この記事では、2023年の大河ドラマ「どうする家康」第39話(2023年10月15日放送)のあらすじをご紹介します。
ネタバレを含みますのでご注意くださいね。
どうする家康|第39話のネタバレとあらすじ
どうする家康第38話では、茶々が再び秀吉の子どもを身ごもったという知らせで幕を閉じましたね。
第39話では、再び活力を取り戻した秀吉の様子から描かれます。
秀吉の活力と和平案
秀吉は、茶々が男児を産むと活力を取り戻し、明国との和平案を提案します。
しかし、その内容は石田三成ら五奉行にとって驚きのものでした。
明国の皇女を帝の后にし、朝鮮の王子を人質として差し出すなど、受け入れ難い内容…。
秀吉は大坂城に戻り、新しい子供、拾との対面を果たしますが、自らが行った過去の凶行を思い出し、拾に触れられません。
家康と酒井忠次の絆
家康は、隠居生活を送る酒井忠次の屋敷を訪れます。忠次はもう70歳になっており、目を悪くしていました。
「ここまでよう耐え忍ばれましたな。よくぞ乗り越えてまいられた」
忠次は家康を支え続けた忠実な臣であり、家康にとっては父のような存在でした。
忠次は家康に最後の願いを伝え、この世を去ります。
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明国との和議と秀吉の急変
秀吉は明国の使節と会見し、和議を結ぶこととなります。しかし、その後、偽の国書が明るみに出て、秀吉は再び朝鮮に攻め入ることを決意しました。
家康は秀吉を説得しようとしますが、結果は徒労に終わります。
そんなとき、秀吉が倒れます。
家康は、病床の秀吉から呼び出され、最後の会話を交わします。
秀吉は家康に未来を託し、この世を去ったのです。
左衛門督の願い
秀吉の死後、家康は天下の情勢を憂慮していました。
彼は以前、酒井忠次との会話を思い出します。
「嫌われなされ、そして、天下をお取りなされ」
忠次が家康に託した最後の願いでした。
どうする家康第40話に続きます。
2023大河ドラマ|どうする家康のネタバレとあらすじ全話まとめ!
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どうする家康|第39話の解説と感想
どうする家康第39話では、拾(ひろい・のちの秀頼)の誕生から、秀吉が倒れるまでが描かれるので、当然その間には秀次事件も入っているものと思われます。
秀次事件
どうする家康で、秀吉の甥・羽柴秀次を演じるのは、山下真人さん。
秀吉のあとを継ぎ第2代関白となりますね。
文禄4年に秀吉の命により、秀次が高野山で切腹したという事件。
切腹を命じられた理由としては、さまざまな悪行(千人斬りという辻斬りなど)、悪逆無道の限りを尽くしたなどといった説もありますが、実際の秀次は、番人から愛される性格の持ち主だったという説もありますよね。
どうする家康では、どのように描かれるのか興味深いです。
酒井忠次の最後
それから、徳川四天王のひとりである酒井忠次の生涯が幕を閉じるようですね。
天正16年10月、忠次は、62歳のときに隠居を決意し、嫡男の家次に家督を譲りました。
その後は京都に住むことに。
忠次の最後の願い。
それが、これからの家康の原動力のひとつになるのかもしれませんね。
ちなみに、家督を継いだ酒井家次は、小田原征伐後、家康が関東に移封されたときに、家康より下総国臼井に3万7千石を与えられています。
どうする家康39話の感想
忠次の遺言
酒井忠次の最終回でまず涙です。
海老すくいのパフォーマンスと、彼の父親のような深い愛情で殿を支え続けた姿に心打たれました。
最期は、家康のために戦いに出る決意する忠次と、その忠次を支える登与の姿にも感動しました。
「嫌われなされ」
忠次が最後に遺した言葉が、今後の家康をかたどってゆきそうです。
茶々がこわい
真田丸の茶々もなかなか、なにを考えているのかわからない女性でしたけど、北川景子さん演じる茶々もなかなかのもの。
今回の驚きシーンは、血を吐きながら死にかけている秀吉が鳴らそうとした呼び鈴を茶々が遠ざける場面でした。
鎌倉殿の13人の最後を彷彿とさせました。
秀吉の死因は不明ですが、彼が倒れた時の表情から、茶々がこっそりと毒を盛っていたのではないかと推測できます。
そして、彼が助けを呼ぼうとした呼び鈴を遠ざけたことからも、茶々には殺意があった、のかも。
一方で、秀吉が亡くなった後、茶々は秀吉を抱きしめながら泣きました。
これは悲しみから?それとも恨みをはらした達成感から?
きっと、どちらも正解なのかもしれません。
本人がいないのでなんとも言えませんが、北川景子さんがどのように解釈して演じたのかも参考になるかも。
じっくりインタビュー記事など読んでみたいですね。
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