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どうする家康|第3話ネタバレとあらすじを解説「三河平定戦」

この記事では、2023年の大河ドラマ「どうする家康」第3話(2023年1月22日放送予定)のあらすじをわかりやすく解説します。

ネタバレを含みますのでご注意くださいね。

 

どうする家康|第3話のネタバレとあらすじ解説

元康は実は寅年生まれではなく、翌年の兎年に生まれたというオチだった第2話。

当人はそれを知らずにいるものの、岡崎を目指すことを決めた元康。

 

三河岡崎城にたどり着いた壊滅寸前の元康軍ですが、この後、どんな「どうする?」が元康を待ち受けているのでしょうか?

 

今川氏真からの手紙

元康は夢を見ています。

今も義元が生きており、一緒に駿府に帰ると妻・瀬名が迎え入れてくれる夢。

そんな幸せな再会が訪れるのを数えきれないほど見ていたのです。

 

我に返ると、敵に囲まれた岡崎城にいることを思い出しました。

 

蝉が鳴く夏の季節、元康に今川氏真からの書状が届きます。

実は、氏真とは書状のやり取りをしており、その内容は、直ちに今川を立て直して父・義元の仇を討つというもの。

元康には、三河岡崎から織田軍を打ち払い、駿府に戻って氏真を支えるようにとの通達です。

 

元康は、「三河の織田勢を打ち払ったら、駿府へ帰って来いと仰せじゃ!わしは、氏真様の側近になるんじゃ!」と、有頂天になっています。

それを聞いた家臣たちは冷たく、冷ややかな対応です。

 

石川数正は、「われらだけで三河を平定せよと?」と尋ねます。

 

戦となれば武器も資金も必要になることから、元康にも焦りが見られます。

しかし、わき腹に重症を負っていた鳥居忠吉が、元康が城主になった時の為にと、蔵に武器などの準備をしていたのです。

 

目下の敵は水野信元

「槍も鎧もある!」

それを聞いた家臣たちは、大喜びし、海老すくい踊りで士気を高めます。

 

松平家を裏切って織田勢に寝返った、西三河刈谷城城主・水野信元を目下の敵に定めます。

信元は、知多半島から三河内陸部へ攻め込みます。

 

信元は元康の母の兄にあたる元康の叔父。

元康の母・於大の方は元康が生まれて間もなく父・広忠に離縁されており、元康は、顔も覚えていません。

 

幼い時に便りを送ってくれていたが、水野は嫌いだと言います。

刈谷城を落とせるならば、本多忠勝と本多忠真を呼び寄せ、先駆けを任せました。

 

永禄3年(1560年)7月下旬、元康軍により刈谷城攻めがスタート。

信元は同盟の久松長家と余裕の表情で賭博をしています。

 

しかし、刈谷城を攻める元康軍の背後から織田軍が攻め込み、元康軍は約80名もの戦死者を出してしまうのです。

 

元康が悔しがる中、届いた信元からの書状には

「今川を切り、織田につけば命は助ける」との内容が。

 

元康は氏真に加勢してくれるように頼むのですが、連絡が取れない状況です。

 

いつまで待っても援軍が来ない中、助っ人が現れます。

三河南部の東条城主・吉良義明。

今川に忠実な人物で、元康に希望が見えてきました。

 

8月、松平・吉良連合軍が出陣しますが、石ケ瀬川での合戦では連合軍がさらに100人以上の戦死者を出してしまいます。

 

負けが続いた元康軍。

重い空気で、家臣同士が言い争いになり、織田につくべきだとの発言がきっかけで大喧嘩となります。

 

そんな時、義元と強い絆を持っていた甲斐・武田信玄に助けてもらうのはどうかと左衛門が提案します。

元康はわずかな希望を持って甲斐に使者を送るのですが、今川家臣の分際であり無礼の極みだと突き放されたのでした。

 

母との再会

元康が弱っているとみるや、水野信元がわずかな兵を連れて岡崎城に訪ねてきます。

そこには元康の母・於大の方が一緒だったのです。

 

母子、感動の再会となるのですが、なんと於大の方から「今川を裏切れ」との驚くべき言葉が。

信長が、「今川と手を切れば、松平は対等に結び、三河は元康に任せる」約束したと言い出します。

 

元康は、今川を裏切れば駿府で待つ妻子はどうなる反対しますが、

 

「それがなんだというのです!つまらぬことです!」

於大の方は、尾張に人質として捕らわれた元康を見捨てた父のように、家臣と国の為なら妻や子など平気で捨てろと言い放ちます。

親子でありながら話し合いは決裂、石ケ瀬川で再び戦をするも大敗となります。

 

泣く元康

元康は、駿府で待つ瀬名からの手紙を手にぼんやり庭を眺めています。

手紙には、「殿がお帰りになる日を瀬名は心待ちに…」と書かれていました。

 

元康の子・竹千代と生まれたばかりの女の子・亀が順調に育っている中、手紙に入っていた押し花を握りしめ、泣きだしそうになるのを我慢する元康。

 

そこに左衛門尉と数正が来て、

 

「われら三河衆はとっくの昔に今川を見捨てています。

民衆の望みは、今川に遠慮することなく、搾り取られずにいっぱい飯が食べられることが望みなのだ」

と元康に献言します。

 

それでも、元康は駿府に帰りたいと声を出して泣き始めるのです。

しかし、その鳴き声は民衆が張り切って刈る稲刈りの歌声にかき消されれるのでした。

 

第4話に続きます。

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