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あんぱん|第20週のネタバレとあらすじ「見上げてごらん夜の星を」2025年前期朝ドラ

2025年前期朝ドラ『あんぱん』第20週のタイトルは「見上げてごらん夜の星を」。

百貨店を辞めた嵩は、漫画家として本格的に活動を始めますが、なかなか芽が出ない苦しい日々が続きます。

一方のぶも、鉄子の秘書として働きながら、自分の「探しもの」と向き合っていきます。そんななか、ミュージカル制作の現場で新たな出会いが訪れ、嵩は創作の刺激と葛藤の中で大きな決断を迫られて──。

この記事ではあんぱん第20週のあらすじとネタバレを紹介します。

⇒ あんぱんのネタバレとあらすじ最終回まで全話まとめ

 

あんぱん第20週のネタバレとあらすじ

ふたりのすれ違い

嵩は百貨店を退職し、漫画家として新たな道を歩み始めました。

創作集団「独創漫画派」に所属し、割り振られた仕事をこなす日々が続きますが、順調とは言い難い状況が続いています。のぶは、嵩に対して「嵩さん」と呼ぶようになり、心の距離が少しずつ変化していきます。

一方、のぶは鉄子のもとで児童福祉に関わる仕事に取り組んでいましたが、自己判断で面会を設定したことが問題となり、厳しく叱責されてしまいます。

謝罪のうえで、自分の“探しているもの”が鉄子のもとで見つかると信じ、引き続き働かせてほしいと頭を下げます。

 

解雇と葛藤

嵩は、穴埋めとして描いた作品が掲載されず、思い描いていた創作の形とはかけ離れた現実に直面していました。

詩的な言葉を織り込んだその作品を八木に見せたところ、「自分らしいものを描け」と励まされます。

そんな折、鉄子が八木の店を訪れ、のぶの夫が嵩であることに気づきます。

のぶの“探しもの”は何かと尋ねられた嵩は、「逆転しない正義ではないか」と答え、のぶが長年抱える罪悪感について語ります。

翌朝、鉄子はのぶに解雇を言い渡します。

のぶはその事実を嵩に言えないまま日々を過ごし、嵩もまた、自分の状況を誤魔化しながらふるまいます。

その後、のぶは登美子のもとを訪ね、自身の非礼を詫びたうえで、解雇されたことを明かします。嵩の現状を問われ「順調」と答えるのぶに、登美子は「嵩は嘘をついているのでは」と静かに語ります。

 

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ミュージカルとの出会いと転機

時は流れ、1960年3月。のぶは再び働き始め、蘭子は映画評で注目を集めていました。しかし嵩には代表作と呼べる作品がまだなく、漫画家としての道も見通しの立たないままでした。

そんなある日、いせたくやがミュージカル演出家の六原永輔を伴って柳井家を訪れます。

いせたくやは音楽、六原は演出を担当し、舞台美術を嵩に依頼したいと申し出ます。舞台のタイトルは「見上げてごらん夜の星を」。その言葉に心を動かされた嵩は、美術を引き受ける決意を固めます。

アトリエで稽古を重ねる中、嵩は舞台づくりに情熱を注ぐ人々の姿に心を打たれ、自身も何かを取り戻していきます。

のぶが差し入れに訪れたある日、いせたくやが同名の曲をアカペラで歌い上げ、その美しい響きにのぶは静かに感動します。

舞台「見上げてごらん夜の星を」は、満場の拍手のなか、大きな成功を収めました。

 

創作への執着と理解の光

その後、いせたくやから嵩に「作詞をお願いしたい」と依頼が届きます。

しかし嵩は、「自分は売れていないとはいえ漫画家である」と言い、のぶの助言にも耳を貸さず、強い調子で拒絶します。

のぶは家計を支えるため、嵩に内緒で八木の雑貨店でアルバイトを始めていました。偶然来店した蘭子に、嵩が作詞を断ったことを話すと、八木は「嵩の書く言葉は全部、詩に聞こえる」と静かに言葉を添えます。

ある日曜日、嵩が雑貨店を訪れ、のぶのアルバイトが発覚します。

家に戻った嵩は、のぶに素直に謝ります。そのとき、突然の雷で停電が起こり、あたりは真っ暗に。懐中電灯を灯したのぶは、透かした手のひらを見せ、「ここに血が流れている」と静かに語ります。

嵩はその手を見つめながら、自身の言葉を思い返します。

「手のひらを透かしてみれば、真っ赤に流れる、僕の血潮」。

その瞬間、崇の中にある何かが、確かに動き出していました。

 

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あんぱんのネタバレとあらすじ最終回まで全話まとめ

 

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あんぱん第20週の見どころ解説

朝ドラあんぱん第20週「見上げてごらん夜の星を」では、嵩とのぶ、それぞれの“本当の気持ち”と向き合う展開が描かれることが予想されます。

漫画家として独立した嵩は、自分らしい創作に踏み出そうとする一方で、思うように結果が出ず苦悩。のぶもまた、自身の働く意味や居場所を見失いながら、それでも前を向こうとする姿が丁寧に描かれそうです。

中盤では、舞台「見上げてごらん夜の星を」を通して、新たな人々との出会いが物語を大きく動かしていきます。

特に、クセのある演出家・六原永輔や、表現者としての道を進み始めたいせたくやとの交流が、嵩に大きな転機をもたらすのではないでしょうか。

夫婦として、同じ方向を見ているはずなのに、すれ違ってしまうふたり。

のぶが灯す懐中電灯の光と「血が流れている」と語るラストの描写は、嵩が本来の自分を取り戻す象徴として深く印象に残りそうな予感。創作と生活、夢と現実のあいだで揺れる人々が、それでも手を取り合おうとする姿に期待が高まりますね。

 

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