広告 あらすじ・ネタバレ どうする家康

どうする家康|第2話ネタバレとあらすじを解説「兎と狼」

この記事では、2023年の大河ドラマ「どうする家康」第2話(2023年1月15日放送)のあらすじをわかりやすく解説します。

ネタバレを含みますのでご注意くださいね。

 

どうする家康|第2話のネタバレとあらすじ

第1話では、織田信長の軍から攻撃されていた大高城に兵糧を届ける任務を果たした元康(のちの徳川家康)。

しかし、桶狭間で今川義元が討ち死にしたとの知らせが届きます。

まさかの知らせにその場を逃げ出したいほど動揺する元康。

 

大高城で織田軍に包囲され、駿河に戻るか、三河に進むか、大高城に籠城するかで考えに考えます。

結論は出せなかったのです。

 

そして、信長と過ごした幼い頃を思い出します。

 

寅が兎に

時はさかのぼり、1543年。

前年寅年(1542年)に生まれた竹千代(のちの家康)を披露するために、竹千代の母・於大の方は家臣を大広間に集めます。

 

於大の方は、竹千代の事を

「寅の年、寅の日、寅の刻に生まれし竹千代である!まさに寅のごとき猛将となるに相違ない!」

と紹介。

 

神の生まれ変わりとまで呼ばれた元康ですが、今の状況は、さながら巣穴で震えている兎そのものですね。

 

そんな元康を石川数正が叱咤します。

「しっかりしなされ、二つに一つでござる!」

闘うか、逃げるかを決断する時が来ています。

 

織田軍がそこまで来ているときに、元康は呟きます。

「…逃げればよかった。」

その時には後の祭りとなっていたのです。

 

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織田信長との出会い

再び時代はさかのぼります。

 

竹千代の父・松平広忠は、宿敵・織田信秀率いる尾張からの攻撃に苦しめられており、信秀に降伏するしかない状態。

 

そこで竹千代を渥美半島の戸田宗光の元に避難させます。

しかし宗光の裏切りにより、竹千代は人質として尾張に送られてしまうのです。

 

荒れた寺に連れていかれ、怯える竹千代を見て、

「かわいいのう、白い子兎のようじゃ。食ってしまおうか!」

と言ったのが信長。

 

竹千代は相撲の相手にされ、投げ飛ばされる毎日。「地獄だ…」と呟きます。

 

それを聞いた信長は、「そりゃいい!その通り、この世は地獄じゃ!」と竹千代を見下して笑うのでした。

 

家臣と対立

夜、大高城を取り囲んでいた織田軍がすべて引き上げていきます。

大高城を囲んでいたのは、三河勢への見せかけだとは知らず、元康は安堵します。

 

元康は、駿府を目指すと家臣に告げるのですが、出発直前に岡崎城城代・山田新右衛門が討ち死にしたとの知らせが届きます。

 

 

岡崎城の家臣たちは、城を捨てて、家来を連れて駿府に帰ったと聞いた元康の家臣たちは、故郷である三河岡崎に向かうべきだと主張。

 

元康は、妻子が待つ駿府へ戻るつもりでいたため、意見が対立します。

多くの家臣は岡崎へ向かい、二手に分かれることに。

 

元康の元に残ったのは、酒井忠次、石川数正、鳥居忠吉、元忠親子、本多忠勝ら40人ほどですが、渋々三河岡崎に向かうことにします。

 

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判断を誤る元康

そんな元康のところへ、三河の大草松平家当主・松平昌久の軍が助けに来たと現れます。

これまでに、昌久には何度も裏切られてきました。

にもかかわらず、元康は焦りからか、判断を誤り、昌久の軍に攻められてしまいます。

 

昌久のだまし討ちにより、元康軍は多くの犠牲者が出て、元康をかばった忠吉はわき腹に大怪我を負うことに。

壊滅状態になりながらも、なんとか岡崎の松平家菩提寺・大樹寺に逃げ込みました。

負傷者がうめくお堂の中を元康が見渡します。

 

門の外では、昌久軍が罵声を浴びせて威嚇してきます。

残された家臣らの命を救うには、自ら切腹するしかないと元康は考えます…。

 

松平家八代の墓が並んでいる墓地まで来た元康は、亡き父・広忠の墓前で膝をついて手を合わせました。

 

脇差を抜き、切っ先を腹に押し当て、妻子を思いながら

「すまぬ・・・わしは帰れぬ」

と泣いている所に平八郎がやって来ます。

 

平八郎の願い

平八郎:「俺でよければ介錯をしてやる。」

元康は介錯を頼みますが、その前に平八郎がなぜ元康に対して、生意気なものの言い方をするのか尋ねました。

 

すると平八郎は、答えます。

「言ったろ、お主を主君と認めないからだ」

平八郎の祖父も父も、元康の祖父や父親を守って亡くなりました。

なので、平八郎も自分の命を捨てるに値する人間を主君と仰ぎたいのだと。

 

元康:「ならば、今度はわしがお前たちを守るために死ぬんじゃ。少しは主君として認めたらどうじゃ?」

 

平八郎:「ふざけるな!なんで認められようか!

俺の誠ののぞみは、いつの日か、お主を主君と仰ぎ、お主を守って死ぬことであったわ」

 

元康は、再び涙を流し、浄土宗の教えを唱え始めます。

「厭離穢土欣求浄土…」

汚れたこの世を離れ極楽浄土へ行けという意味です。

 

腹に脇差を当てたまま、元康は竹千代時代に尾張の人質になった時の事を思い出していました。

 

闘志を取り戻す

再びシーンは過去に戻ります。

信長の元で、相撲を教えられ、毎日毎日、投げ飛ばされてもくらいついて信長に挑む竹千代。

 

人質となって2年が過ぎたある日、竹千代がついに信長を倒し、腕を締め上げたのです。

「竹千代は兎ではない!寅じゃ!」

と吠えるものの、放り投げられ押さえつけられます。

 

竹千代を立たせた信長は、義元に捕まって人質にされている兄と竹千代を交換することになったと伝えます。

信長は竹千代に、

「地獄を生き抜け!そしていつか、俺がお前の国を奪い、お前を食らってやる!」

と言います。

 

それに負けじと竹千代も強いまなざしで

「竹千代がそなたを食らってやる!」

と言い返し、信長は大声で大笑いしていた事を思い浮かべます。

 

元康は闘志を取り戻します。

三河を平定し、いかなる敵からも守って見せると言いながら、昌久軍を中央突破して岡崎城へ向かいます。

 

しかし、岡崎城に到着した元康は別人のように涙目となり、これからどうしようと膝から崩れ落ちます。

寅から兎に戻ったような元康ですが、実は寅年生まれではなく、兎年生まれだったのでした。

 

第3話に続きます。

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