この記事では、2023年の大河ドラマ「どうする家康」第47話(2023年12月10日放送)のあらすじをご紹介します。
ネタバレを含みますのでご注意くださいね。
どうする家康|第47話のネタバレとあらすじ
武力の差を見せつけて、和睦へと導こうと、大阪城に砲弾を撃ち込んだ家康ですが…。
砲撃の恐怖
砲弾が昼夜を問わず大坂城に撃ち込まれ、侍女たちが死傷する事態に。
この砲撃により、茶々も恐怖を感じるほどでした。
家康の策略は成功し、豊臣方は戦意を喪失してしまいます。
講和と城の変貌
家康の命令により、阿茶が茶々の妹、初と講和の交渉を行いました。
しかし、この講和は一時的なもので、真の終結はまだ訪れていませんでした。
家康は、豊臣秀頼と茶々の安全を保障するという条件で、大坂城の二の丸と三の丸の堀を埋め立てました。
これにより、大坂城はその強固な防御力を失ってしまうことに。
再びの戦火
慶長20年3月、家康は秀頼に国替えを要求しましたが、秀頼はこれを拒否。
そして、4月に「大坂夏の陣」が勃発します。
家康は大名たちに出陣を命じ、再び大坂城を包囲しました。
しかし、大坂城はその防御力を失っており、多くの武将たちが命を落とします。
茶々と秀頼は、豊臣家の終焉を悟りました。
大坂城の最期
千姫は、茶々と秀頼の命を救うために助命を嘆願。しかし、家康はその嘆願を聞き入れませんでした。
「おじい様は…、鬼じゃ」
そして、同年6月7日の夕刻、大坂城は炎に包まれました。
秀頼は戦場に一度も出ることなく、茶々や大野治長らとともに自害。
大坂城は紅蓮の炎に包まれ、その歴史を閉じたのです。
どうする家康 最終回(第48話)に続きます。
2023大河ドラマ|どうする家康のネタバレとあらすじ全話まとめ!
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どうする家康|第47話の解説と感想
最終回直前のどうする家康第47話。
大坂冬の陣に引き続き、夏の陣、そして豊臣家の最期までが描かれることになりそうですね。
どうする家康第47話の見どころとしては、まずは阿茶と初の和解交渉でしょうか?
和睦の条件
和睦の条件は次の3つです。
- 大坂城の二の丸と三の丸の堀を埋める。
- 豊臣方の織田有楽と大野治長を人質に出す。
- 秀頼の家臣と浪人衆は処罰しない。
堀が埋められたことで、大坂城はもう戦える城ではなくなります。
しかし、大坂城に籠った浪人衆は和睦に不満を覚えます。
埋められた堀を掘り返し、城壁を修理、そして戦備を整え始めるのです。
なぜ夏の陣が起こったか
和睦したにも関わらず、なぜ大坂夏の陣が起こったのか。
一般的には以下のような背景があったとされています。
豊臣家の挑発行動
大坂冬の陣後の和議では、豊臣家は大坂城の外堀を埋めることを約束しましたが、実際には内堀を埋め始めました。これは徳川家康にとっては豊臣家の挑発行動と受け取られました。
豊臣家の勢力回復
和議後も豊臣家は浪人を集めて勢力を回復し、再び戦争の準備を進めていました。これにより、徳川家康は豊臣家が和議を守る意志がないと判断しました。
徳川家康の疑念
徳川家康自身が豊臣家に対して強い疑念を抱いており、完全に豊臣家を討つことでしか天下統一を確固たるものにできないと考えていました。
これらの背景から、和議が結ばれたにも関わらず、徳川家康は再び豊臣家を攻める決意を固め、大坂夏の陣が勃発。
結果として、豊臣家は滅亡し、徳川家康の天下統一が完成しました。
家康はこのまま和睦で終わらせたかったでしょうね。
大野治長は千姫を徳川軍におくりとどけ、秀頼と茶々の助命を願ったといいます。
家康には助命の意志もあったようですが、秀忠がこれを認めませんでした。
第47話ではそんな家康の苦悩も描かれるかもしれません。
どうする第47話の感想
※感想は放送後追記します。
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