広告 あらすじ べらぼう

べらぼう|第18話のネタバレとあらすじ「歌麿よ、見徳は一炊夢」

2025年NHK大河ドラマ「べらぼう」の第18話。今回は、蔦屋重三郎の前に、かつて深い縁があった人物が再び現れ、重三郎のまっすぐな思いがひとつの未来を動かしていく展開が描かれます。

この記事では、第18話のあらすじをご紹介します。ネタバレを含みますので、ご注意ください

⇒ これまでの「べらぼう」あらすじとネタバレ全話まとめ

 

べらぼう|第18話のネタバレとあらすじ

「十作書いて!」喜三二、吉原に居続け

重三郎は、かつて一緒に暮らしていた絵師・唐丸の手がかりを求めて賭場を訪れますが、目当ての人物ではありませんでした。気を取り直して向かったのは、戯作者・喜三二との打ち合わせ。

新年用の青本を十作も出したいという重三郎に、喜三二は「無理!」と即答しますが、特別待遇の「居続け」――吉原の花魁のもとに連泊できるという甘い提案に落ちてしまいます。

ところが執筆中、喜三二は突然「筆が立たない」状態に。いわゆる腎虚です。医者の煎じ薬を飲んで眠ると、夢の中で暴れ狂う“息子”と格闘するはめに。冷や汗をかいて目覚めると、効き目があったのか復活。めでたしめでたしとなりました。

 

スポンサーリンク

捨吉の過去

そのころ、重三郎はようやく唐丸を見つけ出します。今では「捨吉」と名乗り、吉原の裏で体を売る生活をしていました。「この暮らしが気に入ってる」と口では言う捨吉ですが、本当は生きる意味を見失っていました。

捨吉は、夜鷹の母親に虐待されながら育ち、幼い頃から売られる生活を送っていました。そんな彼に光をくれたのが妖怪絵師・鳥山石燕。絵を描く喜びを知り、逃げ出そうとしますが、母親に暴力で引き戻されます。

そして起こった明和の大火。捨吉は瓦礫の下に埋もれた母を助けようとしますが、「お前は鬼の子だ」と罵られ、ついにその手を振りほどいて逃げてしまいます。この罪の意識がずっと唐丸を苦しめてきたのです。

 

「歌麿」として生まれ変わる

「死にたかった」と語る捨吉に、重三郎は「生きろ。俺のために」と語りかけます。駿河屋の協力を得て、捨吉に「勇助」という名の人別(戸籍)を与え、過去とは決別させます。

そのうえで、画号として「歌麿」を授けました。「お前を一人前の絵師にしてやる」と言う重三郎のまっすぐな言葉に、捨吉ははじめて「生きたい」と思ったのです。

 

<< 前回 第17話| 次回 第19話 >>

2025年大河ドラマ|べらぼうのあらすじとネタバレ全話まとめ

 

スポンサーリンク

べらぼう第18話の見どころ解説

べらぼう第18話は、いよいよ“あの子”との再会が描かれる注目の回になりそうです。蔦屋重三郎が過去に深く関わった人物と再び向き合い、心を揺さぶる展開が待っていそう。これまで明るく軽妙に描かれてきた重三郎のキャラクターですが、今回は彼の優しさや覚悟が、じっくりと描かれることになるのではないでしょうか。

また、江戸の文化を支えた“青本づくり”にも新たな波乱が。戯作者・喜三二の“筆問題”という、まさかの展開に笑ってしまいそうですが、どこか人間臭くて憎めないやりとりがありそうです。

さらに気になるのは、後に“歌麿”という名で知られることになる絵師の誕生につながる流れ。まだその正体ははっきりとは描かれていませんが、視聴者としては「もしかして……?」とワクワクしてしまいますよね。

人と人がつながっていく奇跡や、再出発を後押しする重三郎の情熱。この回には、ただの“復興の物語”ではなく、“誰かを救う物語”としての重厚な魅力が詰まっていそうです。歴史ファンとしても、大河ファンとしても、じっくり見届けたい一話です。

こちらもCHECK

 

-あらすじ, べらぼう

error: Content is protected.