2025年後期の朝ドラ『ばけばけ』の第6週。
新たに教師となったヘブンが学校でどのように歩み出すのか、そして松野家に押し寄せる生活の荒波、さらには旧知の人々の意外な再登場――。
物語はますます濃密さを増していきます。
この記事では、『ばけばけ』第6週(第26話~第30話)のあらすじをまとめてご紹介します。ネタバレを含みますのでご注意ください。
⇒ 2025年後期朝ドラばけばけのネタバレとあらすじ全話まとめ
ばけばけ|第6週のネタバレとあらすじ
教壇に立つヘブン
松江中学校で授業を始めたヘブンは、最初の緊張を振り払うように、堂々と英語で方針を語りました。
錦織が通訳を務めると、生徒たちは真剣に耳を傾け、「必ず聞き取れるようになる」という言葉に励まされます。目を輝かせる子どもたちを見て、ヘブンは満足そうにうなずきました。
松野家を襲う苦境
その頃、松野家では思いがけない出来事が起こります。
借金取りの森山善太郎が急死し、跡を継いだ銭太郎が容赦ない取り立てを始めました。とっておいた店賃まで奪われ、生活はさらに厳しくなります。
フミとトキは母娘で力を合わせ、しじみをむき行商に出ることになりました。
女中探しとトキの葛藤
ヘブンは旅館を出て暮らすため、身の回りの世話をする女中を雇うことを決めました。
当時は「ラシャメン」と呼ばれ、蔑まれる仕事でした。なみが手を挙げますが、百姓の娘だと知ると、ヘブンは士族の娘を望むと言います。
錦織はトキに話を持ち掛けましたが、トキは誇りを傷つけられたように感じ、強く断りました。
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タエとの再会と雨清水家の真実
ある日、町を歩いていたトキは、物乞いをするタエの姿を目にして衝撃を受けます。
後日、雨清水家の三之丞が牛乳屋に押しかけ、社長にしてほしいと訴えますが、激しく叱責され追い返されました。
トキは三之丞から雨清水家の事情を聞きます。
傳の死後、屋敷を売って借金を返し親戚に身を寄せましたが、「人に使われるのは格が低い」と言い、働き口を得られませんでした。
やがて行き場を失い、タエは物乞いとなったのです。
トキの決意
その夜、松野家はわずかな収入でしじみ汁を囲みました。苦しいながらも笑顔を分かち合う家族の姿は温かいものでした。しかしトキの胸にはタエの姿が重く残っていました。
翌朝、トキは錦織に向かい、静かに告げます。
「……ヘブン先生の女中になります」
家族を思い、そして自分の未来を切り開くために。トキは新たな一歩を踏み出す決意を固めたのです。
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