2025年後期の朝ドラ『ばけばけ』第13週。
ヘブンのもとで働くトキの心には、忘れられない人・銀二郎の名前が再びよみがえります。
一方、遠くロンドンからはヘブンの旧友イライザの手紙が届き、物語は新たな局面へ。
この記事では、『ばけばけ』第13週(第61話~第65話)のあらすじを詳しくご紹介します。ネタバレにご注意ください。
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ばけばけ|第13週のネタバレとあらすじ
銀二郎からの手紙
春の松江に、トキのもとへ一通の手紙が届きます。
差出人はかつての夫・銀二郎。三年前に会社を興し、今は社長として成功していること、そして四月に松江を訪れたいという知らせが綴られていました。長い沈黙を破る便りに、トキの心は静かに揺れます。
ヘブンは最初、休みを渋りますが、外国から届いた手紙を見て態度を変えました。差出人は旧友イライザ・ベルズランド。錦織は「同じ日に松江に来るのでは」と推測し、再会の気配が漂い始めます。
銀二郎の申し出
約束の前日、銀二郎が松野家を訪ね、過去を詫びます。そして「もう一度やり直したい」と誠意を伝えました。
今では安定した収入を得ており、トキを東京に呼び寄せられるほどの生活を送っている銀二郎。家族も納得し、残るはトキの気持ちだけでした。
一方で、ヘブンはイライザを松江に招き入れます。ヘブンの心には、旅立ちを意識した静かな決意が芽生えていました。
松江での再会
四月の朝、トキは支度を整え、銀二郎と再会します。
二人はかつての思い出をたどりながら、清光院や月照寺を訪ねました。その境内で、偶然ヘブンとイライザ、錦織と出会います。
ぎこちない空気が流れる中、トキが「大亀の怪談」を語ると、場の雰囲気が一変。ヘブンは深く聴き入り、ふたりの間には言葉を超えた信頼が流れました。
物語が終わるころ、周囲の誰もその世界に入り込めないほど、二人の絆は静かに結ばれていました。
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それぞれの別れ
その夜、イライザはヘブンに新たな旅への同行を提案しますが、返事はありません。翌朝、イライザは祝福の手紙を残し、松江を去りました。
同じころ、銀二郎も松野家を訪ね、トキの幸せを願って身を引く決意を伝えます。未練を抱えながらも、銀次郎は静かに背を向けたのです。
春のはじまり
松江大橋のたもとで、トキとヘブンは再び出会います。
多くを語らず、ただ並んで歩き出す二人。宍道湖のほとりを渡る春風の中、別れと始まりがひとつに溶け合っていきます。
新しい季節が、静かに二人の背中を押していました。
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