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豊臣兄弟!第6話のネタバレとあらすじ「兄弟の絆」2026年大河ドラマ

2026年NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」第6話。

今回は、兄・藤吉郎の命を救うため、弟・小一郎が究極の選択を迫られる姿や、織田信長の心の奥にある“兄弟への思い”が描かれます。次郎左衛門処断をめぐる緊迫したやりとりの中で、兄弟の絆が大きく試される回となりそうです。

この記事では、「豊臣兄弟!」第6話のあらすじをご紹介します。ネタバレを含む点にご注意ください。

⇒ これまでの「豊臣兄弟!」のあらすじとネタバレ全話まとめ

 

豊臣兄弟!第6話のネタバレとあらすじ

次郎左衛門処断の危機

大沢次郎左衛門が、裏切りの疑いで斬られそうになります。

小一郎は信長の前に進み出て、必死に考え直すよう願い出ました。鵜沼城で人質となっている兄・藤吉郎の命を救うには、次郎左衛門を失うわけにはいかないのです。

これは斎藤龍興が仕組んだ罠であり、慎重に調べるべきだと小一郎は訴えます。

信長は一日だけ猶予を与えますが、犯人が見つからなければ小一郎自身の手で次郎左衛門を斬れと命じました。さらに、その役目を果たせば侍大将にすると告げます。

しかし信長は、次郎左衛門を心から信用していませんでした。親類縁者を切り捨てて家督を得た姿に、自分と重なる冷酷さを見ていたのです。

信長の過去

小一郎は市に望みを託しますが、市は静かに首を振ります。そして、信長と弟・信勝の過去を語り始めました。

かつて信長と信勝は、仲の良い兄弟でした。信勝は兄の背を追い、慕っていたのです。ところが謀反の疑いがかかり、兄弟の関係は一変します。

ある夜、信勝は信長に刃を向け、柴田勝家に討たれました。最期の瞬間、信勝の目には幼い日の優しさが一瞬宿ります。

亡骸を抱いた信長は、激しく泣き崩れました。この出来事以来、信長は人を信じられなくなった――市はそう語ります。

 

直の怒りと、小一郎の覚悟

打つ手を失った小一郎のもとに直が現れます。無理に笑う小一郎を見て、直は感情を爆発させました。藤吉郎のために命を捨てるなど許さない。そう叫び、涙を流して走り去ります。

翌日、小牧山城の主殿に次郎左衛門が引き出されました。真犯人は見つかったのかと問われ、小一郎は口を閉ざします。信長は約束どおり処断を命じ、再び侍大将の地位を示しました。

それでも小一郎は断ります

次郎左衛門の命は、兄・藤吉郎の命。この手で兄を殺すことなどできない。どんなことがあっても兄を裏切らないと、強く言い切りました。

試された忠義、結ばれる未来

小一郎はさらに踏み込みます。信長を信じて鵜沼城へ向かった藤吉郎を、このまま見捨てるのかと問いかけました。そして、自分を生かしておけば、いつか信長を裏切るかもしれないとも語ります。

そう言って、小一郎は刀を次郎左衛門に差し出しました。裏切り者の自分を斬り、忠義を示せ――その覚悟でした。

沈黙の末、信長は次郎左衛門を許します。藤吉郎の命も救われました。弟が兄を裏切る姿を見たかったが期待外れだったと信長は語りますが、その表情には、どこか安堵の色が浮かんでいました。

やがて藤吉郎は無事に戻り、家で寧々と向き合います。そして真剣なまなざしで告げました。

「お寧々殿、わしと夫婦になってくだされ!」

兄弟の絆が試された一日が、新たな物語の始まりとなります。

 

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