広告 あらすじ・ネタバレ どうする家康

どうする家康|第1話ネタバレとあらすじを解説「どうする桶狭間」

この記事では、2023年の大河ドラマ「どうする家康」第1話(2023年1月7日放送)のあらすじをわかりやすく解説します。

ネタバレを含みますのでご注意くださいね。

 

どうする家康|第1話のネタバレとあらすじ

舞台は、戦乱の時代。

主人公は、松平次郎三郎元信(のちの徳川家康)。

 

強国に囲まれた三河の国の9代目当主であり、隣国の駿河の今川義元に服属していました。

 

人質生活

1556年、駿府の臨済寺で、人質生活を送っている次郎三郎青年は、口うるさい側近の石川数正と小姓の平岩親吉(七之助)に連れられて、剣術の稽古に出かけます。

気の進まない次郎三郎、手合わせの相手は今川家の若君・今川氏真です。

 

いとも簡単に氏真に倒される次郎三郎。

「これにてご勘弁を…!」

許しを請う次郎三郎に容赦しない氏真ですが、そこへ現れた今川家の当主・義元に「そのへんにしておくがよい」と助け船を出される始末です。

 

瀬名とごっこ遊び

しかし、そんな次郎三郎を見つめる美貌の姫君がいます。

それは、今川家の筆頭家老、関口氏純の娘・瀬名でした。

 

次郎三郎は手習いをさぼっては、雑木林に出かけます。

木くずで兎をつくり、木彫りの騎馬とこっそりとごっこ遊びを楽しんでいるのです。

 

そこへ、花を摘みに来た瀬名と鉢合わせします。

瀬名は、遊びに加えてくれたら、誰にも言わないと次郎三郎を脅します。

 

「よその姫と遊んだりは致しませぬ!」

と言いつつ、次郎三郎は瀬名とかくれんぼをして遊んでいるのでした。

 

三河の国

ある日、次郎三郎は、父の法要で三河のくに(岡崎)へ帰ることに。

小姓の鳥居元忠らは大喜びです。

「若!若!いいや殿!お懐かしゅうござりまする!たくましいお姿になられて!」

譜代の家臣・酒井忠次(左衛門尉)も目を潤ませて駆けてきます。

 

左衛門尉の粗末な屋敷で次郎三郎を囲み、宴会が始まります。

収穫のほとんどを今川家に献上している三河衆。宴会といえど、貧しい膳です。

 

鳥居忠吉、大久保忠世、本田忠真、など家臣たちが次々と挨拶に来ますが、次郎三郎は、幼い頃に国元を離れているため、あまり覚えてはいません。

 

次郎三郎は、庭に出て、自分の城・岡崎城を眺めます。

そこには、今川家から派遣された城代が居座っています。

 

そんな次郎三郎に、石井数正は

「いつか必ずあの者たちとともに、三河一国を束ねるべく立ち上がる時が参ります!」

 

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結婚

駿府に戻っても、国という重い荷を担いでるという負担から次郎三郎はため息ばかりつく毎日。

雑木林で次郎三郎と会うようになった瀬名は、次郎三郎には荷が重いから無理と言い、「でも瀬名は次郎三郎のそういうところが…」と互いに想いを寄せ合います。

しかし、今川氏真が瀬名を側室に望んでいます。

 

ある日、次郎三郎と氏真の手合わせの場に義元が氏純と瀬名を連れてやってきました。

勝負に勝った者が瀬名と結婚できると言います。

 

いつもは、すぐに降参してしまう次郎三郎。この時ばかりは、槍を折りつつも、土壇場で氏真を締め技で負かしてしまったのでした。

 

義元は、これまで次郎三郎が氏真にわざと負けていたことを見抜いていました。

それは相手に対して失礼だと叱責。

氏真に対しては「側室は尚早」と切り捨て、次郎三郎と瀬名は夫婦となります。

 

その後初陣を果たした次郎三郎は、松平元康と改めます。

瀬名との間には、男児を授かり、自らの幼名と同じ竹千代と名付けます。

 

兵糧入れ

永禄3年(1560年)。

今川方の大高城を敵の織田信長が攻めていました。

孤立した大高城を救うため、義元が総大将となって出陣します。

 

元康率いる三河勢は、大高城に米を運ぶ役目を命じられます。

米を運ぶだけとは言え、そのためには、先陣となって大高城を取り囲んでいる砦を攻め落とさなければなりません。

 

三河者がいつも危ない役目を任されるとやけになりそうになったとき、

義元が「決して捨て駒とは思っておらんぞ」と陣中見舞いにやってきました。

 

「元康よ、そなたは我が子も同様。どうか余と氏真を末永く支えてほしい」

一同は奮起し、元康も勇んで出陣。

 

元康:「皆の者!いざ進めぇー!」

元康は、砦を駆け抜け、大高城への兵糧入れを成し遂げたのでした。

 

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義元討死

大高城は雨。義元本軍は桶狭間まで来ているはずなのに、一向に現れる気配がありません。

そこへ、伝令の兵が駆け込んできて、

「今川ご本軍、桶狭間にて織田方の不意打ちを受け、総崩れと相成りましてございまする!」

なんと総大将の義元は討ち死にというではありませんか。

元康は頭の中が真っ白になりました。

 

今川勢は散り散りに逃げていき、三河の者だけが敵の真っただ中。

引き揚げるべきか籠城すべきか…。

家臣たちが議論する中、元康の姿がありません。

 

元康は兜を脱ぎ捨て、城外の水堀から這い出て、豪雨の中、林の中をやみくもに走っていました。

「もう嫌じゃあぁぁ!」

 

信長が来る!

三河の若武者・本田忠勝(平八郎)が元康を連れて城に帰ります。

忠勝は忠真の甥で、生意気な若者です。

 

そして元康に怒り心頭の数正。

そこへ見張りの七之助が駆け込んできます。

「織田軍が来る!」

 

この城に織田軍が来ると聞き、動機が激しくなる元康。

幼き頃、信長に幾度も投げ飛ばされ、締め技で気絶させられた日々が脳裏に蘇ります。

 

「殿、いかがなさる!」

「殿、お指図を!」

 

耳をふさぐ元康ですが、幼い頃の記憶と家臣たちの声が元康を苦しめ、もはや恐慌状態に。

 

2千の兵を率いて大高城へ向かう織田信長。

「待っておれ…!竹千代…俺の白兎」

 

第2話に続きます。

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