2025年前期朝ドラ『あんぱん』第18週のタイトルは「ふたりしてあるく 今がしあわせ」。
のぶと嵩が想いを確かめ合ってから3か月。のぶは鉄子の選挙活動を手伝うため高知を訪れますが、嵩と話せたのはわずかな時間だけでした。その後、鉄子が再選を果たし、のぶが東京に戻ってから2か月。会えない日々が続いていたある日、突然嵩が東京に現れ…。
この記事ではあんぱん第18週のあらすじとネタバレを紹介します。
あんぱん第18週のネタバレとあらすじ
あんぱん 第86話|再会と決意
のぶと嵩がお互いの想いを確かめ合ってから三か月。のぶは鉄子の選挙活動の応援で高知を訪れていましたが、嵩と会えたのはほんのわずかな時間だけでした。選挙は無事に終わり、鉄子は再選を果たします。
それから二か月後。東京に戻ったのぶは、嵩と会えない日々を過ごしていました。そんなある日、八木と話しているところに突然嵩が現れます。驚くのぶに対し、嵩はすでに高知新報を辞めて東京へ来たことを伝えます。
嵩は、高知新報を辞めると伝えた際の東海林とのやり取りを振り返ります。東海林は「嵩とのぶは正反対に見えて、根っこは同じだ」と語り、「正義に逆転はあるのか、何十年かけても二人で答えを探せ」と送り出してくれたのでした。
のぶの部屋で二人きりになった嵩は、八木のもとで世話になりながら東京で本格的に漫画を描くつもりだと話します。するとそこへ、意外な人物が嵩を訪ねてやってきます。訪問者は、嵩の母・登美子でした。
あんぱん 第87話|母の想いと嵩の決断
嵩の上京を手紙で知っていた登美子が、突然のぶの部屋を訪ねてきます。のぶと嵩は驚きつつも、登美子は気にする様子もなく買ってきた酒で一人乾杯を始めました。
のぶは、嵩が東京で漫画に打ち込みたいという思いを応援したいと伝えますが、登美子は「漫画は子どもの遊び」と一蹴。夜には酔いつぶれてしまい、そのままのぶの部屋に泊まることになります。
翌朝、目を覚ました登美子は嵩に「のぶを安心させたいなら、ちゃんと就職するべき」と言い、三星百貨店の採用試験を受けるよう促します。母の強い言葉に、嵩は何も返せませんでした。
数日後の夕方。ガード下で子どもたちと話すのぶの前に、嵩が現れます。嵩は「仕事が決まった」と報告。まさか自分が受かるとは思っていなかったが、三星百貨店に就職することになったと伝えました。
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あんぱん 第88話|プロポーズ
登美子に勧められて受けた三星百貨店の採用試験に合格した嵩は、東京での新たな仕事をスタート。真面目な働きぶりは上司にも評価され、忙しい毎日を送るようになります。
そのころ、のぶはガード下で暮らす孤児・アキラのことが気にかかっていました。新しい引き取り先が決まったものの、慣れ親しんだ八木たちと離れることに、アキラは不安を抱えていたのです。
ある日、嵩は新しく借りた中目黒の部屋のことをのぶに報告し、「話したいことがある」と切り出します。そこへ登美子が現れ、突然ふたりの結婚について話し始めました。嵩は慌ててその場を収め、登美子には帰ってもらいます。
そのあと改めてのぶと向き合った嵩は、自分の気持ちを真っすぐに伝えます。子どもの頃から、ずっとのぶを愛していたこと。そして千尋と次郎の分まで、のぶを幸せにしたいと語り、結婚を申し込みました。
あんぱん 第89話|新生活
のぶと嵩は、中目黒の長屋で新しい生活を始めました。まだまだ住み慣れない日々の中、ある雨の日、嵩はびしょ濡れになって帰宅。共同の手洗いの天井に穴があいていて、雨が吹き込んできたのです。ずぶ濡れの姿に、のぶは笑いながら嵩の髪をタオルで拭いてあげます。
そんなふたりの時間に、突然訪ねてきたのは世良でした。世良はのぶに、しばらくの間事務所に泊まり込みで電話番をしてほしいと依頼します。
しばらくの間、世良の事務所に泊まり込みで電話番を務めたのぶが、ようやく長屋に帰ってきました。
すると間もなく、高知からのぶの祖母・母・姉たちが勢ぞろいで東京を訪問。にぎやかすぎる女性陣の登場に、嵩はすっかり押され気味。居場所をなくした嵩は、思わず八木を頼って「しばらく泊めてくれ」と頭を下げます。
そんな嵩に、八木はあきれ顔を見せつつも「なんで就職したんだ? 漫画を描かなくていいのか?」と本音をぶつけます。
嵩はしばらく黙ったあと、「愛する家族を、まずは安心させたかった」と真っ直ぐに答えました。そして逆に「八木さんは、家族いないんですか?」と尋ねると、八木はふっと目を伏せて「いたよ」とだけつぶやきました。
ある日、嵩のもとに羽多子から一本の連絡が届きます。「家に帰っておいで」と。
のぶと一緒に長屋へ戻った嵩を出迎えたのは、「結婚おめでとう!」のにぎやかな声と、あたたかな笑顔たちでした。
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あんぱん 第90話あらすじ|祝福の夜
のぶと嵩の結婚を祝うため、朝田家と柳井家の女性たちが中目黒の長屋に集まり、ささやかなお祝いの宴が開かれます。
賑やかに笑いが飛び交い、あたたかい空気が部屋を包み込んでいました。
そんな中、お手洗いに立った千代子が慌てて戻ってきます。天井に穴があいていたことに驚きの言葉を漏らします。
それを聞いた登美子は、のぶのことを案じて「気の毒だ」とつぶやきますが、のぶは笑顔で「私は幸せです」とはっきり言葉を返しました。
宴がひと段落したあと、嵩はひとり部屋を抜けて外へ。そこへのぶが追いかけてきます。ふたりは並んで座り、長屋の天井の穴からのぞく星空を見上げながら、静かに語り合いました。日々の喧騒を離れたそのひとときに、ふたりはしみじみと今の幸せをかみしめていました。