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光る君へ|最終回(第48話)のネタバレとあらすじ「物語の先に」

2024年NHK大河ドラマ「光る君へ」もついに最終回、12月15日に第48話が放送されます。

ここでは、最終回のネタバレを含むあらすじを紹介しつつ、物語のクライマックスをご紹介します。

藤原道長、倫子、そして主人公まひろの運命が交差し、平安時代の宮廷で繰り広げられた波乱万丈な人生がどのように幕を下ろすのか、見逃せない展開が待っています。歴史ファン、大河ドラマファンにとっても注目の最終回、その結末を一緒に見届けましょう!

 

光る君へ|最終回(第48話)のネタバレとあらすじ

倫子との対話

倫子から「あなたが殿の妾になったのはいつ頃からなのか」と尋ねられたまひろは、人生の中で抱えてきた秘密を打ち明けます。

まひろは、道長の兄・道兼が自分の母親の敵であることを知りながらも、その兄弟の一人である道長と結ばれた理由や心の葛藤について語ります。この告白により、倫子は式部の置かれていた苦しい立場を知ることとなります。

「あなたは、私たちの心を手のひらの上で転がしていたのではないか」

倫子はまひろの告白に対し、道長の妻としてのプライドや、道長と式部の特別な絆に対する複雑な感情を露わにします。

倫子はまひろに対し、「これ以上隠し事があるなら全て打ち明けてほしい」と詰め寄りますが、まひろは「これが全てです。この秘密は死ぬまで胸にしまって生きていきます」と誓うのでした。

まひろが去ったあと、夫である藤原道長は倫子に「何を話していたのか」と尋ねますが、倫子は「ただの昔話よ」と受け流し、話題を変えます。そして、裳着(もぎ)の儀式を終えた末娘・嬉子(よしこ)を東宮・敦良親王(あつながしんのう)に嫁がせる提案をしました。

 

その後、まひろは自宅に戻り、道長や亡き夫・藤原宣孝、親しい友人であったさわから受け取った数々の手紙を手に取ります。

手紙の中には、道長からの和歌や漢詩が書かれていました。また、自分が詠んだ歌の下書きも出てきます。これらを見つめながら、まひろは「自分の歌をひとつの歌集にまとめたい」と考えます。

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新たな命と別れ

やがて、嬉子は敦良親王に嫁ぎ、万寿二年(1025年)には皇子・親仁(ちかひと)親王を出産します。しかし、嬉子は出産からわずか二日後にこの世を去ってしまいました。

親仁親王は、嬉子の姉である太皇太后・藤原彰子のもとで育てられることになります。

 

親仁親王の乳母には、まひろの娘である賢子が任命されます。

乳母という役割は、当時の女性にとって最高の位にあたる大変名誉ある役職でした。親王を見守る賢子の姿に、まひろは自身の家族が皇室との深い繋がりを持ち続けていることを実感するのでした。

 

道長の病と最後の時

万寿4年(1027年)になると、藤原道長の時代を共に築いた公卿たちは次々と姿を消し、藤原頼通や藤原教通(のりみち)など、道長の息子たちが新たな政の中心に立ち始めます。

後一条天皇は中宮・威子(たけこ)との間に内親王・葉子(ようこ)をもうけていましたが、まだ皇子はいませんでした。

 

そんな中、頼通は天皇に対し、皇子をもうけるために新しい女性を迎えてはどうかと提案しますが、彰子がそれを止めます。

もし他の家の女性が皇子を産んでしまえば、自分たちの一族の地位が脅かされるかもしれないと考えたからです。彰子のこの冷静な判断に、頼通は感心しました。

同じ年の十月、道長と倫子の娘である妍子(きよこ)が亡くなります。嬉子に続くもう一人の大切な命を失うことになりました。この悲しみが道長の心にも大きく影響し、病に倒れます。

 

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道長の最期

道長は、自身の病が重くなる中で次第に弱気になり、死への恐怖を抱えていました。

倫子はまひろに、「長年にわたり道長と特別な縁でつながっていたあなたに、最期を見届けてほしい」と懇願します。

まひろは、迷いながらも倫子の願いを受け入れ、道長の元を訪れます。

道長はまひろに対して一時的に拒絶の姿勢を見せるものの、次第に心を開き、これまでの人生や後悔を語り始めます。

対して、まひろは即興で物語を語り続けます。

昔あるところに三郎というおのこがおりました」という話を始め、物語の続きはまた明日話すと告げてその場を去る日々をふたりは過ごしました。

 

「続きはまた明日」

この言葉が、道長の生きる意欲を支え続けたのです。

しかし、道長はついに限界を迎えます。

道長は「光る君が死ぬ姿を描かなかったのは、幻がいつまでも続いてほしいと願ったゆえである」というまひろの言葉に涙を流し、安らかな表情で息を引き取りました。

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まひろの新たな旅立ち

道長が亡くなった後、まひろは乙丸(おとまる)を連れて、再び旅に出る決意をします。

旅立つ前、まひろは娘の賢子に自分がこれまで詠んだ歌をひとつの歌集にまとめたものを手渡しました。その歌集の名は『紫式部集』

まひろが長い年月をかけて心に感じたことを言葉にした、まさに人生の集大成といえるものでした。

 

まひろは、自分の人生が終わるまで新たな道を歩み続ける決心をしていました。過去の経験や思い出を振り返りながら、まひろは自分なりの答えを見つけようとしていたのです。

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旅の途中で、まひろと乙丸は双寿丸に再会します。双寿丸は「また戦が始まる」といって、去っていきました。

そんな双寿丸を見送りながらまひろはつぶやくのでした。

「嵐が来るわ」

 

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光る君へ|最終回(第48話)見どころ解説

ついにきてしまいましたね、『光る君へ』の最終回。なんだかあっという間でした。

最終回の第48話では、これまで積み重ねてきた登場人物たちの運命が交差し、特に源倫子や藤原道長、まひろの心情が深く描かれる場面が期待されます。物語全体を通して、平安時代の宮廷社会を舞台にしながら、権力争いや家族の絆、そして詩歌の美しさが巧みに絡み合っていたことを実感するに違いありません。

道長の娘たちの悲劇的な運命や、次世代を担う人物たちの登場も歴史ファンとしては見逃せないポイント。特に、敦良親王や藤原彰子、そしてまひろの娘・賢子の運命がどのように紡がれていくのかが、今後の時代の流れを感じさせる重要な部分となってくるでしょう。歴史的な背景とキャラクターの個々の物語がどう結びつくのかは、ファンとしては胸が高鳴るところです。

道長が亡くなったときのまひろはどのように描かれるのか、倫子との関係も気になるところですよね。ふたりはそれぞれ違った形で道長を支えてきたわけですから。

そして、まひろが歌集を完成させ、新たな旅へと出る決意を固めるシーンは、まひろの成長と人生の総括を象徴する瞬間。紫式部としてのまひろの創作活動がどのように描かれるかも大いに期待されます。

光る君へ最終回では、まひろと道長の旅立ちに心が揺さぶられること間違いなしです。歴史とドラマが融合した感動的なフィナーレを期待したいですね。

 

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