2027年放送のNHK大河ドラマ「逆賊の幕臣」は、幕末の幕臣・小栗忠順(おぐり・ただまさ)を主人公に、勝者ではなく敗者の視点から幕末史を描く意欲作です。
主演は松坂桃李さん。
将軍から忠順を支える幼なじみまで、豪華なキャストが続々と発表されています。
この記事では、『逆賊の幕臣』のキャストを一覧にして詳しくご紹介します。
2027年大河ドラマ「逆賊の幕臣」のキャスト【主人公】
まずは、物語の中心となる主人公から見ていきましょう。
小栗忠順(小栗上野介忠順):松坂桃李
日本初の遣米使節団に目付として加わり、通貨交換をめぐる米政府との交渉で辣腕をふるった。
帰国後は横須賀製鉄所の建設など日本の近代化を主導するが、大政奉還後に「逆賊」の汚名を着せられ、非業の死を遂げる。
松坂桃李
1988年生まれ、神奈川県茅ヶ崎市出身の俳優。2009年『侍戦隊シンケンジャー』のシンケンレッド役でデビュー。『孤狼の血』『新聞記者』で日本アカデミー賞の主演・助演男優賞を受賞している。2020年に女優の戸田恵梨香さんと結婚。
「逆賊の幕臣」のキャスト一覧【家族編】
小栗忠順を語るうえで欠かせないのが、忠順を育て、支えた家族です。
ここでは両親と妻を紹介します。
小栗忠高(忠順の父):北村有起哉
名門・小栗家に婿養子として入った旗本。
通称「又一」を継いで新潟奉行などを務めるが、47歳で病没した。
息子の忠順を儒学者のもとへ入門させ、厳格に育て上げた。
北村有起哉
1974年生まれ、東京都出身の俳優。俳優・北村和夫さんを父に持つ。1998年『カンゾー先生』でデビューし、大河『義経』『西郷どん』、朝ドラ『わろてんか』『エール』『おむすび』など出演作多数。
くに(忠順の母):鈴木京香
小栗忠高の妻で、忠順の母にあたる人物。
夫を陰で支えるだけでなく、エネルギッシュに家を切り盛りする存在だった。
幕府崩壊後は忠順の指示を受け、家族を連れて上野を脱出し、会津を経て静岡へ移り住む。
鈴木京香
1968年生まれ、宮城県出身の女優。朝ドラ『君の名は』のヒロインを務め、『グランメゾン東京』などで活躍。日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞している。
みち(忠順の妻):上白石萌音
小栗忠順の妻。
鋭い観察眼で、夫が進むべき道をそっと照らす存在として描かれる。
上白石萌音
1998年生まれ、鹿児島県出身の女優。2011年大河『江〜姫たちの戦国〜』でデビュー。朝ドラ『カムカムエヴリバディ』の初代ヒロインを演じたほか、歌手としても活動している。
「逆賊の幕臣」のキャスト一覧【将軍編】
物語の舞台となる江戸城には、三代にわたる徳川将軍が登場します。
それぞれ個性の異なる将軍たちを見ていきましょう。
徳川家慶(12代将軍):宅麻伸
天保の改革を主導した江戸幕府12代将軍。
温厚な人柄から「そうせい様」と陰口をたたかれる一方、若手の阿部正弘を老中首座に抜擢する大胆さも見せた。
宅麻伸
1956年生まれ、岡山県出身の俳優。1979年『新・七人の刑事』でデビュー。『課長島耕作』など幅広い役柄で知られ、今回で大河ドラマ出演8作目となる。
徳川家定(13代将軍):ふかわりょう
13代将軍。
病弱で内向的な性格から「将軍の器にあらず」と噂されるが、後継争いのなか、井伊直弼を大老に任命する。
ふかわりょう
1974年生まれ、神奈川県出身。1994年デビュー。独特のシュールな一言ネタで人気を博し、近年はドラマ出演も増えている。今回が大河ドラマ初出演。
徳川家茂(14代将軍):神尾楓珠
13歳で就任した14代将軍。
和宮との政略結婚ののち、229年ぶりとなる将軍上洛を行い、京都で身動きの取れない状態に陥る。
神尾楓珠
1999年生まれ、東京都出身の俳優。2015年デビュー。『左ききのエレン』で連続ドラマ初主演を務めた。今回が大河ドラマ初出演。
「逆賊の幕臣」のキャスト一覧【幕臣・大名編】
将軍を支える老中や奉行、大名たちも、物語を動かす重要な役どころです。
忠順のライバルや盟友、幼なじみたちを紹介します。
勝海舟:大沢たかお
小栗忠順の好敵手。
咸臨丸で太平洋を渡って渡米し、戊辰戦争では西郷隆盛と直談判のうえ、江戸城無血開城を実現させた。
大沢たかお
東京都出身の俳優。ドラマ『JIN-仁-』などで人気を集め、映画『キングダム』シリーズの王齮役で日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞している。
阿部正弘(老中首座):岩田剛典
27歳の若さで老中首座に就いた備後福山藩主。
島津斉彬や徳川斉昭ら有力者と連携し、ペリー来航という国難に立ち向かう。
岩田剛典
1989年生まれ、愛知県出身。三代目 J SOUL BROTHERSとしてデビューし、映画『植物図鑑』で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した。今回が大河ドラマ初出演。
井伊直弼(大老):岡部たかし
開国を断行した近江彦根藩の藩主。
反対勢力を弾圧した「安政の大獄」の反動を受け、桜田門外の変で暗殺される。
岡部たかし
1972年生まれ、和歌山県出身の俳優。大河『真田丸』『青天を衝け』、朝ドラ『虎に翼』『ブギウギ』など、話題作への出演が続いている。
鳥居耀蔵(南町奉行):北村一輝
南町奉行として厳しい取り締まりを行い、「妖怪」と恐れられた人物。
西洋思想を警戒し、開明派の学者たちを敵視する。
北村一輝
1969年生まれ、大阪府出身の俳優。大河ドラマ出演は今回で4作目。朝ドラ『スカーレット』『風、薫る』にも出演している。
徳川斉昭(水戸藩主):柄本明
「烈公」の異名を持つ水戸藩9代藩主。
攘夷を強く主張し、開国派の井伊直弼と対立して立場を追われる。
柄本明
1948年生まれ、東京都出身の俳優。劇団東京乾電池の座長を務める。映画『カンゾー先生』で日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞している。
小栗忠順の周囲には、将軍や大名だけでなく、身近で支え合う盟友や幼なじみたちもいます。
続いて紹介します。
栗本鋤雲(忠順の盟友):青木崇高
忠順とともに横須賀製鉄所の建設を進めた盟友。
幕府滅亡後は仕官を拒んで隠遁し、のちにジャーナリストへ転身する。
青木崇高
1980年生まれ、大阪府出身の俳優。大河ドラマ出演は今回で5作目。『ゴジラ-1.0』など国内外の話題作に出演している。
安積艮斎(忠順の師):中村雅俊
小栗忠順の師にあたる儒学者。
2000人を超える門人を育て、吉田松陰や高杉晋作らも教えを受けたとされる。
中村雅俊
1951年生まれ、宮城県女川町出身。1974年『われら青春!』の主演でデビューし、挿入歌「ふれあい」が大ヒット。歌手としても精力的に活動している。
駒井朝温(忠順の幼なじみ):高橋光臣
忠順より3歳年上の幼なじみ。
忠順より先に目付へ昇進し、上司として支える立場になる。
高橋光臣
1982年生まれ、大阪府出身の俳優。2006年『轟轟戦隊ボウケンジャー』で初主演。朝ドラ『梅ちゃん先生』にも出演している。
滝川具挙(忠順の幼なじみ):宮野真守
小栗家の隣家で育った幼なじみ。
外国奉行などを経て大目付まで出世し、幕府への忠誠を貫く武断派として動く。
宮野真守
1983年生まれ、埼玉県出身。声優として『DEATH NOTE』夜神月役などで知られ、歌手・俳優としても活躍する。今回が大河ドラマ初出演。
三野村利左衛門:荒川良々
小栗家の奉公人から身を起こした人物。
のちに三井組の大番頭にまで上り詰め、忠順の財政政策を民間の立場から支える。
荒川良々
1974年生まれ、佐賀県小城市出身の俳優。劇団「大人計画」に所属。朝ドラ『あまちゃん』や映画『ピンポン』などに出演している。
朝比奈昌広(将軍近侍):芝大輔
将軍の近侍を務めた幕臣。
長崎奉行や外国奉行などの要職を歴任し、維新後は名を改めて新政府の司法官として活躍する。
芝大輔
お笑いコンビ・モグライダーのツッコミ担当。愛媛県松野町出身。2021年の「M-1グランプリ」で決勝に初進出し、トップバッターとして歴代最高得点を記録した。
まとめ
以上、2027年大河ドラマ「逆賊の幕臣」のキャストについてご紹介しました。
主演の松坂桃李さんをはじめ、大沢たかおさん、鈴木京香さん、上白石萌音さんら実力派俳優と、大河ドラマ初出演となる神尾楓珠さんや岩田剛典さん、宮野真守さんら注目の顔ぶれがそろいました。
「逆賊」と呼ばれた小栗忠順の生涯が、豪華キャストによってどのように描かれるのか、放送が楽しみですね。
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