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あらすじ あんぱん

あんぱん|第26週(最終週)のネタバレとあらすじ「愛と勇気だけが友達さ」

2025年前期のNHK朝ドラ『あんぱん』も、いよいよフィナーレを迎えます。

あんぱん最終週(第26週)のタイトルは「愛と勇気だけが友達さ」。

やなせたかしさんの代表作『アンパンマン』がアニメとなり、世代を超えて広がっていく瞬間が描かれます。

この記事ではあんぱん第26週のあらすじとネタバレを紹介します。

⇒ あんぱんのネタバレとあらすじ最終回まで全話まとめ

 

あんぱん最終週|第126話のあらすじとネタバレ(9月22日)

 

高知旅行への誘いと心の交流

のぶが撮ったミュージカル会場の写真を見ていた嵩は、そこに登美子の姿を見つけて驚きました。

会場に密かに来ていた登美子に、羽多子は「きっと嵩さんのファンなんですよ」と微笑みます。

やがて、のぶ・羽多子・登美子の三人で高知へ旅に出る計画が持ち上がりました。

出発前夜、のぶと羽多子は結太郎や次郎のことを思い返し、羽多子は「アンパンマンは、のぶさんと嵩さんの子どものようなものね」と語りました。

その夜、登美子は初めて柳井家に泊まり、嵩とこれまでの人生を語り合い、翌朝三人で旅立っていきます。

アンパンマンがつなぐ喜び

数日後、旅行から戻ったのぶは写真を現像するため写真館を訪れました。

そこで店主から声をかけられ、孫がアンパンマンに夢中で「毎晩読んでほしい」とせがんでいると聞かされます。

のぶはその話に胸を打たれ、アンパンマンが人々の生活の中で確かに息づいていることを実感しました。

 

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あんぱん第127話(9月23日)あらすじとネタバレ

バイキンマン誕生と広がる物語

のぶは写真館で耳にしたアンパンマン人気の話を弾む声で伝えながら帰宅しました。
一方その頃、嵩は「何かがまだ足りない」と胸に引っかかる思いを抱え、ついに悪役を描き始めます。

そして2年後――。
生まれたバイキンマンは、子どもたちから「憎めない悪役」として大人気に。蘭子がその理由を尋ねたとき、嵩の答えに八木は黙り込んでしまいます。
それでも嵩の創作は止まらず、新しいキャラクターたちが次々と命を吹き込まれていくのでした。

 

あんぱん第128話(9月24日)あらすじとネタバレ

プロデューサーの来訪

ある日、のぶと嵩の暮らしに新たな訪問者が現れました。

テレビ局のプロデューサー・武山恵三です。

彼の提案は、なんと絵本『アンパンマン』をテレビアニメにしたいというものでした。

突然の話に嵩は驚きつつも、すぐに首を縦には振りません。

これまで大切に育ててきた作品が、形を変えることで本来の想いが薄れてしまうのではないか──そんな不安が嵩の胸を占めていました。

⇒ あんぱん|武山恵三の実在モデルは武井英彦さん!アンパンマンアニメ化の立役者

 

揺れる心と支える声

武山は簡単には諦めませんでした。

何度も嵩に熱意を伝え、「テレビならもっと多くの子どもたちに夢を届けられる」と説き続けます。

しかし嵩の表情は固いまま。葛藤が消えることはありませんでした。

そんな彼に寄り添ったのが、のぶの存在です。

のぶの後押しが、嵩の心を揺さぶります。

長い道のりを共に歩んできた妻の言葉に、嵩は次第に迷いをほどいていきました。

 

決意

のぶの後押し、そして武山の情熱に押され、嵩はついに決意します。

『アンパンマン』をテレビアニメとして世に送り出すことを受け入れたのです。

さらに武山プロデューサーから託されたのは、主題歌の作詞でした。

嵩は自らの人生を投影するように、「本当の正義とはなにか」を問い続けてきた思いを歌詞に込めていきます。

戦争や苦難をくぐり抜けてきたからこそ辿り着いた言葉は、やさしさと力強さをあわせ持つものでした。

 

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あんぱん第129話(9月25日)あらすじとネタバレ

テレビアニメ『アンパンマン』

やがて放送が始まると、『アンパンマン』は瞬く間に子どもたちの心をつかみます。

パンをちぎって人を救うアンパンマンの姿は、シンプルでありながら深い愛と勇気を体現し、家庭から学校、そして社会全体へと広がっていきました。

作品と共に、嵩の名も全国に知れ渡ることになります。

長い間苦しみや挫折を味わってきた人生が、この瞬間に大きな実を結んだのです。

のぶの支えと嵩の想いが重なり、日本中を温かく包み込む物語がここに誕生しました。

そんな中、のぶはひとり、ある場所へ足を運んでいくのでした――。

 

あんぱん第130話最終回(9月26日)あらすじとネタバレ

うちのアンパンマンや

嵩がのぶの病室に入ると、のぶは気丈に微笑み、嵩を安心させようとします。

その姿に胸を詰まらせる嵩。

やがてのぶは退院を果たしますが、自分のいない未来を思い、嵩を心配して問いかけます。

「うちがおらんでも大丈夫?」

さらに「今年の桜は見られないかもしれない」とつぶやくのぶに、嵩は「そんなことはない」と力強く抱き寄せました。

やがてアンパンマンは全国の子どもたちのヒーローへ。

その成功を喜んだのぶは、穏やかな笑みを浮かべながら「嵩は、うちのアンパンマンや」と言葉を贈るのでした。

 

⇒ やなせたかしの妻・暢さん死因と病気|最期を見送った夫婦の絆

 

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あんぱんのネタバレとあらすじ最終回まで全話まとめ

 

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あんぱん第26週の見どころ解説

いよいよ最終週を迎える「あんぱん」では、『アンパンマン』がテレビアニメとして誕生するまでの道のりが描かれます。

ドラマ内では武山プロデューサーが登場し、嵩にアニメ化を持ちかける場面が中心となりますが、史実としても『アンパンマン』のアニメ化は決して平坦ではありませんでした。

実際には、複数の局が企画を検討するも上層部の理解が得られず、何度も企画が没にされたといいます。

当時は幼児向けアニメにスポンサーがつきにくいという課題もありました。

そんな中で尽力したのが日本テレビの武井英彦プロデューサー。

息子さんの幼稚園での人気ぶりを目の当たりにし、「必ずヒットする」と確信して資金集めに奔走したのです。

昭和63年(1988年)に放送がスタートしたアニメ『それいけ!アンパンマン』は、低視聴率枠と言われた時間帯にもかかわらず、初回から7%を超える驚きの数字を記録。その後はロングラン番組へと成長しました。

さらに、やなせたかしさん自身が故郷・高知でスポンサーを引き受け、地元での放送を実現させたというエピソードも残っています。

あんぱん第26週では、こうした史実に重なる奮闘も描かれるのでしょうか。

嵩とのぶの思いが結実し、アンパンマンが大空へと羽ばたいていく姿が期待されますね。

朝ドラ最終週にふさわしい、“夢をあきらめない情熱”と“愛と勇気”の物語に注目です。

 

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