2025年のNHK大河ドラマ「べらぼう」では、江戸時代の豪快な人物たちが主人公として登場しますね。
「べらぼう」という言葉からして、波乱万丈な物語が期待できそうです!
この記事では、2025年大河ドラマ「べらぼう」の登場人物とキャスト情報をお伝えします。
2025年「べらぼう」の主人公キャストは?
蔦屋重三郎(つたや じゅうざぶろう):横浜流星
江戸文化の発展を支えた出版業界の革新者。
8世紀半ば、江戸の遊郭・吉原で貧しい庶民の子として生まれた重三郎は、幼くして両親と別れ、引手茶屋の養子になる。その後、吉原大門前に書店を開き、書籍の編集や出版業をスタート。
平賀源内、喜多川歌麿、葛飾北斎、東洲斎写楽など、数々の文化人と交流を深めながら、「洒落本」や「黄表紙」などのヒット作を次々と出版し、33歳の若さで「江戸のメディア王」に成り上がります。
横浜流星
1996年生まれの俳優・モデルで、高い演技力と身体能力が魅力。ドラマ『初めて恋をした日に読む話』や『あなたの番です』で注目を集めています。空手の世界大会で優勝経験があり、ストイックな姿勢が演技にも反映されています。
「べらぼう」のキャスト一覧【重要人物編】
『べらぼう』の物語の中心を担う重要なキャラクターたちをご紹介します。主人公・蔦屋重三郎を取り囲み、物語を動かす鍵を握る人物たちがどのように描かれるのか、キャストのプロフィールとともにチェックしてみましょう。彼らの背景を知れば、ドラマがもっと楽しめます!
田沼意次(たぬま おきつぐ):渡辺謙
幕府の老中。商業重視の政策を推進するが後に失脚。
渡辺謙
日本を代表する俳優で、国内外の映画やドラマで活躍中。
『ラスト サムライ』での世界的な評価をはじめ、『硫黄島からの手紙』や『インセプション』など数々の名作に出演。重厚感ある演技で多くの観客を魅了しています。
喜多川歌麿(きたがわ うたまろ):染谷将太
天才絵師。蔦屋重三郎と共に浮世絵の美人画を手掛ける。
染谷将太
多才な演技力で知られる1992年生まれの実力派俳優。
映画『ヒミズ』で日本人初のヴェネツィア国際映画祭最優秀新人賞を受賞。2020年のNHK大河ドラマ『麒麟がくる』では織田信長役を熱演し、高い評価を得ました。
田沼意知(たぬま おきとも):宮沢氷魚
田沼意次の嫡男。若年寄に昇進し、父の改革を推進する。
宮沢氷魚
1994年生まれの俳優・モデルで、自然体の演技と繊細な表現力が魅力。
ドラマ『偽装不倫』で注目を集め、映画『エゴイスト』では鈴木亮平さんと共演し、鮮烈な愛の物語を演じました。
鱗形屋孫兵衛(うろこがたや まごべえ):片岡愛之助
江戸を代表する地本問屋の主。蔦屋重三郎の師匠でありライバルとなる。
片岡愛之助
1972年生まれの歌舞伎役者。
六代目片岡愛之助を襲名し、伝統芸能の世界で活躍しています。また、ドラマ『半沢直樹』の黒崎駿一役など、テレビや映画でも幅広い演技を披露し、人気を博しています。
平賀源内(安田顕)
発明家・蘭学者。蔦屋重三郎と交流し彼の事業に影響を与える。
安田顕
1973年生まれの俳優。
演劇ユニット「TEAM NACS」のメンバーとして活動し、ドラマ『ハケンの品格』や映画『龍三と七人の子分たち』などで幅広い役柄を演じ、高い評価を得ています。
てい:橋本愛
市中の本屋の娘で、謹厳実直で控えめな性格。蔦屋重三郎と出会い、共に本を愛することで絆を深め、やがて夫婦となる。
橋本愛
1996年生まれの女優。
映画『告白』で注目を集め、NHK連続テレビ小説『あまちゃん』や映画『桐島、部活やめるってよ』などで活躍。近年では、映画やドラマを中心に幅広い作品に出演しています。
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「べらぼう」のキャスト一覧【吉原編】
続いては、華やかで波乱万丈な吉原の世界を彩るキャラクターたちに注目!
遊女や茶屋の主人、引手茶屋を取り仕切る人々など、吉原に関わる登場人物を演じる俳優陣を詳しく紹介します。華麗な衣装と人間模様が絡み合う吉原の魅力を堪能しましょう。
花の井/五代目瀬川(はなのい/ごだいめせがわ):小芝風花
吉原の老舗女郎屋・松葉屋を代表する女郎。蔦屋重三郎の幼馴染。
小芝風花
1997年生まれの女優。
2014年公開の映画『魔女の宅急便』で主演を務め、第57回ブルーリボン賞新人賞を受賞しました。その後、NHK連続テレビ小説『あさが来た』やドラマ『トクサツガガガ』などで活躍し、幅広い役柄を演じています。
誰袖(たがそで):福原 遥
吉原の新興女郎屋「大文字屋」に所属する若手の女郎。のちに吉原を代表する花魁に。蔦屋重三郎に恋心を抱くが…。
福原遥
1998年生まれの女優・声優・歌手。NHK Eテレの『クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!』で「まいんちゃん」として親しまれ、その後、ドラマ『ゆるキャン△』やNHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』で主演を務めるなど、多彩な分野で活躍中。
駿河屋(するがや):高橋克実
吉原の引手茶屋の主人。両親に捨てられた幼い重三郎を養子にして育て上げた。
高橋克実
1961年生まれの俳優・タレント。
1998年のドラマ『ショムニ』でブレイクし、以降、多くのテレビドラマや映画に出演。バラエティ番組『トリビアの泉』では司会を務め、幅広いジャンルで活躍中。
次郎兵衛(じろべえ):中村蒼
駿河屋の実子で、重三郎の義兄。はやりもの好きでおしゃれに敏感、自由気ままな性格で、いわゆる「放蕩息子」。
中村蒼
1991年生まれの俳優。2005年、『第18回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』でグランプリを受賞し、芸能界入り。ドラマ『BOYSエステ』で初主演を務め、映画『恋空』や『BECK』などに出演。2020年のNHK連続テレビ小説『エール』では村野鉄男役を演じました。
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ふじ:飯島直子
蔦重の義理の母で駿河屋の妻。引手茶屋の女将として働きながら、身寄りのない子どもたちを慈しみ育てる一方、実の息子・次郎兵衛を溺愛する。
飯島直子
1968年生まれの女優・タレント。
1980年代にレースクイーンやキャンペーンガールとして活躍し、1991年にバラエティ番組『DAISUKI!』で注目を集めました。その後、ドラマ『智子と知子』や映画『メッセンジャー』などで幅広い役柄を演じ、人気を博しています。
留四郎(とめしろう):水沢林太郎
身寄りのない少年で、駿河屋(高橋克実)のもとで奉公していた。ある出来事をきっかけに、次郎兵衛(中村蒼)が主の五十間道の「蔦屋」で蔦屋重三郎と共に働くことになる。
水沢林太郎
2003年生まれの俳優・モデル。
2017年にドラマ『奥様は、取り扱い注意』で俳優デビューし、2019年には『MEN'S NON-NO』の専属モデルとして活動を開始。ドラマ『俺の話は長い』や映画『ブラック校則』などに出演し活躍中。
鳥山検校(とりやま けんぎょう):市原隼人
盲目ながらも莫大な財を築いた大富豪で、吉原一の花魁・瀬川を1400両で身請けした男。金で全てを手に入れたが、瀬川の心だけは手に入らず、蔦屋重三郎の存在に不安を抱く。
市原隼人
1987年生まれの俳優。小学校5年生の時にスカウトされ、芸能界入り。
2001年、映画『リリイ・シュシュのすべて』で主演を務め、注目を集めました。その後、ドラマ『WATER BOYS2』や『ROOKIES』などで活躍し、幅広い役柄を演じています。
新之助(しんのすけ):井之脇海
御家人の三男坊だが家を出奔し、平賀源内と共に炭売りをしながら暮らす浪人。吉原の松葉屋で女郎・うつせみと運命的に出会う。
井之脇海
1995年生まれの俳優。
9歳で劇団ひまわりに入り、2008年の映画『トウキョウソナタ』で第82回キネマ旬報ベスト・テン新人男優賞を受賞。その後、NHK連続テレビ小説『ひよっこ』や大河ドラマ『おんな城主 直虎』などに出演し、幅広い役柄を演じています。
とよしま:珠城りょう
吉原の女郎屋・松葉屋で、禿や振袖新造を指導する「番頭新造」を務める姉貴分。花の井の身の回りの世話も担う頼れる存在。
珠城りょう
1988年生まれの女優。
2008年に宝塚歌劇団に入団し、2016年に月組トップスターに就任。2021年に退団後、ドラマ『マイファミリー』や『VIVANT』などで活躍しています。
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松葉屋(まつばや):正名僕蔵
代々“名妓”としてその名を江戸中に轟かす「瀬川」を輩出してきた老舗女郎屋“松葉屋”の主。
正名僕蔵
1970年生まれの俳優。1992年に劇団「大人計画」に入団し、舞台を中心に活動を開始。その後、ドラマ『ショムニ』や『HERO』、映画『それでもボクはやってない』などで個性的な演技を披露し、幅広い役柄を演じています。
いね:水野美紀
松葉屋の女将。夫と共に店を切り盛りする。
水野美紀
1974年生まれの女優。1992年、化粧品「コーセー ルシェリ」のCMで注目を集め、ドラマ『踊る大捜査線』シリーズや映画『ガメラ2 レギオン襲来』などで活躍。アクション作品への出演を得意とし、立ち回りシーンも吹き替えなしで演じることが多い。
松の井(まつのい):久保田紗友
吉原遊郭の最高位の遊女「呼出(よびだし)」であり、花の井(小芝風花)を凌ぐ存在。客の指名を受けると、禿(かむろ)や振袖新造(ふりそでしんぞう)を従えて引手茶屋まで迎えに行く「花魁道中」を行う。
久保田紗友
2000年生まれの女優。2013年、BS-TBSドラマ『神様のイタズラ』で主演を務め、注目を集めました。その後、NHK連続テレビ小説『べっぴんさん』やドラマ『過保護のカホコ』などに出演し、幅広い役柄を演じています。
扇屋(おうぎや):山路和弘
松葉屋とともに吉原を取りまとめる女郎屋“扇屋”の主。俳句、和歌、画などをたしなむ教養人で、女郎たちにも和歌や書を習わせ、名妓を育てた。
山路和弘
1954年生まれの俳優・声優・ナレーター。1979年に劇団青年座に入団し、舞台、映画、テレビドラマなど幅広い分野で活躍。声優としては、ジェイソン・ステイサムやヒュー・ジャックマンなどの吹き替えを担当し、高い評価を得ています。
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大文字屋(だいもんじや):伊藤淳史
新興勢力の女郎屋“大文字屋”の主。経費削減のため、女郎に安いカボチャばかり食べさせたことから“カボチャ”のあだ名を持ち、“ドケチ”として江戸中に知られる。
伊藤淳史
1983年生まれの俳優。子役として活動を始め、フジテレビ系バラエティ番組『とんねるずのみなさんのおかげです』の「仮面ノリダー」コーナーでチビノリダー役を演じ、知名度を上げました。その後、ドラマ『電車男』や『チーム・バチスタ』シリーズで主演を務め、幅広い役柄を演じています。
半次郎(はんじろう):六平直政
五十間道、茶屋・蔦屋の向かいにある蕎麦屋“つるべ蕎麦”の主。幼いころから蔦屋重三郎や次郎兵衛を見守ってきた。
六平直政
1954年生まれの俳優。武蔵野美術大学彫刻科を卒業後、劇団「状況劇場」を経て「新宿梁山泊」の旗揚げに参加。 映画『シコふんじゃった。』やドラマ『TRICK』シリーズなど、多数の作品で個性派俳優として活躍。
また、彫刻家としての才能も持ち、アクセサリー制作を趣味としています。
うつせみ:小野花梨
吉原の老舗女郎屋「松葉屋」に所属する中堅の遊女。「座敷持ち」として自らの客を接待する座敷を持つ。松の井、花の井に次ぐ地位にあり、幼少期から吉原で遊女として生きてきた。ある出会いをきっかけに、その人生が大きく変わることになる。
小野花梨
1998年生まれの女優。2006年、ドラマ『嫌われ松子の一生』で子役としてデビューし、以降、映画『南極料理人』やドラマ『鈴木先生』などに出演。2022年公開の映画『ハケンアニメ!』での演技が評価され、第46回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞しました。
志津山(しづやま):東野絢香
玉屋の座敷持ち。蔦屋重三郎が初めて手掛けた本『一目千本』では、吉原の名だたる遊女たちが花に見立てられて紹介されており、志津山もその一人として登場する。
東野絢香
1997年生まれの女優。大阪府出身。幼少期からテレビや映画に親しみ、8歳で女優を志す。高校時代には演技を学び、卒業後に上京し、トライストーン・アクティングラボに入所。2019年、ドラマ『猪又進と8人の喪女〜私の初めてもらってください〜』でテレビドラマ初出演。2020年、NHK連続テレビ小説『おちょやん』で岡田みつえ役を演じ、注目を集める。以降、ドラマや舞台で幅広く活躍中。
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ちどり:中島瑠菜
吉原遊郭の最下層に位置する「河岸見世(かしみせ)」の遊女屋「二文字屋(にもんじや)」で働く遊女。不器用で客をうまく立てられず、行き場を失い河岸見世に身を落とす。そこで、ある遊女に命を救われることになる。
中島瑠菜
2006年生まれの女優。2021年、松竹グループ合同大型女性オーディション『松竹 JAPAN GP GIRLS CONTEST』でグランプリを受賞し、芸能界入り。ドラマ『祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録』や映画『なのに、千輝くんが甘すぎる。』などに出演し、注目を集めています。
きく:かたせ梨乃
かつて吉原の遊女であったが、年季が明けた後、場末の遊女屋「二文字屋(にもんじや)」の女将となる。最下層で生きる女たちに手を差し伸べようと腐心する蔦屋重三郎に心を動かされる。
かたせ梨乃
1957年生まれの女優。
大学在学中にCMモデルとしてデビューし、テレビ番組『11PM』にカバーガールとして出演。その後、ドラマ『大江戸捜査網』で女優デビューし、映画『極道の妻たち』シリーズなどで活躍中。
りつ:安達祐実
吉原の女郎屋・大黒屋の女将で、吉原を取りまとめる一人として蔦重の後見役を務める。後に女郎屋を廃業し、芸奴の見番となり、蔦重の出版活動にも大きな影響を与える。
安達祐実
1981年生まれの女優。2歳で子役デビューし、1994年のドラマ『家なき子』で主演を務め、一躍注目を集めました。その後も映画や舞台で幅広く活躍し、2021年にサンミュージックプロダクションを退所し、独立。
朝顔(あさがお):愛希れいか
幼少期の蔦重に赤本を読み聞かせ、本の世界の楽しさを教えた元・松葉屋の高級女郎。体を壊し、現在はきくのもとに身を寄せているが、貧しさに苦しむ日々を送る。
愛希れいか
1991年生まれの女優。
2009年に宝塚歌劇団に入団し、月組トップ娘役として活躍。2018年に退団後、舞台『エリザベート』やドラマ『青天を衝け』などで幅広く活動しています。
しげ:山村紅葉
大文字屋の遣手で、誰袖のお目付け役。仕置き棒を手に、蔦重への恋心を寄せる誰袖の行動を厳しく見守る存在。
山村紅葉
1960年生まれの女優。推理作家・山村美紗の長女として京都市に生まれ、早稲田大学政治経済学部を卒業後、国税局に勤務。その後、母の作品を中心に数多くの2時間ドラマに出演し、「2時間ドラマの裏女王」と称される。
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「べらぼう」のキャスト一覧【出版業界編】
蔦屋重三郎が活躍する出版業界で登場するキャラクターたちを紹介します。彼のライバルとなる出版人や本屋の主人たちが、どのようにドラマに登場するのか注目です。彼らを演じる俳優陣のプロフィールを通して、物語の深みを探ってみましょう。
⇒ べらぼうキャスト相関図【出版業界・文化人・芸術家編】はこちら!
須原屋市兵衛(すはらや いちべえ):里見浩太朗
江戸の老舗書店の主人。出版業界で蔦屋重三郎と関わりを持つ。
里見浩太朗
1936年生まれの俳優・歌手。
1956年、映画『仮面の忍者 赤影』で主演を務め、以降、時代劇を中心に活躍。テレビドラマ『水戸黄門』では、2代目佐々木助三郎役や5代目水戸光圀役を演じ、幅広い世代から親しまれています。
西村屋与八(にしむらや よはち):西村まさ彦
地本問屋の主人。蔦屋重三郎と共に出版事業を展開。
西村まさ彦
1960年生まれの俳優。富山県出身。1994年、ドラマ『古畑任三郎』の今泉慎太郎役で注目を集め、以降、映画『ラヂオの時間』やドラマ『やまとなでしこ』などで幅広い役柄を演じています。2017年に本名の西村雅彦から西村まさ彦に改名しました。
平沢常富(ひらさわ・つねまさ)/朋誠堂喜三二(ほうせいどう・きさんじ):尾美としのり
秋田藩士で江戸城留守居役。吉原を舞台に戯作作家としても活躍し、蔦屋重三郎の協力者となる。
尾美としのり
1965年生まれの俳優。1978年、映画『火の鳥』でデビューし、以降、映画『転校生』やドラマ『あまちゃん』などで幅広い役柄を演じています。実力派俳優として、映画やテレビで多くの話題作に出演中。
小泉忠五郎(こいずみ ちゅうごろう):芹澤興人
浅草の本屋で、吉原細見の改訂作業を請け負う。蔦屋重三郎が吉原細見の仕事を始める以前からこの業務に携わり、後に版元として『松のしらべ』などを出版。
芹澤興人
1980年生まれの俳優。静岡県出身。中央大学文学部哲学科を卒業し、中学・高校の教員免許を取得しています。2006年、ドラマ『仮面ライダーカブト』でデビューし、2009年には映画『最低』で主演を務め、第10回TAMA NEW WAVEでベスト男優賞を受賞。以降、映画『舟を編む』やドラマ『おんな城主 直虎』など、多数の作品に出演。
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藤八(とうはち):徳井 優
地本問屋・鱗形屋で番頭を務める古参。明和の大火で板木を失い苦境に陥った店の再建を目指し、ある策を練る。
徳井優
1959年生まれの俳優。
大阪府大阪市出身。1978年、映画『日本の黒幕』でデビュー。その後、映画『ファンシイダンス』やドラマ『ケイゾク』など、多数の作品に出演し、名バイプレイヤーとして活躍しています。
鱗形屋長兵衛(うろこがたや ちょうべえ):三浦獠太
地本問屋・鱗形屋孫兵衛の長男で跡取り息子。赤本や青本を手がける江戸の本屋の伝統を誇りに思う若者。
三浦獠太
1997年生まれの俳優。プロサッカー選手・三浦知良とタレント・三浦りさ子の長男として東京都に生まれる。2019年、ドラマ『グランメゾン東京』で俳優デビューし、以降、ドラマ『顔だけ先生』や『未来への10カウント』などに出演。
鶴屋喜右衛門(つるや きえもん):風間俊介
江戸の地本問屋をまとめるリーダー的存在で、蔦屋重三郎と対立。草双紙や錦絵でヒットを生み出しつつ、山東京伝など若手才能をプロデュースし、一時代を築く。
風間俊介
1983年生まれの俳優・タレント。1997年にジャニーズ事務所に入所し、1999年のドラマ『3年B組金八先生』で注目を集めました。その後、ドラマ『それでも、生きてゆく』やNHK連続テレビ小説『純と愛』などで幅広い役柄を演じています。2023年12月31日をもってジャニーズ事務所を退所し、フリーランスとして活動を続けています。
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「べらぼう」のキャスト一覧【幕府・徳川家編】
次は、『べらぼう』の舞台である江戸時代を動かした、幕府や徳川家のキャラクターをピックアップ。
田沼意次や徳川家治など、歴史上の重要人物を演じるキャストのプロフィールを紹介します。政界の駆け引きや権力争いを描く登場人物の魅力をお届けします。
⇒ べらぼうキャスト相関図【幕府・徳川家編】はこちら!
田沼意致(たぬま おきむね):宮尾俊太郎
田沼意次の甥で、西の丸目付を経て一橋家の家老に就任。一橋治済の子・豊千代を11代将軍に擁立するため、田沼と一橋家をつなぐ役割を果たす。
宮尾俊太郎
1984年生まれのバレエダンサー・俳優。北海道根室市出身。14歳からバレエを始め、フランスのロゼラ・ハイタワー・バレエ学校に留学。2004年、Kバレエカンパニーに入団し、2015年にプリンシパルに昇格。その後、テレビドラマやミュージカルにも出演し、幅広い分野で活躍しています。
三浦庄司(みうら しょうじ):原田泰造
備後国福山藩出身の農民から田沼家の用人となり出世。田沼意次の側近として、意知や松本秀持と共に政策立案に携わる。
原田泰造
1970年生まれのタレント・俳優。お笑いトリオ「ネプチューン」のメンバーとしてバラエティ番組で活躍し、俳優としてもドラマ『篤姫』や『龍馬伝』などに出演。幅広い役柄を演じています。
長谷川平蔵(はせがわ へいぞう):中村隼人
かつて「本所の銕」と呼ばれた青年時代を過ごすが、後に火付盗賊改役として活躍。犯罪者たちを取り締まる腕前と庶民からの信頼を得て、「平蔵様」と慕われる存在となる。
中村隼人
1993年生まれの歌舞伎役者・俳優。二代目中村錦之助の長男として生まれ、2002年に歌舞伎座で初舞台を踏みました。以降、歌舞伎のみならず、ドラマ『大富豪同心』シリーズなどで幅広く活躍しています。
清水重好(しみず しげよし):落合モトキ
10代将軍・家治の弟で、御三卿・清水家の初代当主。家基の急逝により、将軍継承問題で御三卿の立場が揺れる中、注目を集める存在となる。
落合モトキ
1990年生まれの俳優。4歳でスカウトされ、1996年から子役として活動を開始。ドラマ『やっぱりさんま大先生』や映画『桐島、部活やめるってよ』などに出演し、幅広い役柄を演じています。
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一橋治済(ひとつばし はるさだ):生田斗真
8代将軍・徳川吉宗の孫であり、10代将軍・家治の従兄弟にあたる。一橋徳川家の当主として、息子・家斉を11代将軍に据えるため、幕府内で巧妙に権力を拡大し、「将軍の父」として絶大な影響力を持つ。
生田斗真
1984年生まれの俳優。1996年にジャニーズ事務所に入所し、NHK教育『天才てれびくん』や連続テレビ小説『あぐり』などに出演。その後、ドラマ『花ざかりの君たちへ〜イケメン♂パラダイス〜』や映画『人間失格』などで主演を務め、幅広い役柄を演じています。
徳川家治(とくがわ いえはる):眞島秀和
江戸幕府第10代将軍。祖父・徳川吉宗から厳しい教育を受け、父・家重の遺志を尊重して田沼意次を重用した。将棋に秀でた才を持ち、趣味を通じて意次との関係を深めたとされる人物。
眞島秀和
1976年生まれの俳優。山形県米沢市出身。国士舘大学法学部法律学科を中退し、1999年の映画『青〜chong〜』でデビュー。2007年のドラマ『海峡』で注目を集め、以降、ドラマ『サウナーマン〜汗か涙かわからない〜』や映画『愚行録』などで幅広い役柄を演じています。
知保の方(ちほのかた):高梨臨
徳川家治の側室。正室・五十宮との間に子がなかった家治に対し、田沼意次の強い後押しで側室となり、家基を出産。その功績から「老女上座」の格式を賜る。
高梨臨
1988年生まれの女優。2005年に芸能界入りし、2009年の『侍戦隊シンケンジャー』で注目を集めました。その後、NHK連続テレビ小説『花子とアン』や映画『ライク・サムワン・イン・ラブ』などで幅広い役柄を演じています。
徳川家基(とくがわ いえもと):奥智哉
徳川家治と側室・知保の方の嫡男。将来の将軍として期待されながらも、若くして鷹狩り中に急死。徳川宗家で将軍位に就けなかった唯一の「家」の名を持つ人物。
奥智哉
2004年生まれの俳優。2020年、Netflixオリジナルドラマ『FOLLOWERS』で俳優デビュー。以降、ドラマ『仮面ライダーリバイス』や『ラストマン-全盲の捜査官-』などに出演し、幅広い役柄を演じています。
宝蓮院(ほうれんいん):花總まり
田安徳川家初代当主・宗武の正室で、松平定信を名君へと育て上げた「母」。宗武の娘・種姫を家基の正室にするため、家治の養女として送り出す策を講じる。
花總まり
1973年生まれの女優・歌手。1991年に宝塚歌劇団に入団し、雪組・宙組のトップ娘役として活躍。退団後は、ミュージカル『エリザベート』や『レディ・ベス』などで主演を務め、舞台を中心に幅広く活動しています。
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田安賢丸(たやす まさまる):寺田心
後の松平定信。幼少期から聡明で、田安家の後継者として期待される若君。陸奥白河藩の養子となるが、後に老中として寛政の改革を推進し、蔦屋重三郎への処分にも関与する。
寺田心
2008年生まれの俳優。3歳から芸能活動を開始し、2015年のTOTO『ネオレスト』のCMで注目を集めました。その後、ドラマ『おんな城主 直虎』や映画『妖怪大戦争 ガーディアンズ』などに出演し、幅広い役柄を演じています。
松本秀持(まつもと ひでもち):吉沢悠
低い家柄から田沼意次に見出され、勘定奉行に登用される。印旛沼や手賀沼の干拓事業、経済政策に尽力。さらに蝦夷地調査を意次に提案し、調査隊の派遣を実現させた人物。
吉沢悠
1978年生まれの俳優。1997年、夢カラオケオーディションで準グランプリを受賞し、芸能界入り。ドラマ『青の時代』で俳優デビューし、以降、多数のドラマや映画に出演。2005年に芸能活動を休止し、ニューヨークに語学留学。2006年に活動を再開し、現在も幅広く活躍しています。
佐野政言(さの まさこと):矢本悠馬
三河以来徳川家に仕えた家柄の武士。江戸城内で田沼意知を襲撃し絶命させた。幕府からは乱心とされ切腹を命じられるが、庶民からは「世直し大明神」と称えられる。
矢本悠馬
1990年生まれの俳優。京都府出身。2003年、映画『ぼくんち』でデビューし、以降、映画『ちはやふる』シリーズやドラマ『今日から俺は!!』などで幅広い役柄を演じています。個性的な演技で注目を集め、バラエティ番組でも活躍しています。
松平康福(まつだいら やすよし):相島一之
田沼意次の親戚にあたる老中で、複数の藩を転封。娘を田沼意知に嫁がせた。意次の失脚後も寛政の改革に反対し続けた人物。
相島一之
1961年生まれの俳優。劇団テアトルジュンヌや東京サンシャインボーイズでの活動を経て、テレビドラマ『ショムニ』シリーズや大河ドラマ『新選組!』など、多数の作品に出演し、幅広い演技で知られています。
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松平武元(まつだいら たけちか):石坂浩二
老中首座として三代の将軍に仕え、家治からは「西の丸の爺」と呼ばれ信頼を得る。館林藩主として「右近将監」様と敬愛される。
石坂浩二
1941年生まれの俳優。
慶應義塾大学法学部を卒業後、劇団四季に入団し、演出部に所属。 その後、映画『犬神家の一族』で金田一耕助役を演じ、大ヒットを記録しました。 また、テレビドラマ『相棒』シリーズやバラエティ番組『開運!なんでも鑑定団』など、多方面で活躍しています。
大崎(おおさき):映美くらら
11代将軍・家斉の乳母。家斉の将軍就任後、大奥で絶大な権力を持つ。
映美くらら
1979年生まれの女優。
1999年、宝塚歌劇団に85期生として入団し、星組に配属。 2001年には月組トップ娘役に就任し、紫吹淳の相手役として活躍しました。 2004年に退団後は、ドラマ『鈴子の恋』や『99.9-刑事専門弁護士-』など、多数の作品に出演し、幅広い演技で注目を集めています。
高岳(たかおか):冨永愛
大奥の最高権力者で、幕府の実権を握る存在。賢丸の妹・種姫を家治の養女とし、家基の正室に迎えようと画策する。
冨永愛
1982年生まれのファッションモデル。
神奈川県相模原市出身。15歳で雑誌『プチセブン』のモデルとしてデビューし、17歳で『ヴォーグ』日本版の表紙を飾りました。 その後、ニューヨークコレクションでランウェイデビューを果たし、世界的なトップモデルとして活躍。また、女優としても活動し、ドラマ『グランメゾン東京』や『大奥』などに出演。
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「べらぼう」のキャスト一覧【芸術家・文化人編】
喜多川歌麿や平賀源内のほか、江戸時代の文化を彩った芸術家たちが『べらぼう』の物語を鮮やかに彩ります。
彼らの才能や人間性を、キャストのプロフィールとともにご紹介!浮世絵や文学を通じて描かれる、文化人たちのドラマチックな世界をお楽しみください。
⇒ べらぼうキャスト相関図【出版業界・文化人・芸術家編】はこちら!
北尾重政(きたお・しげまさ):橋本淳
江戸時代中期の浮世絵師で、北尾派の創始者。蔦屋重三郎や喜多川歌麿に影響を与え、彼らの成長に欠かせない重要人物。浮世絵だけでなく書道やその他の文化芸術にも精通し、マルチな才能を持つ文化人。
橋本淳
1987年生まれの俳優。2004年、ドラマ『WATER BOYS2』でデビュー。 翌年、特撮ドラマ『魔法戦隊マジレンジャー』で主演を務め、注目を集めました。 その後、NHK連続テレビ小説『ちりとてちん』やドラマ『刑事ゆがみ』など、多数の作品に出演し、幅広い演技で評価されています。
勝川春章(かつかわ しゅんしょう):前野朋哉
当代一の役者絵師で、蔦重が出版した『青楼美人合姿鏡』を北尾重政と共に手がける。のちに葛飾北斎の師匠となり、勝川派を代表する絵師として名を馳せる。
前野朋哉
1986年生まれの俳優・映画監督。
映画『桐島、部活やめるってよ』や朝ドラ『わろてんか』などに出演し、演技力に定評があります。また、auのCM「三太郎」シリーズの一寸法師役でも知られています。
礒田湖龍斎(いそだ こりゅうさい):鉄拳
蔦重が企画した「雛形若菜初模様」を手がけた絵師。吉原の女郎たちを題材に、新しい着物デザインを浮世絵版で表現し、当時の女性たちの注目を集めた。
鉄拳
1972年生まれの日本のお笑い芸人、イラストレーター。独特の風貌と滑舌の悪さを活かしたフリップ芸で注目を集め、その後、パラパラ漫画家としても活躍中。代表作に、イギリスのロックバンドMUSEの楽曲『エクソジェネシス:交響曲第3部(あがない)』を使用したパラパラ漫画『振り子』があり、国内外で高い評価を受けています。
平秩東作(へづつ とうさく):木村了
平賀源内の相棒であり、戯作者・狂歌師としても活動する多才な人物。商売仲間として源内を支え、彼の死後は田沼意次の政策に関わり、蝦夷地開発のきっかけをつくる。
木村了
1988年生まれの俳優。2002年、第15回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストで審査員特別賞を受賞し、芸能界入り。 ドラマ『WATER BOYS2』や映画『ムーンライト・ジェリーフィッシュ』でデビューし、以降、多数の作品に出演しています。
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