2026年度後期スタートのNHK連続テレビ小説『ブラッサム』。
作家・宇野千代をモデルにした、一代記です。
この記事では、
- ブラッサムのあらすじとネタバレの手がかり
- 原作の有無とオリジナル脚本の理由
- 脚本家・櫻井剛のこれまでの作品
朝ドラ・ブラッサムのあらすじ(ネタバレ)
『ブラッサム』は、山口県岩国生まれの葉野珠(はの・たま)の物語。
幾多の困難を乗り越え、作家として花開いていく一代記です。
放送前の今、公式発表された設定と、モデル・宇野千代の実人生から、あらすじの展開を読み解いていきましょう。
前半あらすじ:代用教員から作家デビューまで
葉野珠は2歳で実母を亡くします。
育てたのは父と継母。
弟・守をはじめとするきょうだい、幼なじみに囲まれて成長しました。
女学校卒業後は代用教員に。
やがて職を失い、親戚を頼って上京します。
きっかけは懸賞小説への応募。
ここから作家を志すようになります。
文芸誌編集長・副編集長のもと、若き小説家仲間・西尾一路と切磋琢磨する姿も見どころです。
〔事実〕モデルとなった宇野千代の実人生は、次のような経歴です。
1914年 代用教員に
岩国高等女学校を卒業し、代用教員になりました。
同僚教師との恋愛で退職、渡鮮
同僚教師との恋愛が理由で退職し、朝鮮半島へ渡りました。
1917年 上京
帰国後に上京。本郷の洋食店でアルバイトをしながら、久米正雄や芥川龍之介ら文豪と知り合いました。
1921年 懸賞小説でデビュー
『時事新報』の懸賞小説『脂粉の顔』で一等入選し、作家デビューを果たしました。
ドラマの前半は、この経歴を軸に描かれると考えられます。
後半あらすじ:震災・戦争・結婚離婚を経て掴む「幸せのかけら」
物語の後半で待つのは、関東大震災、戦争、結婚と離婚、事業の倒産……数々の困難です。
珠を支えるのは秘書・藤川優子(朝ドラ初出演)。
晩年の珠を演じるのは加賀まりこ(22年ぶりの朝ドラ出演)です。
〔事実〕宇野千代の実人生では、次のような出来事がありました。
結婚・離婚は生涯で4〜5回
最初の結婚はわずか10日で破綻しました。
尾崎士郎・東郷青児・北原武夫と別離
作家・尾崎士郎、画家・東郷青児、画家・北原武夫と結婚し、いずれも別居・離婚を経験しました。
1936年 『スタイル』創刊
ファッション誌『スタイル』を創刊しました。
1957年 『おはん』出版・野間文芸賞
継母をモデルにした代表作『おはん』を出版し、野間文芸賞を受賞しました。
〔推測〕結婚・離婚の回数や相手の職業を、ドラマがどこまで反映するかは未確定です。
作品名や雑誌名との対応関係も含め、今後の公式発表を待ちましょう。
ブラッサムとは?|2026年後期朝ドラの基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 作品名 | ブラッサム(連続テレビ小説 第115作) |
| 放送時期 | 2026年度後期(放送開始日は2026年9月28日(月)と伝えられています) |
| 放送時間 | 月〜土曜 朝8:00〜8:15(NHK総合) |
| 主演 | 石橋静河(2作目の朝ドラ出演) |
| 脚本 | 櫻井剛 |
| 制作統括 | 村山峻平 |
| 音楽 | 櫻井壮一 |
| 語り | 三條雅幸アナウンサー |
| 主題歌 | YOASOBI(綿矢りさが主題歌原作小説を書き下ろし) |
| モデル | 作家・宇野千代(1897〜1996年) |
主なキャスト
主なキャストは、次のとおりです。
| 役柄 | 俳優 |
|---|---|
| 葉野珠(主人公) | 石橋静河 |
| 葉野珠(幼少期) | 村上蘭 |
| 葉野珠(晩年) | 加賀まりこ |
| 父 | 渡部篤郎 |
| 継母 | 国仲涼子 |
| 弟・守 | 日向亘 |
| きょうだい | 伊東蒼、藤原大祐 |
| 幼なじみ | 松本穂香 |
| 秘書・藤川優子 | 松たか子 |
| 若き小説家・西尾一路 | 染谷将太 |
| 文芸誌編集長 | 遠藤憲一 |
| 文芸誌副編集長 | 井浦新 |
タイトルの意味
タイトルの「ブラッサム」は、英語で「開花」の意味。
苦難を重ねながら花開いていく、珠の生き方そのものを表しています。
なお主題歌を歌うYOASOBIの楽曲には、綿矢りさが書き下ろした小説があります。
ただしこれは、ドラマ本編の原作ではありません(詳しくは次の見出しで解説します)。
原作はある?オリジナル脚本の理由
「あらすじが気になって原作を読みたい」という声もありそうです。
しかし『ブラッサム』のドラマ本編に、原作小説はありません。
まずは混同しやすいポイントを整理します。
- ドラマ本編:原作小説なし。宇野千代をモデルにしたオリジナル脚本の伝記的作品
- 主題歌(YOASOBI):綿矢りさが書き下ろした「主題歌原作小説」あり(ドラマ本編の原作ではない)
モデルとなった宇野千代の実人生との関係
主人公・葉野珠には、実在のモデルがいます。
山口県岩国出身の作家・宇野千代(1897〜1996年)です。
代表作『おはん』で野間文芸賞を受賞。
1936年には日本初期のファッション誌『スタイル』も創刊しました。
作家業にとどまらない、多才な活躍で知られる人物です。
1990年、文化功労者として顕彰。
1996年6月10日、98歳で死去しました。
実在人物をモデルにしたオリジナル脚本の朝ドラは、『ブラッサム』が初めてではありません。
- 『あんぱん』:やなせたかし・妻の暢(のぶ)がモデル
- 『ブギウギ』:笠置シヅ子がモデル
- 『エール』:古関裕而がモデル
- 『とと姉ちゃん』:大橋鎭子がモデル
など、実在の人物がモデルになっているケースですね。
脚本家は誰?|櫻井剛のこれまでの作品
『ブラッサム』の脚本を手がけるのは、脚本家・櫻井剛さんです。
櫻井剛さんは、専門学校東京ビジュアルアーツの映画演出専攻を卒業し、高岡事務所に所属。
主な代表作は次のとおりです。
2001年 脚本家デビュー
『青と白で水色』(日本テレビ)で脚本家デビューを果たしました。
2011年 『マルモのおきて』
フジテレビ系ドラマ『マルモのおきて』の脚本を手がけました。
アニメ『ONE PIECE』参加
アニメ『ONE PIECE』の脚本にも参加しています。
2023年 『ブギウギ』
NHK朝ドラ『ブギウギ』を、足立紳と共同で脚本を担当しました。
『ブギウギ』では、戦争色が濃くなる終盤の「心の綾」を丁寧に描いたと評価されました。
『ブラッサム』では単独脚本を務めるとみられます。
まとめ
以上、朝ドラ『ブラッサム』のあらすじネタバレ、原作、脚本家についてご紹介しました。
放送前の今、未確定の部分はまだ多くあります。
それでも、モデル・宇野千代の波乱に満ちた実人生をたどれば、物語の輪郭は見えてきます。
放送が始まったら、週ごとのあらすじやキャスト情報もあわせてチェックしてみてください。
こちらもCHECK