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あんぱん

あんぱん|白鳥玉恵の実在モデルは宮城まり子!やなせたかしとの関係は?

2025年前期の朝ドラ『あんぱん』に新登場する白鳥玉恵

その実在モデルと考えられるのが、歌手・女優、そして福祉活動家として知られる宮城まり子さんです。

名曲「手のひらを太陽に」にまつわるやなせたかしさんとの交流や、白鳥玉恵を演じる久保史緒里さんの素顔も気になるところ。

この記事では

  • 白鳥玉恵の実在モデル・宮城まり子の人物像
  • やなせたかしとの関係と「手のひらを太陽に」誕生秘話
  • 白鳥玉恵役・久保史緒里のプロフィールと役への思い

についてお伝えします。

 

あんぱん白鳥玉恵の実在モデルは宮城まり子

あんぱんに登場する白鳥玉恵の実在モデルは、歌に女優に、そして福祉に生涯を捧げた宮城まり子さんと考えられます。

宮城まり子さんとはどんな方だったのでしょうか?

 

宮城まり子はどんな人?

宮城まり子さん(本目眞理子)は、1927年3月21日に東京蒲田で生まれ、戦後すぐに歌と演劇の舞台で才能を開花させました。

1950年代には「ガード下の靴みがき」などが大ヒットし、NHK紅白歌合戦にも合計8回出場する人気歌手に。

さらに舞台女優としても活躍し、1958年に芸術祭賞、翌1959年には「まり子自叙伝」でテアトロン賞を受賞するなど、高く評価されました。

そんな華やかな芸能生活に続いて、宮城さんは自らの使命を見出し、「福祉活動家」としての道を歩み始めます。歌や演技で多くの人を励ました後、そのエネルギーを福祉の世界へと注ぎ込みました。

慈善事業家として

41歳のとき、障害のある子どもを演じるために訪れた施設が、宮城さんの心を深く揺さぶりました。

「この子たちに教育を受ける機会を―」という思いに駆られ、1968年には私財を投じて日本初の民間肢体不自由児養護施設「ねむの木学園」を静岡県で設立します。

芸能界での華やかな日々から、一変して福祉の道へ。

そこには「すべての子どもに教育の権利を」という、揺るぎない信念がありました。

華やかなスポットライトを去った後も、宮城さんは子どもたちの「お母さん」であり続けます。

雑誌『女性自身』に収められた彼女の言葉からも、その深い思いが伝わってきます。

「この子がここを出る時、大人になる時、どうなるのかしらと私は楽しい童話の世界から、現実にひきもどされた気がしました。そして『自分でこの子たちのお家を建てよう』と燃える心で奔走しました。」

出典:おや文庫

この一言に、歌や演劇の枠を超えた“本当の覚悟”が感じられます。愛と責任を胸に、宮城さんは生涯をかけて子どもたちと向き合い続けました。

 

宮城まり子と「ねむの木学園」

あんぱんに登場する白鳥玉恵の実在モデル、宮城まり子さんが生涯をかけて築いた「ねむの木学園」。

その始まりには、強い使命感がありました。

設立のきっかけ

1960年頃、宮城さんは脳性まひの子どもを演じる役作りのため、実際の施設を訪れます。

そこで、重度障がい児が学ぶ場を持てない現実を目の当たりにし、深い衝撃を受けました。「教育を受ける権利は誰にでもある」という思いが芽生え、それが行動の原動力に。

そして1968年、静岡県浜岡町(のち掛川市)に、日本初の私立肢体不自由児養護施設「ねむの木学園」を設立。

当時ほとんど前例のなかった新しい福祉の形を、一人で切り開きました。

学園の特徴と理念

ねむの木学園では、絵画・音楽・ダンスなど芸術を取り入れた独自の教育を実践。情感や感性を育て、生活力や学習力の向上を目指しました。

生活指導と学校教育を一体化し、宮城さんは「お母さん」、職員は「お兄さん・お姉さん」として、家庭のような温かさを大切にしていたといいます。

学園は国内外での美術展やコンサート、“ねむの木村”構想など、多彩な活動を展開。

互いを尊重し合う「家族のような空間」として、長く愛され続けています。

宮城まり子さんの「愛とアートの教育」は、今も子どもたちの可能性を咲かせ続けています。

 

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宮城まり子の代表曲

宮城まり子さんは、ただの歌手ではなく、時代と人々の心を動かした存在でした。

宮城さんは1950年、テイチクレコードから「なやましブギ」で歌手デビュー。

その後、ビクターに移り「あなたほんとにすごいわね」で初めてのヒットを飛ばし、一気に名前が広まりました。

 

宮城まり子さんの主な代表曲はこちらです。

曲名 特徴・背景
1950年 なやましブギ テイチク(TEICHIKU)からのデビュー曲。戦後のブギウギの流れを汲んだ明るいナンバー。
1951年 あんたほんとに凄いわね ビクター移籍後の第2弾ヒット。ユーモアと親しみやすさが魅力。
1953年 毒消しゃいらんかね 流行歌として大反響。宮城まり子の名を広く知らしめたきっかけに。
1955年 ガード下の靴みがき 宮川哲夫作詞、利根一郎作曲。戦後庶民の哀歓を切なく歌い、大ヒット。
1955年 納豆うりの唄 下町の庶民生活を描いたコミカルな作品として親しまれた。
1956年 てんてん娘 軽快でポップなメロディが若者に好評だった楽曲。
1957年 夕刊小僧 配達少年の日常をあたたかく描いた一曲。
1962年 手のひらを太陽に やなせたかし作詞、いずみたく作曲。1962年にNHK『みんなのうた』で放送され、童謡として定着した名作。
1962年 ドレミの歌(紅白出場曲) 紅白歌合戦でも披露され、教育現場でも親しまれた楽曲。

歌手として光り輝いた宮城まり子さんの音楽は、人々に寄り添い、時に励まし、時に静かな安らぎを届けました。

その優しい声は、演劇へと橋渡しとなり、やがて福祉という新たなステージへと導いたのです。

 

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白鳥玉恵の実在モデル・宮城まり子とやなせたかしとの関係は?

白鳥玉恵のモデルである宮城まり子さんと、童謡やアニメ界の巨匠・やなせたかしさんとはどんな関係だったのでしょうか。

宮城まり子とやなせたかしの出会い

50歳ごろまでのやなせたかしさんは、肩書こそ「漫画家」でしたが、その仕事のほとんどは漫画以外の分野。

あるとき、女優・宮城まり子さんへのインタビューを依頼されます。

初対面にもかかわらず、宮城まり子さんはやなせたかしさんを気に入り、卵焼きとお新香の昼食をごちそうしてくれたそうです。

ほどなくして、宮城まり子さんから「リサイタルの構成をお願いしたい」との依頼が舞い込みます。

「構成」という言葉の意味もよくわからないまま挑戦したやなせさんでしたが、試行錯誤の末、見事にショーを作り上げました。

参考:産経新聞

この出会いが、後に二人の創作的なつながりを育むきっかけとなっていきます。

お互いの創作の方向性に共鳴し合ったからこそ、のちに共作をに取り組める関係になったのですね。

 

「手のひらを太陽に」の誕生秘話

作詞:やなせたかし/作曲:いずみたく/歌唱:宮城まり子&ビクター児童合唱団――で発表された名曲「手のひらを太陽に」。

この名曲は、1961年に制作され、1962年にNHK『みんなのうた』で初放送されました。

やなせたかしさんが生み出したフレーズには、どんなイメージが込められていたのでしょう?

ある晩、眠れないほど疲れていたやなせさんは、照明を消して懐中電灯だけをつけ、自分の手のひらを照らしたそうです。

すると指の間から赤く見える血の色に、「この血が冷たくなっても、まだ私は生きている」と励まされたように感じ、「手のひらを太陽に」のフレーズが自然と浮かんできたとか。

これが歌詞誕生の原点でした。

最初はブラジル風のリズム(バイヨン)が取り入れられていましたが反響は薄く、1965年にポニージャックスがカバーし、より親しみやすいアレンジで紅白でも披露され大ヒットしました。

 

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あんぱん白鳥玉恵役は久保史緒里!

白鳥玉恵というキャラクターを通じて、歌と希望を届ける“あんぱん”世界に、新たな息吹を吹き込むのが久保史緒里さんです。

久保史緒里さんのプロフィールが活動についてみていきましょう。

久保史緒里のプロフィール

生年月日・出身地など

  • 生年月日:2001年7月14日
  • 出身地:宮城県
  • 血液型:O型
  • 身長:約161 cm

乃木坂46での活動歴

  • 2016年、乃木坂46の3期生としてデビュー
  • センター経験や選抜常連メンバーとして活躍中。

ファッションモデル、ラジオパーソナリティ、舞台・演技への展開など幅広い分野で才能を発揮しています。

 

女優としてのキャリアと注目作

テレビドラマ・映画

  • 連続テレビ小説『あんぱん』(2025年)で白鳥玉恵役として朝ドラ初出演。
  • 『残美』『夜ドラ「未来の私にブッかまされる!?」』『大河ドラマ どうする家康』など、多彩なドラマに出演

舞台出演について

  • ミュージカル『Pretty Guardian Sailor Moon』主演(うさぎ/セーラームーン役)
  • 『夜は短し歩けよ乙女。』、『桜文』主演ほか、劇団☆新感線の『天號星』にも出演するなど舞台でも評価を得ています

久保史緒里さんは、アイドルの枠にとどまらず、演技・モデル・ラジオ・舞台と、多方面で輝きを放つ若手実力派ですね。

白鳥玉恵役への意気込み

朝ドラ『あんぱん』で初めて朝ドラに出演する久保史緒里さんは、役への思いを次のように語っています:

「今回、朝ドラに初めて参加させていただきます。ずっと追いかけていた夢だったため、現場では常に心臓の音を感じながら挑みましたが、やわらかい太陽のようなあんぱんチームのみなさまが包み込んでくださる現場は、本当にあたたかな場所でした。玉恵の周囲を巻き込むパワフルさ、たくましさ、そして天真爛漫な人物像が…生きることへの尊さを歌に乗せ、みなさまのもとへ届けられますように」

(Real Sound|リアルサウンド)

その言葉からは、役者としてだけでなく、一人の表現者として、丁寧に役と向き合う覚悟が伝わります。


以上、今回は、あんぱんで久保史緒里さんが演じる白鳥玉恵の実在モデルについてご紹介しました。

久保史緒里さんが演じる白鳥玉恵は、歌で人を励まし、希望を届ける存在となりそうです。

久保史緒里さん自身の熱い思いと合わさり、視聴者の心に強く響く“玉恵像”が、どんな風に朝ドラあんぱんで表現されるのか、楽しみですね!

 

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