2025年後期のNHK朝ドラ『ばけばけ』。
物語はいよいよ新たな章へと進み、松野トキの人生は「娘」から「妻」へと大きく姿を変えていきます。
結婚という節目を迎えたトキとヘブンは、住み慣れた長屋を離れ、城下町の武家屋敷での暮らしを始めることに。
この記事では、『ばけばけ』第15週(第71話~第75話)のあらすじをまとめてご紹介します。ネタバレにご注意ください。
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ばけばけ|第15週のネタバレとあらすじ
トキとヘブンの結婚
ようやく幾多の障害を乗り越え、トキとヘブンは正式に夫婦となります。異国の文化や価値観の違いに戸惑いながらも、互いを理解しようと歩んできた二人にとって、それは長い道のりの先にたどり着いた節目でした。祝福の空気に包まれる一方で、トキの胸には、これまで暮らしてきた日々との別れが静かに迫っていました。
結婚を機に、トキは松野家の人々とともに、長年住み慣れた長屋を離れる決断をします。橋を渡った先に広がる城下町での新生活は、これまでとはまったく異なる世界でした。思い出が詰まった場所を後にすることへの寂しさと、新しい人生への期待が、トキの心の中で複雑に入り混じっていきます。
見送られる背中と、新たな門出
転居の日が訪れ、トキは荷をまとめ、サワやなみといった親しい人々に見送られながら歩き出します。
慣れ親しんだ路地、毎日のように交わした何気ない会話、その一つひとつが胸に去来し、振り返るたびに込み上げる思いを抑えきれません。橋を越えるという行為は、単なる引っ越しではなく、これまでの人生に区切りをつける象徴的な出来事でもありました。
城下町へと向かう道すがら、トキは自分が選んだ未来の重さをあらためて実感します。
異国から来た夫とともに生きるという覚悟、そして松野家の一員として新たな役割を担う責任。そのすべてを受け止めながら、トキは前を向いて歩みを進めていくのでした。
武家屋敷で始まる、ぎこちない日常
城下町の武家屋敷では、松野家とヘブンを迎え入れた新しい暮らしが始まります。
格式ある屋敷の佇まいは、長屋とはまるで別世界であり、家族の誰もが少なからず緊張を抱えていました。ヘブンは日本の生活様式に合わせると口にしますが、その言葉とは裏腹に、文化や習慣の違いは日常の随所で顔を出します。
食事の作法や言葉遣い、家の中での立ち居振る舞い――些細なことの積み重ねが、松野家の人々に不安を芽生えさせていきます。本当にこの屋敷で共に暮らしていけるのか、互いに気を遣いながら過ごす日々は、まだ始まったばかりでした。
それでも、ぎこちなさの中に小さな歩み寄りが生まれます。
トキは夫と家族の間に立ち、少しずつ橋渡しをしようと奮闘します。武家屋敷での新生活は、決して平坦ではありません。しかしその先に、家族としての新しい形が築かれていく予感も、確かに芽生え始めていました。
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