2025年後期のNHK連続テレビ小説「ばけばけ」が、9月29日からいよいよ放送スタートします。
ユニークなタイトルからして、ちょっと不思議で賑やかな物語が繰り広げられそうですね。
この記事では、朝ドラ「ばけばけ」の主人公や主要キャラクター、そのキャスト情報を一覧にしてわかりやすくご紹介します。
2025年後期朝ドラ「ばけばけ」の主人公&主要キャスト
松野トキ(まつの とき):髙石あかり
物語の主人公。松野家の一人娘で、昔話や怪談に心を躍らせる少女。ちょっと風変わりな性格で、母に「お話してごすなさい」とねだるのが日課。家族や化け物に深い愛情を抱き、母の手作りのしじみ汁を一口すすると、つい声が漏れてしまうほど大好物。
髙石あかり
2002年生まれの女優・声優・モデル・タレント。
宮崎県出身。2014年に芸能界入りし、ダンス&ボーカルユニットでの活動を経て、2019年より俳優として本格始動。映画『ベイビーわるきゅーれ』シリーズで主演を務め、注目を集める。舞台『鬼滅の刃』では竈門禰豆子役としても活躍。2025年度後期NHK連続テレビ小説『ばけばけ』のヒロインに抜擢され、今後の活躍がますます期待されている若手女優。
松野トキ(少女期):福地美晴
松野家の愛情を一身に受けて育つ少女。父や母、祖父から日々たっぷりの「大好き」を注がれ、純粋な心で毎日を過ごす。明るく好奇心旺盛な性格で、家族との絆を大切にするトキの原点ともいえる存在。ドラマのはじまりに彩りを添える、無垢な笑顔が印象的。
福地美晴
2015年生まれの子役。
大阪府出身。2023年に上演されたミュージカル『SPY×FAMILY』のアーニャ役オーディションで、演技未経験ながら抜擢されて初舞台を踏む。その後、キューブに所属し、地元大阪の「ACTLABO OSAKA」で演技・歌・ダンスのレッスンを重ねる。2025年度後期のNHK連続テレビ小説『ばけばけ』では、初のテレビドラマ出演となる。今後の成長と活躍に大注目!
レフカダ・ヘブン:トミー・バストウ
異国の地・松江にやってきたギリシャ系アイルランド人の英語教師。幼い頃に家族に見放され、各地を転々としながら、ようやくたどり着いた日本で居場所を探す日々を送る。異文化との壁や孤独を抱えつつも、トキと出会い、怪談をきっかけに心を通わせていく。繊細さと知性を併せ持つ青年で、明治の時代を生きる「外から来た者」の視点で、日本社会に深く関わっていく存在となる。
トミー・バストウ
1991年生まれの俳優・ミュージシャン。
イングランド・サリー州出身。10代から俳優として活動を始め、映画『ジョージアの日記』や英ドラマ『SHOGUN 将軍』などに出演。バンド「FranKo」のリードボーカルとして音楽活動も展開。日本語を独学で学び、『ばけばけ』ヒロインの夫・ヘブン役に1767人の中から選ばれ、2025年度後期のNHK連続テレビ小説に出演。日本文化や映画への造詣も深く、今後の国際的な活躍が期待されている。
ばけばけキャスト一覧|家族編
松野司之介(まつの つかさのすけ):岡部たかし
トキの父。かつては松江藩の武士だったが、明治の世となり収入を絶たれ、生活は一変。時代の変化についていけず戸惑いながらも、大切な娘や家族のために必死で頑張る。不器用ながらも「かっこいい父」としてトキに見られたいという一心で奮闘する姿が、どこか憎めない。
岡部たかし
1972年生まれの俳優・ナレーター。
和歌山県出身。高校卒業後に建設会社勤務を経て、24歳で俳優を志し上京。劇団東京乾電池を経て、舞台や映像作品で幅広く活動を続ける。2022年『あなたのブツが、ここに』や『エルピス』、2023年『ブギウギ』など話題作に多数出演。2025年のNHK連続テレビ小説『ばけばけ』では松野司之介役として出演予定。演出も手がけるなど、深い演技力と存在感で注目を集めるバイプレイヤー。
松野フミ(まつの ふみ):池脇千鶴
トキの母で、出雲の名家に育ち、神話や霊の話に詳しい女性。娘のトキに物語を語って聞かせるのが日課で、その影響でトキも「お話」が大好きに。時代の波に揺れながらも家計を支える働き者で、家族を静かに支えながらも、娘の幸せを誰よりも強く願っている。
池脇千鶴
1981年生まれの女優。
鹿児島県生まれ・大阪府出身。1997年、「三井のリハウス」CMオーディションで第8代リハウスガールに選ばれデビュー。1999年に映画『大阪物語』で女優としても高く評価され、2001年にはNHK連続テレビ小説『ほんまもん』で主演。以降も『ジョゼと虎と魚たち』『そこのみにて光輝く』『半世界』など、骨太な作品で演技派女優として存在感を示す。
松野勘右衛門(まつの かんえもん):小日向文世
トキの祖父。かつての武士としての誇りを今も忘れず、髷を結い、剣の修練に励む“最後の侍”。世が変わっても「自分が国を守る」と信じて疑わず、剣の腕に自信を持っているが、孫のトキにはとにかく甘いという一面も。
小日向文世
1954年生まれの俳優。
北海道三笠市出身。劇団「オンシアター自由劇場」で長年舞台を中心に活動した後、映画『愛を乞うひと』やドラマ『HERO』への出演で注目を集める。以降、『コンフィデンスマンJP』『アウトレイジ』シリーズ、『マスカレード・ホテル』『祈りの幕が下りる時』など、映画・ドラマに多数出演。穏やかな人柄と確かな演技力で、多くの作品で存在感を示す名バイプレイヤー。
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ばけばけキャスト一覧|松江の人々編
山根銀二郎(やまね ぎんじろう):寛一郎
鳥取の貧しい武家に次男として生まれ、極度の困窮の中で育った青年。父の厳しい教えを受け、明治になってもなお武士道を貫いている。トキのお見合い相手として登場し、浄瑠璃や怪談をこよなく愛し、物語の世界に心を寄せる。礼儀正しく、物静かな中に芯の強さを持つ。
寛一郎
1996年生まれの俳優。
東京都世田谷区出身。俳優・佐藤浩市を父に、祖父に名優・三國連太郎を持つ。2017年に映画『心が叫びたがってるんだ。』で俳優デビューし、同年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』で高い評価を受け、第27回日本映画批評家大賞新人男優賞を受賞。映画『菊とギロチン』『君がまた走り出すとき』、ドラマ『グランメゾン東京』『ゴシップ』『鎌倉殿の13人』などに出演。
野津サワ(のつ さわ):円井わん
トキの親友で幼なじみ。かつて武士の家に生まれるも、生活は苦しく、家族の期待を背に立身出世を目指す。教師になる夢を抱きながら、自由奔放なトキをそばで支え、理解し、誰よりも自然体で接する存在。時代に翻弄されながらも、現実を直視して前を向こうとする強さを持つ。
円井わん
1998年生まれの女優。
大阪府出身。高校卒業後に上京し、映画『獣道』で女優デビュー。以降、『KONTORA-コントラ』での主演や『MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない』などで注目を集める。映像作品への出演にとどまらず、舞台やYouTubeドラマの企画・キャスティングまで手がけるなど、表現の幅を広げている。
なみ:さとうほなみ
貧しい農家に生まれ、八人兄弟の長女として家族を支えてきた。借金を抱えた一家を助けるために身を売り、遊郭で遊女として働く。苦しい境遇にあっても、明るく気丈な性格で周囲の人々に優しさを見せる。トキが引っ越してきたことをきっかけに、温かな交流が生まれる。
さとうほなみ
1989年生まれの女優・ドラマー。
東京都出身。バンド「ゲスの極み乙女。」のドラマー「ほな・いこか」として音楽活動を続ける傍ら、2017年から「さとうほなみ」名義で本格的に女優業を開始。ドラマ『黒革の手帖』『まんぷく』『鎌倉殿の13人』や、映画『彼女』『愛なのに』などに出演し、幅広い表現力を発揮。演技と音楽の両分野で注目される存在。
江藤(えとう):佐野史郎
島根県をより良くしようと尽力する情熱的な県知事。時代の進化を見据え、若者に英語教育の重要性を説き、外国人教師を招こうと奮闘する。地元を深く愛し、次世代のために島根の未来を切り拓こうと強い信念を持って動く。
佐野史郎
1955年生まれの俳優・映画監督・音楽家。
山梨県生まれ、島根県松江市出身。1975年に「シェイクスピア・シアター」に参加し舞台俳優として活動を開始。映画『夢みるように眠りたい』で主演を務め、1992年のドラマ『ずっとあなたが好きだった』で演じた「冬彦さん」役で大ブレイク。「知的で狂気をはらんだ」独自の演技スタイルで多数のドラマや映画に出演。音楽や文学にも造詣が深く、小泉八雲にまつわる朗読公演なども行う。
錦織友一(にしこおり ゆういち):吉沢亮
“松江一の秀才”として知られ、「大磐石」の異名を持つ英語教師。松江中学で教鞭を執りながら、外国から来た教師・ヘブンの公私にわたる世話役も務める。冷静沈着なようでいて、人知れず情熱を秘めており、トキとは思いがけない形で縁が生まれ、やがて深く関わっていくことになる。
吉沢亮
1994年生まれの俳優。
東京都出身。2009年のアミューズオーディションをきっかけに芸能界入りし、2011年の『仮面ライダーフォーゼ』で注目を集める。その後、『銀魂』や『キングダム』などの映画シリーズ、『なつぞら』『青天を衝け』などのNHK作品に出演し、2021年には大河ドラマで主演を務める。演技力に加え、端正なルックスでも支持を集め、数々の映画賞を受賞。
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ばけばけキャスト一覧|雨清水家の人々編
雨清水傳(うしみず でん):堤真一
松江藩でも一目置かれる名門武士で、学問にも武芸にも優れた人物。人望も厚く、町では知らぬ者のいない人格者。幼い頃から親戚のトキを気にかけており、時代に取り残された士族たちの支えとなるべく、積極的に手を差し伸べる。時代の流れに抗わず、武士から商人へと転身していく中でも、信念と優しさを失わない包容力の持ち主。
堤真一
1964年生まれの俳優・ナレーター・声優。
兵庫県西宮市出身。ジャパンアクションクラブ(JAC)出身で、舞台俳優としてキャリアを積んだ後、ドラマ『ピュア』『やまとなでしこ』で一躍人気俳優に。『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズや『容疑者Xの献身』『孤高のメス』など数多くの映画・ドラマで重厚な役を演じ、演技派として地位を確立。大河ドラマにも多数出演。
雨清水三之丞(うしみず さんのじょう):板垣李光人
雨清水家の三男で、トキより2歳年下。長男が家を継ぐため、自分の役目を見出せず、居場所のない日々を過ごしている。家にいることを避けるように、トキたちのもとに入り浸り、時には仕事場で手伝うことも。時代の変化に心を揺らしながらも、自分なりの生き方を模索していく、繊細で少し風変わりな若者。
板垣李光人
2002年生まれの俳優。
山梨県出身。2歳からモデルとして活動を始め、小学5年でスターダストプロモーションに所属。映画『約束のネバーランド』『陰陽師0』、ドラマ『silent』『どうする家康』『マルス -ゼロの革命-』など話題作に多数出演。中性的な魅力と繊細な演技で支持を集める。
雨清水タエ(うしみず たえ):北川景子
松江で名門中の名門とされる家に生まれ、多くの奉公人に囲まれながら育った上流階級の女性。高い教養と威厳を持ち、気品と厳しさを兼ね備えた存在。時代の移り変わりに戸惑いながらも、武士の娘としての誇りを捨てず、親戚のトキにも礼儀作法や茶の湯など、武家の作法を厳しく教え込む。時代の波と信念のはざまで揺れる、芯のある女性。
北川景子
1986年生まれの女優。
兵庫県神戸市出身。2003年に『美少女戦士セーラームーン』で女優デビュー。以後、『謎解きはディナーのあとで』『家売るオンナ』『リコカツ』など数多くの話題作で主演・ヒロインを務める。映画『スマホを落としただけなのに』『ファーストラヴ』などでも印象的な演技を披露。確かな演技力と美貌で長年にわたり第一線を走り続けている。
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ばけばけキャスト一覧|その他の人々編
イライザ・ベルズランド:シャーロット・ケイト・フォックス
アメリカで活躍するジャーナリストで、ヘブンの新聞社の同僚。知性と行動力を兼ね備え、世界を飛び回るキャリアウーマンとして周囲から一目置かれる存在。日本行きを迷うヘブンの背中を押すきっかけを作る。彼女の言葉が、物語の運命を大きく動かすことに。
シャーロット・ケイト・フォックス
1985年生まれの女優・歌手。
アメリカ・ニューメキシコ州出身。2014年、NHK連続テレビ小説『マッサン』で日本の朝ドラ史上初となる外国人ヒロイン・エリー役に抜擢され、一躍話題に。その後も『OUR HOUSE』『名探偵キャサリン』『いだてん』など数々の日本のテレビドラマや舞台に出演。演技力と愛嬌を兼ね備え、「シャロやん」の愛称で親しまれる。
