買収を仕掛けます。しかし、通油町の住人たちは「吉原者お断り」の立札を立てて強く抵抗。吉原と日本橋の誇りを懸けた攻防戦が始まります。

一方、一橋邸では意知が蝦夷地を巡る抜荷工作を画策。松前家の家老を抱き込もうと動き出していました。そんな中、重三郎は丸屋の女将・ていの、本にかける真摯な想いに心を打たれ、単なる買収ではない、店を守るための新たな道を模索し始めることに。しかし、理想と現実の間には大きな壁が立ちはだかり…。

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⇒ 蔦屋重三郎の妻『てい』は実在した?史実とドラマ『べらぼう』の違いを解説!

 

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べらぼう|第25話「灰の雨降る日本橋」

蔦屋重三郎のもとに、思いがけない話が舞い込みます。書物問屋・柏原屋から、日本橋の書店・丸屋を買わないかという申し出でした。もとは鶴屋の依頼で手に入れたものの、米の値上がりが予想され、新規出店は厳しいと判断し、手放したいというのです。重三郎はすぐに買う決意をしますが、吉原に関わる者が江戸市中で店を持つのは御法度という壁がありました。

そこで重三郎は、須原屋市兵衛とともに田沼意知のもとを訪ね、蝦夷地の地図と引き換えに、二つの願いを託します。ひとつは蝦夷での商いの許可、そしてもうひとつは、日本橋での開店の後押しです。意知はこれを受け入れ、ついに重三郎の夢が動き出します。

そんな中、江戸には浅間山の噴火による灰が降り始めます。新たな地で、重三郎の挑戦が始まろうとしていました。

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⇒ 浅間山噴火の歴史とは?江戸時代の大災害とべらぼうで描かれる天明の悲劇

⇒ 耕書堂(蔦屋重三郎の店)は日本橋のどこ?現在ーその後の跡地はどうなってる?

⇒ 日本橋丸屋は実在した?蔦屋重三郎が買い取った丸屋小兵衛の店

 

べらぼう|第26話「三人の女」

米の高騰が江戸の町を直撃する中、勘定奉行・松本秀持は、米の収穫不足と市場への影響を老中たちに報告します。浅間山の噴火と冷夏がもたらした不作により、江戸の米価は前年の倍にまで跳ね上がっていました。老中・田沼意次は商人に値下げを命じる策を講じますが、それが実効性を持つかは不透明。ひとまずの時間稼ぎに過ぎないものでした。

一方、蔦屋重三郎も店の米不足に頭を抱えていました。そんななか、彼の前に現れたのは、長年音信不通だった母・つよ。幼い頃に別れた母との再会は、思わぬ波紋を広げていくことになります――。

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⇒ 蔦屋重三郎の母親はどんな人?実の母・津与との関係

 

べらぼう|第27話「願わくば花の下にて春死なん」

蝦夷地をめぐる幕府の動きに、松前家の兄弟と島津重豪が動き出します。彼らは一橋治済を訪ね、田沼意次が進めている「上知」を止めてほしいと願い出ました。治済は初めてその計画を知り、不快感をあらわにします。

一方、田沼屋敷には一人の老人が現れ、「家系図を返してほしい」と訴えます。老人は佐野政言の父・政豊。続いて政言本人も駆けつけ、過去の非礼を詫びました。かつて政言は、田沼家に自家の系図を差し出し、取り立てを願ったことがありました。しかし意次はそのとき不機嫌で、系図を池に捨ててしまっていたのです。

その出来事が、思わぬ形でふたたび表舞台に浮かび上がります。

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⇒ 佐野政言の家系図|田沼家は本当に佐野氏の家臣だったの?

⇒ 佐野政言(まさこと)はなぜ田沼意知を...?世直し大明神と呼ばれた理由

 

べらぼう|第28話「佐野世直大明神」

江戸城・中の間で突如起きた刃傷沙汰。田沼意知が佐野政言に背中を斬られ、深手を負うという衝撃的な事件が発生します。すぐに屋敷へ運ばれた意知でしたが、自らの死を悟り、父・意次に遺言を残します。身請けした遊女・誰袖の行く末を託し、蝦夷での計画は本当は自分の手で成し遂げたかったと静かに語ると、そのまま命を落としました

息子を喪った意次は、悲しみを怒りに変えて叫びます。一方で、政言もまた事件の翌日に牢屋敷で切腹。その知らせは江戸の町に一気に広まり、市中はざわつき始めます。

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⇒ 誰袖の実在モデルは?意知との関係は史実?その後の生涯を解説

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べらぼう|第29話「江戸生蔦屋仇討(えどうまれつたやのあだうち)」

田沼意次の屋敷前に倒れていたのは、遠く蝦夷地から戻った平秩東作でした。命を懸けて彼が持ち帰ったのは、松前家の裏帳簿。そこには幕府に知られたくない密かな蓄財の記録が残されており、田沼意次はこれを手に蝦夷地の上知を実現しようと動き出します。これは、息子・意知の命と引き換えに手に入れたともいえる重要な証拠。意次は家臣・土山宗次郎に命じて、すぐさま幕府に上知を願い出る準備を整えます。

一方そのころ、重三郎は戯作者たちを集めて新たな黄表紙の制作を企てており…。

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べらぼう|第30話「人まね歌麿」

一橋治済から政への誘いを受けた松平定信は、自身の家格の低さと養母・宝蓮院の体調不良を理由に、すぐには首を縦に振りません。定信の生家・田安家は跡継ぎがなく、宝蓮院が亡くなれば取り潰しは避けられない状況でした。治済は、将来息子の家斉が将軍になった際には田安家を復活させると約束し、定信はその言葉に背中を押される形で、公儀の政に加わる決意を固めます。

一方、日本橋の蔦屋重三郎の店は黄表紙ブームで盛況を極めていました。重三郎は次なる仕掛けとして、「入銀で狂歌を載せられる絵本」を企画。新たな参加型出版に乗り出そうとしていました。

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べらぼう|第31話「我が名は天」

天明六年の夏、江戸の空が突如かき曇り、利根川が氾濫。押し寄せる濁流は町をのみこみ、日本橋にも被害が及びました。重三郎の店も例外ではなく、本や板木、米俵を慌てて二階へ運び出す騒ぎに。水が引いたあとの町は、瓦礫とぬかるみで歩くのもままならない有様でした。

そんな中、重三郎は深川の長屋で暮らす小田新之助のことを気にかけます。新之助の家では赤子のとよ坊が生まれたばかり。食料や衣類にも事欠く状況で、重三郎は米と赤子の着物を手に訪ねていき…。

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べらぼう|第32話「新之助の義」

老中を辞した田沼意次に、思わぬ追い打ちがかかります。御三家と松平定信の意見書によって、二万石の領地や屋敷が没収されてしまったのです。しかし、意次は黙って引き下がる男ではありません。

一方で、定信を次の老中にという声が高まるなか、老中の松平康福と水野忠友は、「大奥からの提言」として意次の謹慎を解くことを条件に提示。裏では、政をめぐる駆け引きが静かに始まっていました。意次の逆襲、その幕がゆっくりと上がります。

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べらぼう|第33話「打壊演太女功徳(うちこわしえんためのくどく)」

江戸の町に不穏な空気が立ち込める中、一枚の幟が辻に掲げられました。筆を取ったのは新之助。「政を正せ」という力強い言葉は、貧しさにあえぐ民衆の心に火をつけ、やがて打ちこわしという暴動へと広がっていきます。田沼家御用の米屋が襲撃され、道には米がばら撒かれ、混乱は瞬く間に拡大。城では老中たちが浮き足立つなか、田沼意次だけがただならぬ気配を感じていました。

一方、蔦屋重三郎は、米の代わりに銀を配るという奇策を提案。人々の不安と怒りを抑えるべく、芸人たちを率いて町を練り歩く告知行列を仕立てますが…。

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⇒ 新之助とうつせみの実在モデルとその後は?吉原遊郭と足抜けのリアル

 

べらぼう|第34話「ありがた山とかたじけ茄子」

新之助を失った蔦屋重三郎(蔦重)のもとに、三浦が現れます。打ちこわしの礼として五十両もの大金を手渡されるも、田沼意次の老中復帰はまだ見通せぬ様子。その矢先、みの吉が持ち帰った読売には驚きの報が。新たなご老中には、なんと松平定信が就任していたのです。

若き定信は“吉宗公の生まれ変わり”と称され、庶民たちからは絶大な支持を得ていました。そんななか、蔦屋にも逆風が吹きはじめます。「田沼の手先」と冷やかされ、重三郎の苛立ちは募るばかり。「質素倹約」を掲げる新政と、重三郎の価値観が激しくぶつかっていくのです——。

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⇒ 松平定信は何した人?寛政の改革とその評価、蔦屋重三郎との関係も解説

⇒ 土山宗次郎とは何者?花魁の身請けと転落の真相を解説

 

べらぼう|第35話「間違凧文武二道(まちがいだこぶんぶにどう)」

年が明けて間もない頃、定信のもとに側近の水野為長が新刊の黄表紙を持ち込みます。それは重三郎が手がけた話題作『文武二道万石通』。鎌倉時代を舞台に、忠臣・畠山重忠が文と武の才をもって武士たちを選り分けるという風刺作品でした。しかし、重忠の装束に松平家の家紋が描かれていたことから、定信はそれを自分への賛辞と受け取り、大いに感激。

一方で蔦屋では、黄表紙の売れ行きが爆発的に伸びるも、読者には風刺がまったく伝わらず、皮肉が逆効果になる展開に。重三郎や喜三二たちは、思惑が外れたことに頭を悩ませつつ、次なる一手を探り始めるのでした。

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⇒ 文武二道万石通とは?あらすじや作者・喜三ニと蔦屋重三郎との関わりを解説

⇒ 喜多川歌麿の妻きよは実在した?喜多川千代女との関係は?

 

べらぼう|第36話「 鸚鵡のけりは鴨」

寛政元年の江戸。蔦屋重三郎が手がけた黄表紙『鸚鵡(おうむ)返文武二道』が話題をさらい、前年の『文武二道万石通』とあわせて大ヒットを記録していました。風刺の効いた戯作に、江戸の町人たちは大いに笑い、地本問屋たちもその快進撃に驚きを隠せません。一方、幕府の中枢では、老中・松平定信が政務に忙殺され、まさに改革の真っ只中。そんな中で黄表紙に描かれた自身の姿に激怒し、ついに定信が動きます。

蔦屋に奉行所の役人が押しかけ、『鸚鵡返』『梅鉢』『万石通』の三作は絶版処分に。店内から本が没収されるという異例の事態に、重三郎や戯作者たちは不安を募らせ――。

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⇒ 恋川春町はいつ処罰された?弾圧の理由や蔦屋重三郎との関係を解説

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べらぼう|第37話「 地獄に京伝」

春町と喜三二が去り、重三郎は大きな痛手を負います。信頼する筆が一気に失われ、次なる一手を模索する中で、重三郎は政演に執筆を依頼します。しかし政演もまた筆を取ることをためらい、重三郎の思いは宙に浮いてしまいます。

一方その頃、歌麿には栃木の商人から肉筆画の依頼が舞い込みました。画家としての力を試される大きなチャンスに胸を躍らせ、その喜びをきよに語ります。けれども、松平定信の倹約令や棄捐令が江戸の町を締めつけ、吉原は存亡の危機に…。

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べらぼう|第38話「地本問屋仲間事之始」

蔦屋重三郎(蔦重)は、絵師・喜多川歌麿のもとを訪ねます。そこで目にしたのは、体調を崩して寝込むきよの姿でした。気がかりを抱えつつも、蔦重は鶴屋のとりなしによって、かつてけんか別れした山東京伝(政演)と再会を果たします。

一方その頃、松平定信は平蔵を呼び出し、人足寄場の設立を命じるのでした——。

 

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⇒ 喜多川歌麿の妻きよは実在した?喜多川千代女との関係は?

 

べらぼう|第39話「白河の清きに住みかね身上半減」

蔦屋重三郎は、地本問屋株仲間を組織した薦重の策により、山東京伝(政演)の新作三本を「教訓読本」と銘打って売り出します。その裏で、愛するきよを失った歌麿は、つよとともに江戸を後にしていました。

ところが数か月後、蔦屋のもとに与力と同心が踏み込み、問題の「教訓読本」は絶版を命じられ、薦重と京伝は牢へと連行されてしまい…!

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⇒ 山東京伝の処罰はなぜ?いつ、内容は?寛政の改革と京伝のその後

 

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べらぼう|第40話「尽きせぬは欲の泉」

蔦屋重三郎は、身上半減の刑を受けたのち営業を再開し、執筆を依頼するため山東京伝(政演)のもとを訪ねます。すると妻の菊から、若き滝沢興吉を託されることに。

重三郎は店で手代扱いとして置きますが、興吉は春章(前野朋哉)が連れてきた弟子・勝川春朗と衝突してしまい——。

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⇒ 葛飾北斎と曲亭馬琴の関係!蔦屋重三郎とのつながりは?

 

べらぼう|第41話 「歌麿筆美人大首絵」

蔦屋重三郎(蔦重)は、「海国兵談」で処分を受けた須原屋を訪ねます。須原屋は二代目に店を譲り、自らは引退すると告げました。重三郎は歌麿とともに「婦人相学十躰」の売り出し方を練りますが、その頃つよの身体に異変が起こりはじめ…。

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⇒ 喜多川歌麿の生い立ちや蔦屋重三郎との関係は?カリスマ絵師の生涯

 

べらぼう|第42話のあらすじ

蝦夷地・根室にロシア船が現れたとの知らせが江戸を騒がせます。漂流した日本人を送り届けに来たとされますが、船には通商を求めるオロシャの使節が乗っていました。老中の一部は交渉に前向きな姿勢を見せるものの、松平定信は「断じて許すべからず」と激しく反対します。

その頃、尾張での商談を終えた蔦屋重三郎はある報せを受け…。

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べらぼう|第43話のあらすじ

寛政五(1793)年、蔦屋重三郎は絵師・喜多川歌麿を伴い、吉原の駿河屋を訪ねていました。かつての華やかさを失った吉原をなんとか立て直そうと、重三郎は親父たちと知恵を絞ります。

しかしその裏で、歌麿は自らの表現を追い求め、重三郎との間にわずかな溝が生まれ始めていました。

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べらぼう|第44話のあらすじ

死産によって深く傷ついたていは、心身ともに弱り、蔦屋重三郎もまた気力を失っていました。店の活気が失われるなか、喜多川歌麿が西村屋と組んだとの知らせにも、重三郎は反応を示しません。

沈む蔦屋に現れたのは、駿府出身の若者・重田七郎。七郎が差し出したものに、重三郎とていは再び心を揺さぶられ…。

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べらぼう|第45話のあらすじ

松平定信から一橋治済への復讐計画を持ちかけられた蔦屋重三郎(蔦重)は、心を大きく揺らしていました。かつて定信が戯作者・恋川春町を死に追い込んだことを思えば、手を貸すことなどできません。

しかし「すでに逃れられぬ」と脅された重三郎は、平賀源内の名を使って世を騒がせる策を練ることに。

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べらぼう|第46話のあらすじ

蔦屋重三郎は、新たな絵師たちとともに次なる仕掛けを練っていました。そこへ加わったのは、人物描写に長けた喜多川歌麿

歌麿の筆から生まれる生き生きとした顔の表情に、重三郎はこれこそが求めていた絵だと確信します。勢いづく一同は、芝居小屋で役者の姿を写し取る大作戦を開始…!

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2025年大河ドラマ「べらぼう」のあらすじと見どころ

18世紀半ば、人口100万を超える大都市へと発展した江戸。

主人公の蔦屋重三郎(通称:蔦重)は、江戸郊外の吉原で生まれ、幼くして両親と生き別れ、引手茶屋の養子となります。その後、貸本屋から身を興し、書籍の編集・出版業を始めることに…。

どん底から夢へ、蔦屋重三郎の挑戦

幼少期に両親と生き別れた蔦屋重三郎は、吉原の引手茶屋の養子となり、やがて貸本業(現代で言う図書館やレンタルビデオのような業態)を始めます。その後、自らの力で出版業を立ち上げ、新しいジャンルの書籍を次々と発表し、江戸文化を牽引する存在に。

田沼意次の時代に「江戸のメディア王」として頭角を現しました。

葛飾北斎や写楽との運命的な出会い

重三郎は、後世に名を残す多くのアーティストたちの才能を見抜き、彼らと共にエンターテインメントの新たな形を生み出します。

その中でも、葛飾北斎や東洲斎写楽との関わりは、彼の革新的な出版活動の象徴といえるでしょう。

時代の波に抗い続けた情熱

田沼意次の失脚後、松平定信による寛政の改革が始まると、重三郎は自由な表現を制限され、幕府からの圧力と戦う日々に直面します。それでも彼は創作を続け、江戸の人々に楽しさを届けることをやめませんでした。

あらすじ まとめ

『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』は、江戸時代中期の激動の時代を舞台に、人々に希望と夢を与え続けた蔦屋重三郎の情熱と挑戦を描いた感動の物語です。

豪華なキャスト陣が織りなすドラマチックな展開に注目が集まること間違いありません。この大河ドラマを通じて、江戸文化の魅力やその時代を生きた人々の息吹を感じられるかもしれませんね。

 

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べらぼう|SNSでの視聴者の感想まとめ

『べらぼう』の放送が進むにつれ、SNS上では視聴者の熱い反応が飛び交っています。第9話「玉菊燈籠恋の地獄」では、切ない!との意見が多くみられましたね。

第9話放送後の感想

横浜流星に色恋演じさせたら美しくてべらぼうな破壊力だと心構えがあるのにやはり号泣してしまう…20年越しの想い、なんて優しく切ない二人。繰り返し観ても何度も泣ける

瀬川を応援したい気持ちはあるけど、自分も、いね(水野美紀さん)の説得力に負けた。これが私の大河だって、これを書く脚本家さんがほんと粋だと思う

べらぼうが面白くて何回も見てしまう
まだたった9話なのにクライマックスのような蔦重と瀬川が切ない 横浜流星と小芝風花の過去作品全部見たい 大河に抜擢される役者さんてやっぱりすごいな

『べらぼう』第9話では、横浜流星さんと小芝風花さんの繊細な演技に、多くの方が心を揺さぶられたようですね。恋愛だけでなく、時代背景や登場人物の価値観が丁寧に描かれているからこそ、より深く物語に引き込まれるのではないでしょうか。

第16話放送後の感想

また、最新話『べらぼう』第16話「さらば源内、見立は蓬莱」では、ついに平賀源内が物語から退場。

SNSでは「源内ロス…」「安田顕さんの演技に泣いた」と惜しむ声が続出しました。重厚な演出と、登場人物たちの思惑が交錯する展開に、視聴者の熱量も高まっています。

第22話放送後の感想

べらぼう第22話では、春町の“屁芸”復活が宴会の目玉に。SNSでは「春町先生のぶっ飛び感が最高!」「ツンデレすぎてかわいい」と大反響。断筆からの謝罪&和解シーンも「筆を折ってまで心配してたけど復活してほっとした」と惜しみない賞賛が送られました。

誰袖の“危機フラグ”急上昇

誰袖花魁のスパイ絡みでの振る舞いに、SNSでは「いつのまにこんなに怖くなったの?」「このまま消されるんじゃ…」と不安の声と、さらなる活躍を期待する声が二分する展開に。

蔦重、政と芸の狭間へ。次章への布石か

ラストで蔦重自身が政治・経済の渦中に巻き込まれる布石が登場。SNSでは「蔦重が誰袖や田沼とどう関わるのか注目」「ここから蔦重の器量が真価を問われる展開に?」など期待の声が集まり、物語の重心移動への関心が高まっています。

 

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第32話放送後の感想まとめ

べらぼう第32話では、物語の緊張感が一気に高まり、SNSでも視聴者の熱い感想が飛び交いました。

特に注目を集めたのが、一橋治済(生田斗真)の狂気的ともいえる行動です。自ら変装して打ちこわしの現場に現れ、暴動を煽るような姿に対し、

「怖すぎる」「体張りすぎ」「本当に何者!?」

といった驚きと恐怖が入り混じった反応が多数寄せられました。

「嫌いになっていくのに目が離せない」という声もあり、治済の“憎たらしくも魅力的なヴィラン”としての存在感が強く印象づけられたようです。

また、蔦屋重三郎や新之助たちが民衆の怒りの渦に巻き込まれていく展開にも、多くの視聴者が胸を痛めていました。

「まさか蔦重まで打ちこわしに参加!?」「江戸時代の話なのに、現代の格差と重なる」

と、リアリティのある描写に深く共感する声が広がっています。

さらに、「テレビ画面を打ち壊したくなるような展開だった」「物語の構図が深すぎる」と、強い感情を伴った感想も散見されました。緻密な構成と登場人物たちのぶつかり合いに、視聴者は引き込まれっぱなしといった様子です。

一方、次回(第33話)への期待も高まっており、有吉弘行さんのゲスト出演情報が明かされ、驚きとワクワクも広がりましたね。

 

べらぼうもいよいよ後半戦に突入し、蔦屋重三郎も本領を発揮していく展開が楽しみですね!続いて、べらぼうの脚本を手掛ける森下佳子さんについてご紹介します

 

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『べらぼう』の脚本を手掛けるのは森下佳子

2025年のNHK大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』の脚本を担当するのは森下佳子さん。

べらぼう脚本家

森下佳子さんのこれまでのキャリアと、作品に込められた魅力をみていきましょう。

脚本家への情熱と多彩な経歴

森下佳子さんは大阪府高槻市出身。東京大学文学部を卒業後、リクルートでの編集者時代を経て、シナリオの世界へ飛び込みました。学生時代には自身で劇団を立ち上げ、脚本や演出も手掛けていた情熱の持ち主です。

  • 2000年『平成夫婦茶碗』で脚本家デビュー
  • 2004年『世界の中心で、愛をさけぶ』で脚本賞を受賞
  • 2013年『ごちそうさん』で向田邦子賞を受賞

これまでの作品の中でも、登場人物の心の機微を丁寧に描くスタイルが高い評価を得ています。

 

人間の感情を描き出す名作たち

森下佳子さんが手掛けた作品は、どれも人間の内面に深く迫る描写が特徴です。登場人物の心の機微や複雑な感情を繊細に描き出すストーリーは、多くの視聴者の心を掴んできました。

いくつか作品をチェックしてみましょう。

『世界の中心で、愛をさけぶ』

青春の純愛と悲劇を丁寧に描いたこの作品では、主人公たちが経験する愛と別れの物語を通じて、感動と共感を呼びました。情景描写や会話の中で人間の感情を際立たせる森下さんの脚本力が評価され、大ヒットとなりました。

『白夜行』

犯罪に至る背景や、人間の闇を掘り下げたサスペンスドラマ。冷酷な運命に翻弄される主人公たちの行動に隠された愛憎が深く描かれ、視聴者を引き込む力作です。森下さんの脚本は、登場人物の心理を細かく表現し、物語にリアリティを与えました。

『ごちそうさん』

NHK連続テレビ小説として放送されたこの作品では、「食」をテーマに家族や人々の絆を描きました。森下さんは、日常の小さな幸せや時代背景を丁寧に表現することで、視聴者に温かさと懐かしさを届けました。日本人の心に寄り添った作品として高い評価を受けています。

『おんな城主 直虎』

森下さんが初めて大河ドラマを担当したこの作品では、歴史的資料の少ない井伊直虎という人物を独自の視点で描きました。

主人公の生涯を通じて、人間の強さや葛藤、成長を丁寧に表現。女性が戦国時代をどう生き抜いたのかというテーマを鮮烈に描き出し、視聴者から「心を動かされる」との声が多く寄せられましたね。

特に、直虎と周囲の人々との感情のやり取りがリアルに描かれ、深い共感を呼びました。

これらの作品を通じて、森下さんがいかに感情表現に長けているかが分かります。

 

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再び挑む大河ドラマでの新たな挑戦

森下佳子さんが大河ドラマに挑むのは、2017年『おんな城主 直虎』以来。

登場人物が感じる喜びや悲しみ、怒りや希望を、視聴者にダイレクトに伝えるその森下良子さん脚本術は、『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』にも大いに期待が寄せられる要因の一つです。

森下佳子さんは、制作発表の際に本作への意気込みを語っています。

「調べれば調べるほど、蔦屋重三郎に魅了された」

蔦屋重三郎という人物について森下佳子さんは上のように述べ、彼の生涯を描くことへの期待感を示しました。また、蔦屋重三郎の生涯を通じて

「人が生きる喜びを改めて届けることができたら」

引用:リアルサウンド

との思いを持っていると述べています。江戸時代の文化や人々の生活を丁寧に描くことで、視聴者に感動を与える作品を目指しているとのこと。

森下佳子さんの脚本が、蔦屋重三郎の波乱万丈な人生をどのように描き出すのか、放送が待ち遠しい限りです。

 

以上、今回は、2025年大河ドラマ『べらぼう』のあらすじと見どころ、また脚本を担当する森下佳子さんについてご紹介しました。

このドラマは、豪華な俳優陣の熱演とともに、江戸時代の魅力や文化を存分に感じられる作品です。見終わった後には、歴史や芸術がぐっと身近に感じられるかもしれません。

ぜひご家族みんなで楽しんでみてください!

 

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