広告 あらすじ・ネタバレ どうする家康

どうする家康|第20話ネタバレとあらすじを解説「岡崎クーデター」

この記事では、2023年の大河ドラマ「どうする家康」第20話のあらすじをわかりやすく解説します。

ネタバレを含みますのでご注意くださいね。

 

どうする家康|第20話のネタバレとあらすじ

どうする家康第19話では、

  • 武田信玄の病死
  • 将軍・足利義昭の追放
  • 浅井長政の自害

が描かれました。

一方で、お万が家康の子を身ごもり、妻の瀬名が激怒しますが、仲直りし、岡崎に戻ります。

第20話のテーマは「岡崎クーデター」です。

 

武田勝頼

武田信玄は亡くなりましたが、信長は家康に、武田家の息の根を止めるように手紙を出します。

信長は、信玄の息子・勝頼が信玄から戦を学んでいることを危惧していたのです。

 

実際に戦で勝頼の武田軍は強く、家康や大久保忠世は逃げ切るのに必死でした。

徳川軍は、犬居城を取り返すのに失敗したのです。

 

岡崎を狙う勝頼

天正3年、信玄の3回忌を済ませた勝頼は、岡崎を本気で狙っており、その噂が家康の耳に入ります。

家康は、このままでは岡崎が取られると、出陣準備をしていましたが、鳥居元忠や大久保忠世に止められました。

そして、家康自身は、熱を出して寝込んでしまいます。

 

その頃、岡崎では、家康の息子・松平信康が甲冑を身につけている最中。

興奮からか、紐が上手く結べません。

 

信康の妻・五徳姫が、手伝おうとすらしない場面に、瀬名と亀が到着。

その後、五徳姫は瀬名と言い合いになり、信康と夫婦喧嘩も始める始末です。

 

信康ら松平軍は、足助城に向かいますが、手痛くやられたようで、2日後には敗走し、戻ってきました。

 

浜松の家康にも、戦況が伝えられます。

熱を出した家康は動けず、代わりに酒井忠次が、平八郎と小平太を岡崎に送り込むのでした。

 

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身内の反乱

その頃、一向宗徒を煽り、本證寺で舞を披露していた、謎の巫女・千代が、岡崎のはずれを歩いています。

信康の家臣・大岡弥四郎が近づくと、千代から手紙が渡されます。

それを見て、弥四郎の表情が固くなっていきます。

 

弥四郎は、信康を裏切り、瀬名親子を討とうと、岡崎の乗っ取りを企んでいたのです。

そのことを一緒にいた、山田八蔵が瀬名に知らせました。

 

瀬名はすぐに、信康、数正、七之助に連絡。

弥四郎を罠にはめて膿を出し切る計画を立て、反乱を防ぎます。

 

企てに失敗し、捕らえられた大岡弥四郎は、信康の前で思いのたけをぶつけます。

「ずっと戦をしておる!織田信長にしっぽを振って、我らに戦って、死んで来いとず~っと言い続けておる!

皆、もうこりごりなんじゃ。終わりにしたいんじゃ」

 

反乱失敗を知った勝頼は、無理に岡崎を攻めず、浜松の吉田城に向かいます。

しかし、吉田城で家康らが見ていると、武田軍は引き上げていくのです。

 

一方で、瀬名が、武田と弥四郎を結び付けた人物を探っていると、そこに現れたのは、謎の巫女・千代でした。

 

第21話へ続きます。

 

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2023大河ドラマ|どうする家康のネタバレとあらすじ全話まとめ!

大岡弥四郎事件をわかりやすく解説!家康に謀反!鋸挽きの刑とは?

 

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どうする家康|第20話の解説と感想

大岡(大賀)弥四郎事件が描かれる、どうする家康第20話。

後の悲劇・信康切腹事件につながる第1弾という感じでしょうか。

 

まずは大まかに弥四郎事件の概要をみてみましょう。

大岡弥四郎事件

岡崎の高級官僚だった弥四郎が武田方に内通し、武田軍を岡崎城へ引き入れようとした企みが未遂に終わります。

これにより弥四郎が処刑されるという事件。

詳しくは、こちらの記事へ

大岡弥四郎事件をわかりやすく解説!家康に謀反!鋸挽きの刑とは?

 

この件で、信康と家康の仲が悪くなったという説も。

 

岡崎派vs浜松派

この頃、徳川家中が二つに分裂していました

  1. 岡崎派
    信康旗本と石川数正が中心。傷病者や、後方支援に従事する者たち
  2. 浜松派
    家康旗本と酒井忠次が中心。前線で活躍して出世を目指す者たち

大岡弥四郎事件~水野信元事件~信康事件は、岡崎派の不満が表面化して起きた事件ともいえるかもしれません。

どうする家康では、そんな内部分裂まで描くのかどうか、ちょっと微妙ですが、どんな風にアレンジされるのか、楽しみですね。

 

第20話の感想

「岡崎クーデター」を見終えてからの感想です。

毎熊克哉さん演じる大岡弥四郎の裏切りが描かれた第20話。

 

彼は裏切り者ではありましたが、自分の私利私欲のためではなく、戦いの前線に出る者たちの気持ち、戦いがいつまでたっても終わらないことへの不満が要因としてありました。

その気持ちをぶつけるシーンは、裏切り者の弥四郎へ少し傾いてしまう自分もいて、それこそ制作者の意図なのかもしれませんが、納得できる理由だったのではないでしょうか。

 

この回だけではなく、もっと前から登場させて、信康や家臣団との関係性も描いていたらより深く共感できたのかもしれません。

 

さて、大岡弥四郎は、史実では、最も重い刑といわれる鋸引きの刑を処せられたわけですが、そのシーンは出てきませんでしたね。

 

とはいえ、五徳姫が、

「この上なくむごいやり方で」

とおっしゃっていたので、その言葉から視聴者に想像してもらう方法をとったのでしょうね。

 

さて、岡崎はこのままでは終わりません。

瀬名が千代に接触しましたね。

ここから嫌な予感がします…。

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