広告 あらすじ・ネタバレ どうする家康

どうする家康|第5話ネタバレとあらすじを解説「瀬名奪還作戦」

この記事では、2023年の大河ドラマ「どうする家康」第5話(2023年2月5日放送)のあらすじをわかりやすく解説します。

ネタバレを含みますのでご注意くださいね。

 

どうする家康第5話のネタバレとあらすじ

第4話では、信長と盟約・清州同盟を結び、今川をことごとく滅ぼして、この手に瀬名とわが子を取り戻すと誓った元康。

第5話では、瀬名奪還作戦に挑みます。

 

本多正信登場!

元康一同が岡崎城に戻り落ち着き始めた頃、元康の母・於大の方が夫・久松長家と子供6人を連れて岡崎城を訪れます。

 

於大の方は、家族を連れて岡崎城に引っ越し。

「思う存分、今川領を切り取りなされ!わが夫も大いに働きますぞ!」

と、なにやらやる気になっています。

 

元康が織田方についたことで、長家と元康は自然に共闘することになっていました。

 

まず手始めに、今川方・鵜殿長照が守っている三河・上ノ郷城を攻め込むようにせかす於大の方。

しかし、元康は駿府で幽閉されている妻子が気がかりでなりません。

 

氏真との戦になる前に、駿府の妻子を救い出す手立てを考えるものの、家臣一同、名案が浮かばず黙り込んだままという状態…。

 

元康の妻子を取り戻すとなると、一筋縄ではいかないのです。

それに、氏真は談判に応じるつもりはなさそう。

 

そこに、誰も考えつかないような奇策を立てる家臣がいると大久保忠世が進言しました。

その名も、本多正信。

しかし、皆が名前を聞いたとたんにざわめきが起こるのです。

 

重臣たちは、「ならぬならぬ!」と大反対!

「あれはイカサマ師じゃ!」

「わっぱの頃から悪知恵ばかり働くやつで!」

と、すごく評判が悪い人物のようです。

 

しかし、余裕のない元康は正信に興味を持ちます。

 

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こっそり盗み出す!?

正信は元康の前で、自分に任せてくれるなら、妻子を助け出して見せると豪語し、それを聞いた重臣たちは激怒。

 

正信の策とは、「お方様とお子様方を駿府からこっそり盗み出す」作戦でした。

その方法を尋ねると、あの服部半蔵を駿府に送り、瀬名と子供を盗み出すと言います。

 

服部党は、元康の祖父である松平清康が初代・服部半三を召し抱え、父の代まで忍びとして働いていたのです。

しかし、伊賀忍者で忍びとして活躍した服部半三はすでに亡くなっており、現在は二代目・服部半蔵が名を継いでいます。

 

その二代目・服部半蔵は、忍者の忍びとは程遠い百姓の生活を送っていました。

服部党の伊賀者たちもばらばらに散っている状態です。

 

それを聞いた元康は、またも不安になり、イカサマ師にはめられたとガッカリ…。

 

しかし正信は、金の力で半蔵をやる気にさせ服部党28名を集めたといって、元康の前に現れます。

瀬名と子供を救い出す手立ては、夜中に駿河の浜から船に乗せて連れ出すと言うのですが、正信は半蔵に任せたと丸投げしたのでした。

 

その半蔵は、顔を伏せたままで落ち着きがない様子。

それを心配に思った石川数正が、正信に対して「そなたも行け!」と言います。

 

失敗が許されない状況だけに、元康は正信に、駿府で服部党に指示を出すように命じました。

 

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関口家の決意

駿府では、瀬名ばかりでなく、父・関口氏純、母・巴まで捕らわれの身となっています。

そして、関口家罪人同様の扱いを受けることに…。

 

鵜殿長輝の妹・お田鶴は瀬名の幼馴染でもあり、関口家を時々訪ねていましたが、他に訪ねてくるものも無い状態です。

 

ある日、侍女のたねが城下に買い物に出かけたところ、そこを狙って干物売りに化けている服部党の者がたねに手紙を渡します。

たねはその手紙を持って関口家に訪れ、こっそり瀬名に渡しました。

 

人目につかない場所でその手紙を見ると、それは元康からの伝言。

翌日の丑の刻に忍びが瀬名と子供を助けに行く

と書かれています。

 

その日の夜、瀬名は両親が寝ている所に行き、岡崎に行くと伝えました。

「瀬名は松平元康の妻、竹千代と亀は松平家の嫡男と姫なのでございます。」

 

氏純も氏真に捕らえられた身。

今川が昔のような勢力を取り戻せるとは思えないと判断し、関口家もともに岡崎に行って元康に仕えると決心します。

 

瀬名救出作戦の結果は...

そして、救出作戦当日の夜。

なぜか、鵜殿の兵が関口家を取り囲んでいます。

屋敷の中も兵で埋め尽くされており、瀬名親子と関口一家は茫然とします。

 

瀬名は情報が漏れないように注意していたのですが、母・巴が仲の良かった鵜殿の妹・お田鶴に、うっかり口を滑らせていたのです。

 

関口家に鵜殿が来て、氏純に「関口殿、曲者どもは退治いたした!ご安心めされ。」と勝ち誇ったように言います。

 

元康の動きを知った氏真は、非情なまでの決断をします。

「関口氏純、巴、瀬名、その子ら一同を死罪とする!」

 

これにより、瀬名一同の救出作戦は完全な失敗に終ったのでした。

 

第6話に続きます。

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⇒ 2023大河ドラマ|どうする家康のネタバレとあらすじ全話まとめ!

 

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どうする家康第5話の解説・感想

瀬名奪還の詳細はあまり知りませんでした。

今回、2回にわたり瀬名を取り返す作戦にドラマを展開して頂けるということで、うれしく思います。

 

第5話で初登場となる人物ふたりについて解説してみたいと思います。

 

まず松山ケンイチさん演じる本多正信。

仲間にさえもイカサマ師と呼ばれ嫌われ者扱いの人物ですが、結果的に家康を最後までしっかり支えることになります。

 

本多正信は松平家家臣。

いい加減な行動が多いので、家臣団の間では嫌われ者ですが、実は頭の回転が速い切れ者でもあります。

 

幼少期から農民や町の人々と交流があり、武士としての視点ではなく、民衆の立場で物事を考えられる。三河一向一揆にも加担したのもそれが理由のひとつではないでしょうか。

仲間には煙たがられますが、家康だけは素直に本多正信の意見に耳を傾けます。

そんなところが、将来家康の参謀としての活躍につながっていくのだと思います。

 

続いて、登場したのが、山田孝之さん演じる服部半蔵正成

公式ページでは、「忍者ではないが忍者の代表」と紹介されていてちょっと笑ってしまいました。

服部半蔵は、忍びの郷・伊賀出身なので、忍びと思ってしまいそうなのですが、
半蔵は、生涯武士として生きました。

忍びの人間を配下に抱えており、また史実に登場したのは、本能寺の変のあとに家康の逃走を手助けした「伊賀越え」であったことから、忍びのイメージが強いのかもしれません。

 

「忍びはやるな」という父親の遺言を守るものの、忍びの任務をこなさなければならないもどかしさがどんな風に表現されるのか、そこに注目して楽しんでみたいと思います。

 

※感想は放送後に追記します。

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