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豊臣兄弟!第5話のネタバレとあらすじ「嘘から出た実(まこと)」

2026年NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」第5話。

今回は、藤吉郎と小一郎が美濃攻略の要となる鵜沼城の調略に挑み、嘘から始まった策が思わぬ方向へ転がっていく様子が描かれます。藤吉郎のまっすぐな熱意と、信長の冷徹な判断が交錯する、緊張感の高まる回となりそうです。

この記事では、「豊臣兄弟!」第5話のあらすじをご紹介します。ネタバレを含む点にご注意ください

⇒ これまでの「豊臣兄弟!」のあらすじとネタバレ全話まとめ

 

豊臣兄弟!第5話のネタバレとあらすじ

松平元康のひと言

永禄五年(一五六二年)、織田信長は美濃攻略を見据え、三河の松平元康と同盟を結びます。藤吉郎は信長の命により、元康を国境まで見送る役目を任されました。

道中、藤吉郎は思わず尋ねます。どうすれば、松平元康のような人物になれるのか。

返ってきた言葉は「大切なのは熱意」。元康に深い考えがあったわけではありません。織田家の下役に、本心を語るつもりなどなかったのです。それでも藤吉郎の胸には、その言葉が強く残りました。出世への火が、さらに大きく燃え上がります。

馬廻衆となった兄弟

翌年、信長は居城を清須城から小牧山城へ移します。

小一郎と藤吉郎は馬廻衆に取り立てられ、住まいもそれなりのものに変わりました。
中村から呼び寄せた、なか、とも、あさひ、弥助、甚助も加わり、家の中はいつも大騒ぎ。笑い声の絶えない暮らしです。

藤吉郎の胸にあるのは、寧々への想い。出世して、堂々と気持ちを伝えたい。

しかし、立ちはだかる存在がいました。前田利家。武芸も評判も一歩先を行く男です。どれだけ励んでも、なぜか先を越される。その悔しさが、藤吉郎を焦らせていきます。

 

御前大試合

信長の前で武芸を競う御前大試合が開かれることになります。藤吉郎は利家に勝ち、寧々に良いところを見せたいと考えました。小一郎も動きます。組み合わせを工夫し、利家を疲れさせる策に出ました。

ところが最後は、藤吉郎と利家の一騎打ち。藤吉郎は小細工を仕掛けますが、通じません。結果は完敗。

すべてお見通しだった信長は、兄弟の「策」をとがめるどころか、次の役目を与えました。美濃攻略の要、鵜沼城の調略です。

成功すれば侍大将。藤吉郎にとって、これ以上ない大役でした。

鵜沼城調略

鵜沼城主・大沢次郎左衛門は、浪人から身を起こした猛将。

正面からの説得は難しい相手です。藤吉郎と小一郎は、弥助と甚助を使い、稲葉山城下で噂を流しました。大沢次郎左衛門が織田と内通している、という噂です。

その話は斎藤龍興の耳に入り、疑念が膨らみます。潔白の証として、妻を人質に差し出せという命。

やがて藤吉郎と小一郎は鵜沼城を訪ねますが、次郎左衛門は書状を破り捨て、寝返りを拒絶します。さらに弥助が捕らえられ、策は露見。激怒した次郎左衛門が刀を振り上げた、その瞬間でした。

藤吉郎は小一郎をかばい、必死に命乞いをします。侍大将になり、寧々と祝言を挙げたい。夫婦として、守り抜く。そのまっすぐな言葉に、次郎左衛門の手は止まりました。

藤吉郎が人質として残ることを条件に、次郎左衛門は信長に会う決意を固めます。

しかし小牧山城では、前田利家が毒を塗った刃物を示し、次郎左衛門に疑いが向けられます。

無実を訴えても、信長は耳を貸しません。嘘から始まった策は、いつしか真実となり、人の運命を大きく揺さぶっていくのでした。

 

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2026年大河ドラマ|豊臣兄弟!のあらすじとネタバレ全話まとめ

 

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