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光る君へ|ネタバレとあらすじを最終回まで全話まとめ!2024年大河ドラマ

2024年NHK大河ドラマ「光る君へ」は、紫式部となるまひろの波乱万丈な生涯を中心に描かれる歴史ドラマ。

平安時代の宮廷を舞台に、藤原道長との複雑な関係や、「源氏物語」執筆に込められた思い、そして家族や仲間との絆が丁寧に描かれていますね。

貴族社会の権力闘争や、道長の野望が交錯する中で、まひろは一人の女性として、そして作家として成長していきます。

この記事では、「光る君へ」全話のあらすじをまとめています。ネタバレありなのでご注意ください。

 

もくじ

2024大河|光る君へのネタバレとあらすじを最終回まで全話紹介!

光る君へ|第1話「約束の月」

「光る君へ」の第1話「約束の月」は、紫式部となる少女・まひろの幼少期を描いています。物語は、まひろの父・藤原為時が官職を得られず、家族が苦しい生活を送っているところからスタート。まひろは、父が読み聞かせる漢籍に興味を持ち、勉強に励む一方、貧困に悩む家族を助けたいと願っています。

物語の中で、まひろは道長の幼少期にあたる三郎と出会い、自分を「帝の血を引く姫」と偽る場面があります。まひろは、自身の境遇を嘘で取り繕うものの、その嘘に気づいた三郎はまひろを責めることなく、二人の間に不思議な絆が生まれることに。

その後、藤原兼家の息子・道兼が、まひろの母・ちはやを偶然にも殺してしまうという大きな事件が起こり、まひろの人生に大きな転機をもたらします。この悲劇は、彼女の成長と後の紫式部としての作家活動に影響を与える出来事となります。

 

光る君へ|第2話「めぐりあい」

まひろが15歳になり、成人の儀式「裳着」を迎えます。母の死後、父・為時との関係は冷え切っており、まひろは代筆業に打ち込むことで生きがいを見つけています。一方、藤原道長は宮仕えを始め、姉の詮子も天皇との間に皇子をもうけ、一家の権力が強まっていきます​。

道長とまひろが再会する場面では、二人の間に微妙な感情が交錯します。かつての三郎であることに気づいたまひろは、彼との会話を楽しみながらも過去の出来事を思い出したくない様子。また、道長は自身の野心とともに、まひろとの関係を少しずつ深めていく兆しが見えます​。この第2話では、二人の運命的な出会いが再び描かれ、後の展開に向けた伏線が張られています。

 

光る君へ|第3話「謎の男」

まひろが父の指示で源倫子のサロンに通い始めます。実は父・為時の目的は、ライバルである左大臣の動向を探るための「間者(スパイ)」としての役割を担わせることでした。まひろはそれに気づき怒りを覚えますが、宮廷文学者と・赤染衛門との交流などから得た知識を大切にしながら通い続けます。

その帰り道、まひろは散楽を見物しようと立ち寄った場所で、幼少期に出会った三郎(藤原道長)と再会。この出会いが二人の関係を深めるきっかけとなります。また、道長の家族内では、父・兼家が天皇に対して陰謀を企てているシーンも描かれました。

 

光る君へ|第4話「五節の舞姫」

第4話は、まひろ(紫式部)が大きな真実を知ることになる回です。

このエピソードでは、まひろは源倫子の代理として花山天皇の前で舞姫を務めることになります。舞の最中、まひろは観衆の中に道長(幼少期に出会った三郎)の姿を見つけ、彼が兄・道兼の弟であることを知ります。道兼は、まひろの母を殺した張本人であるため、まひろは衝撃を受け、その場で気を失ってしまいました…!

また、このエピソードでは花山天皇が即位し、政治の混乱や陰謀が展開され、藤原氏の権力争いが描かれました。まひろは自身の立場や過去の因縁に向き合い始め、物語はさらに緊張感を増していきます​。

 

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光る君へ|第5話「告白」

まひろが藤原道長に母の死の真相を打ち明け、物語が大きく展開します。

まひろは、道長に会い、6年前に自分の母が道長の兄・道兼によって殺されたことを告白。彼女は、自分が道長に会いたいがために駆け出したことで母が亡くなったという強い罪悪感を抱いており、その悲しみを涙ながらに道長に伝えます。

道長はまひろの告白に深く動揺し、一族の罪を知って苦悩します。後に、道長は兄・道兼にそのことを問い詰め、道兼が母を殺した原因は道長にあると非難される場面も描かれ、家族内の複雑な感情が明らかにされます。

 

光る君へ|第6話「二人の才女」

第6話「二人の才女」は、まひろ(紫式部)が再び自分の道を歩む決意を固めるという回です。

母の死の真相を知ったまひろは、心の整理をつけるために父・藤原為時の元で涙を流しますが、左大臣家の集いに通い続けることを選びます。集いの中では、道長が彼女を見守りつつも、複雑な感情が交錯します。

また、このエピソードでは、後に清少納言となる「ききょう」が初登場。まひろと共に漢詩の会に参加します。漢詩の会では、二人の才女が知恵を競い合い、道長や貴族たちがその才能に注目する場面も。

この会の後、道長はまひろに恋文を送り、彼女の心をさらに揺さぶります。二人の関係が徐々に進展する兆しが見え始めてくるのです。

 

光る君へ|第7話「おかしきことこそ」

第7話「おかしきことこそ」では、まひろが散楽の台本作りに挑戦。

まひろが考案した右大臣家を風刺する演目が大評判を呼びますが、その内容に激怒した右大臣家の武者たちが公演中に乱入し、観客を巻き込む騒動に発展します。まひろも巻き込まれそうになりますが、駆けつけた道長に助けられます。彼女は、みんなを楽しませたいだけだったと語り、道長も「俺も見たかった」と優しく応えます​。

その後、道長が散楽の一員である直秀を「腹違いの弟」として打毬(馬上で行う競技)に参加させる場面が描かれます。試合が始まると、まひろは道長を見ないように努めますが、心の動揺を抑えきれません。そして貴族たちが女性を「家柄」で品定めする会話を聞き、深く傷つくのでした。

 

光る君へ|第8話「招かれざる者」

藤原道長と源倫子の関係が進展します。打毬での道長の活躍に心惹かれた倫子は、彼への恋心を抱き始めますが、彼女の父は右大臣家との縁談に乗り気ではありません。しかし、母・穆子は道長を気に入り、二人の結婚話が進みそうです​。

一方、まひろは偶然、母を殺した張本人である道兼と再会。道兼は自分が犯した罪に気づかず、まひろに母の死因を尋ねますが、まひろは冷静に対応し、自分の感情を抑えます。この再会はまひろにとって大きな試練となりました。

また、物語の終盤では、藤原道長の屋敷に盗賊が入り、捕えられた盗賊の一人が直秀であることが発覚するという驚きの展開に…。登場人物たちの複雑な感情が絡み合い、今後の物語に向けた伏線が多数張られます。

 

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光る君へ|第9話「遠くの国」

第9話「遠くの国」では、直秀が中心となる悲劇的な展開が描かれます。

直秀は鳥辺野(屍を捨てる場所)に連行され、無残に殺されてしまうのです。まひろと道長はその現場に駆けつけ、二人で彼らの亡骸を葬りますが、道長は自分の行動が直秀の死を招いたことに深い後悔を抱きます。直秀の手には道長が自らの扇を持たせ、埋葬される姿が描かれました​。

また、物語の背景では、花山天皇が安倍晴明の策略により退位に追い込まれようとする動きも進行します。晴明は、亡き女御の霊を鎮めるために天皇が出家する必要があると説き、権力争いがますます激化していきます。

 

光る君へ|第10話「月夜の陰謀」

第10話では、歴史的な「寛和の変」が描かれ、花山天皇の退位が重要なテーマとなります。

藤原兼家とその一族が大規模なクーデターを実行し、花山天皇を出家させます。これにより、幼い懐仁親王が一条天皇として即位し、兼家は摂政として実権を握ることに成功したのです。

また、まひろ(紫式部)と藤原道長の関係が進展します。道長はまひろに手紙を送り、二人は久しぶりに会い抱き合います。道長は「一緒に都を離れて遠くの国へ行こう」と誘いますが、まひろはそれを断り、道長が国を良くする使命を持っていると語りました。

このエピソードでは、恋愛模様と政治的な陰謀が交錯し、物語が大きく動き出す重要な回となっています。

 

光る君へ|第11話「まどう心」

第11話では、まひろの父・為時が再び無官になり、まひろは家計を支えるために家事に取り組みます。そんな中、道長からの手紙を受け、彼との再会を果たします。

道長はまひろに「自分のそばにいてほしい」と訴え、正妻にはできないが心の中で一番だと告白。しかし、まひろは妾になることを受け入れられず、二人の気持ちはすれ違います​。

一方、一条天皇の即位式で不吉な事件が発生。道長はそれを処理しますが、権力争いが激化していく様子も描かれます​。

 

光る君へ|第12話「思いの果て」

第12話では、まひろと道長の関係が決定的にすれ違うことに。

まひろは「妾でも良い」と思いながら道長のもとへ駆けつけますが、そこで道長から源倫子との縁談が決まったことを告げられます。道長は地位を得て、まひろが望む理想の世を築こうとしていますが、まひろは「妾でも良い」とは言い出せず、自分らしい生き方を選ぶために道長の前から去ることを決意するのです。

その後、道長は倫子の元を訪れ、二人は結ばれます。まひろは一人で月を見上げながら涙を流す、切ないエピソードとなりました。

 

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光る君へ|第13話「進むべき道」

第13話では、4年が経過し、道長とまひろがそれぞれ異なる道を歩み始めます。

物語は、一条天皇の元服と藤原定子の入内が描かれ、道長の周囲で権力争いが激化していく様子が展開。道長は、権中納言となり順調に出世していますが、まひろとは心のすれ違いが続いています。

まひろは父・為時が官職を得られないまま貧しい生活を続けており、自ら働き口を探しに行くことに。しかし、それがうまくいかず、倫子からの誘いも断ります。終盤では、道長とまひろが再会し、二人は言葉を交わすことなく見つめ合うシーンが描かれ、次回への期待を高めました。

 

光る君へ|第14話「星落ちてなお」

第14話では、藤原道長が父・兼家の死と向き合う重要な回です。兼家が亡くなり、道長は彼の遺体を発見し、深い悲しみに沈みます。このシーンでは、道長が父親の厳しい政治手腕を理解しつつも、父を尊敬していた感情が表れていました。

一方で、藤原道隆が新たに摂政となり、道隆の権力が強まり始めます。道隆は息子の伊周を蔵人頭に昇進させるなど、家族優遇の政治を展開し、権力争いが激化。

まひろは、市井の人々に文字を教え続ける活動を続けていますが、その努力に対して一部の人々からは理解されず、厳しい言葉を浴びせられるのでした。

 

光る君へ|第15話「おごれる者たち」

第15話では、藤原道隆が摂政となり、娘の定子を中宮に任命するなど、権力を思うがままに操り始めます。道長は兄のやり方に不満を抱きますが、弓比べでの伊周との対決を通じて、自身の能力を示します。道長は伊周に勝利し、将来の大望を感じさせるシーンが展開されます。

一方、まひろは友人のさわと石山寺を訪れ、そこで道長の父・藤原兼家の妾だった藤原寧子と出会います。まひろは彼女に感銘を受け、藤原道綱とさわとの微妙な恋愛模様も描かれました。

 

光る君へ|第16話「華の影」

疫病が都で猛威を振るう中、まひろが苦しむ人々を助けようと悲田院を訪れます。まひろが文字を教えていた少女・たねも両親を亡くし、自らも病に倒れてしまいます。まひろはその後、他の子供たちの看病を始めますが、自身も感染してしまい、倒れてしまったのです。

その時、藤原道長が悲田院を訪れ、偶然まひろと再会。道長はまひろを救い、彼女を家に運び看病します。

道長の懸命な看病のおかげで、まひろの熱は下がり回復しますが、道長は彼女が目覚める前にそっと帰ります。この再会によって、二人の関係に再び火が灯る兆しが見えたのでした。

 

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光る君へ|第17話「うつろい」

第17話では、藤原道隆がついに体調を崩し、衰弱していく様子が描かれます。

道隆は一条天皇に対して、息子・伊周を次期関白に指名するよう強く求めますが、天皇は決定を保留。道隆は焦り、定子にも皇子を産むよう迫りますが、彼女は驚愕します。

最終的に、一条天皇は「道隆が病の間」という条件で伊周を関白にすることを許可。道隆はその後急速に体調を悪化させ、ついに43歳で亡くなります。

一方、まひろは自分を救ってくれた道長の存在に再び心を揺さぶられ、彼との関係や自分の生き方について思い悩みます。道長は民を救うための小屋を建設しようとしますが、人手不足に直面。それでも、道長はまひろを気にかけ続け、彼女の元に使者を送りますが、まひろは道長との距離に複雑な思いを抱えるのでした。

 

光る君へ|第18話「岐路」

道隆の死後、一条天皇が次の関白として道兼を任命します。道兼は道長と共に民を救うための政治改革に意欲を見せますが、関白就任直後に疫病にかかり、わずか7日後に亡くなります。道兼の死は理想と共に訪れ、無念の最期を遂げたのでした。

一方、道長は次の関白の座を巡る政治的な争いに巻き込まれます。一条天皇は道長を関白にするのではなく、内覧の職に任じます。この決定により、道長はより自由に動ける立場を選び、次第に公卿のトップへと上り詰めます。

まひろは、昔の思い出の場所で偶然道長と再会。二人は言葉を交わさずにすれ違うのみで、複雑な感情がうかがえました。

 

光る君へ|第19話「放たれた矢」

第19話では、藤原道長が右大臣に任命され、公卿の頂点に立つ姿が描かれます。道長は一条天皇との会話で、関白の座に就くことを断り、自由に政を行いたいと宣言。これにより、道長の「第二期」が始まります。

一方、まひろは定子と一条天皇に謁見し、宋の科挙のような仕組みについて意見を述べ、天皇に感銘を与えます。また、道長はまひろの父・藤原為時に官職を与えるように手を回し、為時は突然「従五位下」に叙されます。為時はまひろとの深いつながりを感じることに。

そんなとき、伊周と弟の隆家が、光子の家を訪れて相手に矢を放ちます。しかしそれが花山院であったことが発覚し、これが「長徳の変」の始まりとなります。

 

光る君へ|第20話「望みの先に」

第20話では、「長徳の変」が中心となり、物語が大きく動きます。

藤原伊周と隆家は、誤解から花山院に矢を放ってしまったのですが、この事件により、彼らは一条天皇の命令で謹慎を命じられ、後に流罪となります。定子は兄弟の処罰を軽減してほしいと天皇に訴えますが、結果として、自らも後宮から追い出され、最終的には出家を選ぶという悲劇的な展開を迎えます。

一方、まひろの父・藤原為時は淡路守に任命され、まひろも一緒に淡路に行く決意をします。しかし、まひろは父が本来得意とする宋との関わりを考え、越前守に任命されるべきだったと不満を感じます。今後の展開に向けて、まひろは更なる行動を起こしそうな兆しが見えました。

 

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光る君へ|第21話「旅立ち」

第21話では、定子の悲劇が深く描かれます。定子は出家し、生きる気力を失いかけていますが、ききょう(清少納言)の励ましと『枕草子』の執筆が始まることで、徐々に希望を取り戻していきます。この回では、清少納言と定子の関係性が丁寧に描かれ、『枕草子』が書かれるきっかけが明かされます​。

一方、まひろは道長に父・為時の越前守任命を感謝する文を送ります。そして彼女は道長と再会し、10年間抑えてきた感情を告白。二人は再び心を通わせ、まひろは道長への熱い思いを打ち明けたのでした。

最後に、まひろと父・為時は越前への旅立ちを迎え、新たな物語が展開される準備が整います​。

 

光る君へ|第22話「越前の出会い」

第22話では、まひろとその父・為時が越前へ向かい、そこでの新たな出会いが描かれます。

まひろは宋人の周明と浜辺で偶然出会い、彼との交流がスタート。周明は日本語を話せないため、まひろは砂に文字を書いて名前を教えてもらうなど、文化と言語の壁を越えたやり取りが行われます。この出会いが今後どのように発展していくのかが注目されます。

一方、為時は越前の国府に到着後、激務により体調を崩しますが、周明が医師として治療し、鍼を使って回復させます。また、越前での政治的なやり取りや賄賂の場面が描かれ、為時が困難な状況に直面する様子も描かれました。

 

光る君へ|第23話「雪の舞うころ」

第23話では、まひろと周明の関係がさらに深まっていきます。まひろは周明から宋語を教わり、二人の交流が続く中で親密な関係を築いていきます。しかし、そんな中、まひろに突然の展開が訪れます。

宣孝が越前にやって来て、まひろに求婚。「都に戻って私の妻になれ」との言葉を受けたまひろは、彼の提案にどう答えるのかが次回の注目点です。また、周明がどんな背景を持ち、どのような目的で越前に来たのかという謎が深まり、物語はさらに複雑な展開を迎えます​。

 

光る君へ|第24話「忘れえぬ人」

第24話では、まひろと周明の関係が大きく揺れ動きます。周明はまひろに、宋との交易を成立させるために左大臣への手紙を書くよう求めますが、まひろは周明の愛情が本物ではなく、利用しようとしていることに気づき、拒絶。周明は一時的に暴力的な態度を見せますが、最終的にまひろに去られてしまいます。

一方で、まひろは藤原宣孝の妻になる決意を告げます。宣孝は「ありのままのまひろを受け入れる」と語り、まひろは道長との関係とは異なり、宣孝との穏やかな暮らしに導かれたのでした。

 

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光る君へ|第25話「決意」

まひろがついに藤原宣孝と結ばれる決断をします。宣孝は道長に対しても、まひろとの結婚を報告。道長は動揺しながらも平静を保とうとします。まひろと宣孝は、互いに「不実であること」を認め合い、穏やかな生活を送るために結婚したのでした。

一方で、道長は一条天皇に対して鴨川の堤防の修繕を求めます。しかし天皇は定子との時間を優先しており、道長の要請はなかなか通りません。その結果、大雨で堤防が崩壊し、大きな被害が発生。道長は責任を感じ、辞表を提出しますが、一条天皇に拒否されます​。

 

光る君へ|第26話「いけにえの姫」

藤原道長が娘の彰子を入内させる決断を下します。この入内は、道長が自らの政治的な立場を強固にするために避けられないものであり、天変地異を治めるという意味も込められていました。道長は陰陽師・安倍晴明から助言を受け、娘を入内させることで朝廷を浄化し、都に平安をもたらそうと考えたのです。

一方、妻の倫子は最初、この入内に強く反対。「どうしても彰子を生贄にするなら、私を殺してからにしてほしい」と涙ながらに訴えます。しかし、道長の強い決意と朝廷の安定のためであることを理解し、最終的には彼を支持することを決意します。

同時に、まひろと夫・宣孝の関係にも変化が見られます。宣孝がまひろとの関係を誇示しようとする一方で、まひろは彼の行動に不信感を抱き、二人の間には緊張が生まれます。物語の終盤、まひろは石山寺で道長と再会し、二人の関係が再び物語に影響を与える予感が示されました。

 

光る君へ|第27話「宿縁の命」

石山寺で再会したまひろと藤原道長は、思い出話を語り合ううちに再び強く惹かれ合います。二人は再び夜を共に過ごしますが、まひろは道長からの再び一緒に暮らさないかという提案を断ります​。

一方、道長の娘・彰子がついに入内し、同時に定子が皇子を出産します。この状況に一条天皇はますます定子に心を奪われ、道長は政治的な計画を進めながらも、複雑な感情を抱くことに。

さらに、まひろの妊娠が明らかになり、夫・宣孝との関係が深まります。まひろの子供が道長の子である可能性が示唆される中、宣孝はそれでもまひろとその子供を受け入れ、一緒に育てていくことを誓ったのです。この場面で宣孝の器の大きさが描かれ、まひろも心を動かされます​。

 

光る君へ|第28話「一帝二后」

第28話では、藤原道長がついに娘・彰子を中宮に立后させるという重要な政治的な局面が描かれます。

一条天皇は、自分も母・詮子の言いなりで育ったことから、彰子に同情しつつも「一帝二后」の体制を受け入れることを決断。これにより、道長の権力がさらに強固なものとなります。

一方、道長はその喜びの中で体調を崩し、ついに倒れてしまいます。危篤状態に陥った道長は夢の中で亡き父や兄たちと再会しかけますが、まひろの声が彼を引き戻し、道長は意識を取り戻しました。

また、定子は3人目の子供を身ごもりながらも体調が悪化し、出産後に25歳の若さで亡くなります。彼女の最期は、深い悲しみをもたらし、物語の重要な転機となったのです。

 

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光る君へ|第29話「母として」

第29話では、まひろの夫・藤原宣孝が突然の病で亡くなるという衝撃的な展開が描かれます。

宣孝は賢子と穏やかな時間を過ごしていましたが、その後「にわかな病」で倒れ、そのまま帰らぬ人となります。まひろは宣孝の死を受け入れられず、悲しみに暮れます。これにより、まひろは頼れる存在を失い、今後の生活に暗雲が立ち込めることに。

一方、宮中では定子の死後、清少納言が『枕草子』を執筆し、その評判が広がりつつあります。伊周は道長に対する恨みを募らせ、詮子が病に倒れることで事態はさらに複雑になっていきます。詮子の最期の願いにより、伊周は官職に復帰しますが、物語は道長の権力争いが続く中で新たな展開を迎えます。

 

光る君へ|第30話「つながる言の葉」

宣孝の死から3年が経ち、都では深刻な干ばつに襲われます。道長は安倍晴明に雨ごいを依頼し、10年の寿命を捧げるという決意を示します。晴明の祈りにより、ついに雨が降り、都の危機は救われます​。

一方、まひろは賢子に厳しく教育を施し、学問の大切さを教えますが、賢子は母親との関係に反発。まひろの大切にしていた『カササギ語り』を燃やしてしまうという衝撃的な事件が起こります。まひろは動揺しつつも、この出来事が今後の執筆活動にどのような影響を与えるのかが注目されました。

 

光る君へ|第31話「月の下で」

第31話では、まひろがついに『源氏物語』の執筆に取りかかるきっかけとなる出来事が描かれます。

道長は突然まひろを訪れ、彼女が望んでいた越前の美しい和紙を届けます。この時、まひろは「自分らしい物語を書こう」と決心し、道長の依頼に応じて創作を開始します。

道長は実は一条天皇のために物語を献上したいという本当の意図を明かしました。一条天皇が亡き定子に囚われ続けていることを知り、彼の心を解放するための物語を書くことを決意したまひろは、さらに創作意欲をかきたてられます。物語の中で、道長とまひろの深い交流が描かれ、二人が共に月を見上げるシーンは感動的なものです​。

 

光る君へ|第32話「誰がために書く」

第32話では、道長がまひろに「中宮・彰子の女房として仕えてほしい」と依頼するシーンが描かれます。

道長の狙いは、一条天皇がまひろの書いた物語に興味を示し、彰子を訪ねる機会を増やすことでした。まひろは、自分が策略の道具にされていることに戸惑い、父・為時に相談します。最終的に、まひろは一家のためにこの申し出を受け入れることを決意します。

一方で、まひろは娘の賢子を道長の元に連れて行こうとしますが、賢子はそれを拒否。まひろは賢子を父に預け、宮中での新たな生活をスタートさせます。物語の終盤では、皆既月食とともに内裏で火災が発生し、人々の間で不安が広がる展開となります。

 

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光る君へ|第33話「式部誕生」

ついにまひろが「紫式部」として本格的に源氏物語の執筆を始めます。藤壺での生活に慣れないまひろは、女房たちとの生活に苦労しながらも、物語を書き進めることを決意。一条天皇も彼女の物語に感銘を受け、続きを心待ちにするようになります。

また、物語の中で「光る君」という名前が初めて明かされ、これが物語の象徴的なタイトル回収となります。まひろは実家に戻り、執筆を再開し、道長からは感謝の意を込めた贈り物として扇を受け取ります。この回では、まひろが自身の物語の力で周囲を動かし始める様子が描かれました。

 

光る君へ|第34話「目覚め」

まひろ(紫式部)が「源氏物語」を書き進める中、彼女の作品が宮中でも話題を集め始めるように。特に一条天皇も物語に興味を持ち、まひろに直接質問する場面があります。一方で、まひろは天皇と彰子の関係が深まらないことを気にかけていました。

同時に、都では不吉な出来事が続きます。道長は娘・彰子の懐妊を強く願い、吉野の金峯山へ参拝に出発することを決断。祈りや願いが焦点となり、まひろや道長がそれぞれの思いで動き始める回です。

 

光る君へ|第35話「中宮の涙」

道長が中宮・彰子のために命懸けで金峯山寺への参拝を行います。険しい旅路を経てようやく9日目に目的地に到達し、仏事を終え、経典を経塚に埋めます。その後、都に戻った道長は、まひろ(紫式部)が執筆を続けている「光る君」の物語を読み、その中の不義密通の内容に驚きます。道長は、物語に自分たちの関係が反映されていることに気づき、不安を感じたのです。

一方、彰子は「光る君」の物語に登場する若紫に自分を重ね、ついに一条天皇に自分の本心を告白。勇気を出して「お慕い申しております」と一条天皇に想いを伝えた彰子は、これにより二人の関係が大きく動き始めます。

 

光る君へ|第36話「待ち望まれた日」

第36話では、待望の中宮・彰子の懐妊が描かれました。

彰子の出産を前に、道長や周囲の女房たちは彼女を支えます。出産に際しては平安時代特有の祈祷が行われ、彰子を守るために「もののけ」を祓う場面もあり、緊迫した雰囲気が漂い…。無事に皇子(のちの後一条天皇)が誕生し、道長をはじめ周囲の人々は大いに喜びます。

まひろ(紫式部)は、誕生を祝う月の光を見ながら歌を詠み、道長はその歌を称賛しました。物語の中では、まひろと道長の関係や、彰子の成長した姿も描かれ、ストーリーが大きく進展します。

 

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光る君へ|第37話「波紋」

中宮・彰子が無事に皇子(敦成親王)を出産し、その喜びが広がります。道長は、自分の計画が成功したことに安堵し、まひろと喜びを分かち合います。しかし、この喜びは表向きだけであり、裏では道長と反対勢力の間で権力闘争が激化していました。

彰子は「源氏物語」を冊子にして一条天皇に贈り、天皇はその美しさに感嘆します。このことで、まひろの文才と物語の評判が貴族社会に広まり、「源氏物語」はさらに注目を集めることになったのでした。

一方、藤原伊周は、自分の後見する敦康親王が皇位に就くことを期待していますが、道長は敦成親王を次の東宮にしようと画策しており、内裏では不穏な空気が漂います。事件も起こり、緊張が高まる中、まひろと道長の関係、そして彰子との絆が深まっていく様子が描かれました。

 

光る君へ|第38話「まぶしき闇」

第38話では、和泉式部(あかね)が登場。自分の悲しみを「和泉式部日記」に書き綴る様子が描かれます。彼女は、書くことで自分を癒したと語り、まひろ(紫式部)にも自身の執筆が同じように役立っているのではないかと尋ねます。しかし、まひろは源氏物語が「頼まれて書いたものである」と答え、複雑な心情を吐露します​。

また、道長の娘である中宮・彰子の懐妊が公にされ、敦康親王の元服が延期されることが決まります。その一方で、伊周の参内停止処分が解除されるも、伊周は参内せず、やつれた様子で道長と対峙しました。伊周は道長に対し、敦康親王が次期東宮になるべきだと訴えるも、権力を巡る争いが続きます​。

この回は、和泉式部とまひろの対話や、道長と伊周の緊張感が見どころとなっており、物語が大きく進む回となりました。

 

光る君へ|第39話「とだえぬ絆」

藤原彰子が二人目の皇子・敦良を出産し、道長は自身の血を引く天皇誕生を強く意識し始めます。一方、まひろの弟・惟規が、賢子の父親が道長であることを暴露し、家族間で大きな動揺が広がることに。さらに、伊周の体調が悪化し、宮中ではその噂が広まり、不穏な空気が漂う中で、次期皇位をめぐる政治的な駆け引きが展開されます。

物語の後半では、悲劇も描かれました。まひろの弟・惟規は道長の計らいで従五位下に昇進し、その後、父・為時とともに越後に向かいます。しかし、道中で惟規は体調を崩し、越後に着く前に命を落としてしまったのです。惟規は最期に辞世の句を書こうとしますが、力尽きて最後の文字を書き切れませんでした。これを受け、まひろや家族は大きな悲しみに包まれます​。

このシーンでは、まひろが弟の死を深く嘆き、涙を流しながら彼の辞世の句を詠み、その悲しみを共有する姿が描かれました。賢子が母を慰めるシーンも感動的で、家族の絆が強調されるエピソードとなったのでした。

 

光る君へ|第40話「君を置きて」

宮廷で「源氏の物語」を語る会が開かれ、一条天皇や道長が集う中で、物語の展開について意見が交わされます。道長は藤壺と光源氏の関係に触れ、「不実の罪は必ず報いを受ける」と意味深な言葉を残し…。一方で、一条天皇は自身の病が進行する中、民の苦しみを感じるためと称し、自らの生活を質素に保っていました。天皇の健康が危ぶまれる中、道長は譲位を進め、次の天皇として敦成親王を推す計画を進行させます。

一方、彰子中宮は、父・道長が自分に相談なく次期天皇を決定したことに強い不満を抱き、道長と激しく対立。その後、一条天皇は体調の悪化により譲位を決意し、居貞親王(後の三条天皇)に皇位を継承させます。そして一条天皇の崩御により、宮中は深い悲しみに包まれるのでした。

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光る君へ|第41話「揺らぎ」

双寿丸が藤原賢子を盗賊から助けたことに感謝するまひろの場面から始まります。賢子と双寿丸の交流が描かれ、身分の違いを超えた友情の芽生えが垣間見えます。

一方、三条天皇が即位し、内裏への移動を命じますが、藤原道長と天皇の間で微妙な駆け引きが展開されます。道長は、三条天皇から関白就任を求められるも辞退し、代わりに娍子と妍子を女御にするよう提案されます。道長は無位の娍子の入内に難色を示しますが、天皇の強い意向により両名の女御入りが決定。

まひろは天皇を失った悲しみに暮れる彰子を慰めるため、和歌の会の催しを提案します。その席に招かれていないききょうが現れ、彰子が敦康親王を忘れたかのように楽しんでいると皮肉を言ったことで、彰子は心を痛めることに。また、道長の息子たちの序列争いも表面化し、家族内での緊張が高まるのでした。

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光る君へ|第42話「川辺の誓い」

顕信の出家に嘆く母・源明子の悲しみが描かれる一方で、藤原道長と三条天皇の権力争いが激化します。道長は三条天皇に対抗し、娍子の立后を阻止しようと計画を進めますが、天皇の策略によって苦境に立たされます。さらに、道長は病に倒れてしまい…。

道長の病状は深刻で、政務から退く意向を示し、三条天皇に辞表を提出。しかし、天皇はこれを受理しません。一方、まひろは執筆を中断し、出家を考えるほど心を痛めていました。そんな中、道長の従者・百舌彦がまひろを訪ね、道長の見舞いを依頼します。まひろは宇治の別邸で道長と再会し、川辺で語り合う中で、互いに生きる力を取り戻すことを誓い合ったのでした。

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光る君へ|第43話「輝きののちに」

三条天皇の時代にさらなる波乱が訪れます。中宮・藤原妍子が姫皇子を産むものの、道長は男子ではないことに落胆。そして内裏での火災を受け、天皇は枇杷殿に移り、彰子や敦康親王たちも新たな住まいで再会を果たします。

その後、道長は三条天皇に譲位を進言しますが三条天皇は激怒。道長への不信を募らせます。

道長は三条天皇の視力の異常を見て譲位の準備を進める一方で、家族間でも頼通夫妻に子がいないことをめぐり緊張が走ります。また、双寿丸が大宰府に赴任することが決まり、賢子は双寿丸に未練を抱きながら見送るのでした。

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光る君へ|第44話「望月の夜」

三条天皇が自分の娘・提子内親王を藤原頼通に嫁がせたいと道長に申し出ます。しかし、頼通にはすでに亡き具平親王の娘・隆姫という妻がいるため、道長は一度断ります。それにもかかわらず、三条天皇は譲らず、この申し出は譲位を引き延ばすための策略だと道長は感じます。

頼通の両親である道長と倫子は説得を試みますが、頼通は「隆姫と都を出る」とまで言い切り、強い拒絶の姿勢を見せます。頼通の頑なな態度に、道長は若い頃の自分のことを思い出し、複雑な心境になります…。

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光る君へ|第45話のあらすじ

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四納言たちが道長が詠んだ歌の意味を語り合い、彼の権力や人柄について考察します。一方、敦康親王は幸せそうに見えていましたが、突然胸の痛みを訴え、わずか二十一歳でこの世を去ってしまいます。彼の死は、道長の支配のもとで短い生涯を閉じた悲劇とされ、周囲に大きな影響を与えます…。

一方のまひろは娘・賢子の独立を後押しし、自身も旅立ちを決意します。彼女は須磨や明石、大宰府を訪れる予定を語り、これまでの人生と新しい冒険への期待を抱き…。

 

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光る君へ|第46話のあらすじ

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まひろが大宰府に到着し、久しぶりに双寿丸と再会します。双寿丸は武者として大宰府に滞在しており、二人の再会により再び過去の絆が蘇ります。その後、藤原隆家とも面会することになり、まひろは道長のことについて聞かされます。隆家のもてなしを受け、宋の茶を楽しみながら、隆家がかつて内裏での争いをくだらないものと感じるようになったという隆家の心境を聞いて…。

 

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光る君へ|第47話のあらすじ

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壱岐を襲撃した刀伊(とい)の者たちに対して、藤原隆家が朝廷に急報を出すところから物語が動き出します。壱岐の防衛に失敗すれば、九州全土が危機にさらされるという緊迫した状況の中、内裏にいた藤原頼通のもとに隆家からの文が届きますが、彼は父・道長には知らせないと決めます。しかし、翌日には藤原実資が土御門殿に道長を訪ね、壱岐の状況を伝えてしまい、まひろの安否を気にする道長は…。

 

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光る君へ|最終回(第48話)のあらすじ

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源倫子に呼ばれたまひろが、これまでの自分の人生を振り返り、その想いを語る場面から始まります。平安時代の華やかな宮廷を背景に、まひろが辿ってきた道のりや心の葛藤が浮かび上がります。倫子との対話を終えたまひろが立ち去った後、藤原道長は妻の倫子に「まひろと何を話していたのか」と問いかけますが…。

 

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2025年の大河ドラマは「べらぼう」です。

 

2024年大河ドラマ「光る君へ」のトピックス記事はこちら

 

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